【2023年最新】米澤穂信の小説のおすすめ人気ランキング20選

毎日出版文化賞,受賞作品,おすすめ,まとめ 小説
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米澤稲信さんは、青春ミステリーの代名詞と言われる「氷菓」からミステリーランキング三冠作品である本格ミステリー「満願」まで様々なジャンルのミステリーを世に送り出してきました。青春ミステリーや本格ミステリー、イヤミスの名手とも知られています。日本を代表するミステリー作家米澤稲信さんのおすすめ作品と小説の選び方について紹介していきます。

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おすすめの小説家米澤穂信とは 

米澤穂信,おすすめ

米澤稲信さんは「氷菓」でライトノベルの文学賞を受賞し、デビューを果たしました。ライトノベルの文学賞出ということもあり、初期作品はデビュー作の「氷菓」をはじめとする古典部シリーズや小市民シリーズなど登場人物が魅力的な青春ミステリーを中心に執筆しています。最近では本格ミステリーやイヤミスを中心に書いており作風を変えています。「満願」ではイヤミスの最高峰としてミステリーランキング三冠に輝いています。幅広いミステリージャンルで活躍する現在ミステリー作家を代表する一人と言えるでしょう。

2023年最新の米澤稲信の小説

『黒牢城』

~内容~

史上初、四大ミステリランキング完全制覇! 第12回山田風太郎賞受賞!!

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。

(Amazonより)

価格 1760円
ジャンル ミステリー小説
著者 米澤稲信
ページ数 448ページ

米澤穂信の小説のおすすめ人気比較ランキング

20位:秋期限定栗きんとん事件


~内容~

あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…シリーズ第三弾。

(「BOOK」データベースより)

価格 638円
ジャンル ミステリー小説
出版社 東京創元社
著者 米澤 穂信
ページ数 254ページ
口コミ
口コミ

“小鳩くんと小佐内さんは、前作の”夏季限定トロピカルパフェ事件”の最後でもったいなくもペアを解消しましたので、本作はそれぞれが新しいパートナーを見つけるところから始まります。上巻の中ほどは、話の密度が薄くスカスカした感じがして、うーん、これはヤッパリ夏季限定の方が面白かったか、などと思いましたが、下巻の中ほどからは、その分を取り戻すように快調になり、終わりで夏季限定を逆転してしまいました。今回の事件は放火です。犯人は、多分この人かなというのは、物語の半分くらいで感じとれてしまいますので、興味は小佐内さんの関わりがどうなっているかに向きます。放火は罪が重いので、ちょっと心配になりました。
小鳩くんがいつものように切れ味鋭い頭脳で謎を解くのが物語の主題で、もちろん面白いのですが、このシリーズの魅力は小佐内さんのキャラクターであり、彼女と小鳩くんとの掛け合いです。本作でもあることはあるのですが、何しろそれぞれ別のパートナーを得るところから始まりますので、それは終わりの方になり分量も少なめで、ちょっと欲求不満が残ってしまいました。この上は、米澤先生!、是非、第4作を。
amazon.co.jpより

19位:本と鍵の季節


~内容~

堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが…。図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。

(「BOOK」データベースより)

価格 1540円
ジャンル 短編集
出版社 集英社
著者 米澤 穂信
ページ数 304ページ
口コミ
口コミ

“高二男子図書委員2人の謎解き6編。1編目からほろ苦い結末なので、この2人のシリーズ化は無いかもね。語り手はごく普通の高校生に思えるが、相方の方は語り手から見た情報だけなのでちょっと不穏。
どこまで明確にしてどこを曖昧にするかの塩梅が良かった。書下ろし「友よ知るなかれ」のラストからすると二人の関係がどうなるのか続きが読みたい。学園ミステリーならもう少し明るいラノベ系の方が読後感は良いけどね。
amazon.co.jpより

18位:クドリャフカの順番


~内容~

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。大人気“古典部”シリーズ第3弾。

(「BOOK」データベースより)

価格 704円
ジャンル ミステリー小説
出版社 KADOKAWA
著者 米澤 穂信
ページ数 400ページ
口コミ
口コミ

“細かいことを気にする人にはいまいちかもしれないが、私のように大雑把な性格なら一気に読ませる構成と設定に文句なしの高評価を差し上げますね。苦情があるとすれば、このシリーズがすんなりタイトルでは分かりにくいのと、いまさら翼といわれてもで、説明が付く折木の性格の成り立ち部分はもっと早く、たとえば愚者のエンドロールか、このクドリャフカの順番あたりで挿話しておいてほしかったのと、いまさら翼が文庫になるまでが遅すぎるのが困ります。
まあ、この本の評価とは違うことを言ってごめんなさい。(シリーズ5冊すべて読みましたがすべて☆5つです)
amazon.co.jpより

17位:犬はどこだ


~内容~

開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

(「BOOK」データベースより)

価格 814円
ジャンル ミステリー小説
出版社 東京創元社
著者 米澤 穂信
ページ数 365ページ
口コミ
口コミ

“犬探し専門の探偵を始めようとしたら、最初に受けた依頼は人探し。でも、後半に入るにつれストーリーが加速して、最後はタイトルからは考えられない展開へ。さすがです、文句なく楽しめる一冊であり、続編読みたくなります。
amazon.co.jpより

16位:遠まわりする雛


~内容~

省エネをモットーとする折木奉太郎は“古典部”部員・千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加する。十二単をまとった「生き雛」が町を練り歩くという祭りだが、連絡の手違いで開催が危ぶまれる事態に。千反田の機転で祭事は無事に執り行われたが、その「手違い」が気になる彼女は奉太郎とともに真相を推理する―。あざやかな謎と春に揺れる心がまぶしい表題作ほか“古典部”を過ぎゆく1年を描いた全7編。

(「BOOK」データベースより)

価格 692円
ジャンル 短編集
出版社 角川書店
著者 米澤 穂信
ページ数 410ページ
口コミ
口コミ

“氷菓シリーズ(今のところ)唯一の短編集。 本題にもなっている「遠まわりする雛」は、氷菓シリーズで私が一番好きな作品です。 主要キャラクターに関する描写も多く、何度読んでも楽しめます。
amazon.co.jpより

15位:夏期限定トロピカルパフェ事件


~内容~

小市民たるもの、日々を平穏に過ごす生活態度を獲得せんと希求し、それを妨げる事々に対しては断固として回避の立場を取るべし。賢しらに名探偵を気取るなどもってのほか。諦念と儀礼的無関心を心の中で育んで、そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を!そんな高校二年生・小鳩君の、この夏の運命を左右するのは“小佐内スイーツセレクション・夏”!?待望のシリーズ第二弾。

(「BOOK」データベースより)

価格 628円
ジャンル ミステリー小説
出版社 東京創元社
著者 米澤 穂信
ページ数 248ページ
口コミ
口コミ

“小市民シリーズの2作目.作者お得意の日常の謎を重ねながら,大きな事件に迫っていく手法は健在で一つ一つの謎はよくできているし,ラストの真相は大掛かりである.伏線もよくできていて,戦略とアクシデントがからみあって大きなどんでん返しが待っている.ミステリーとしてのできはなかなかよい.
結末では小鳩くんと小山内さんの関係にも変化が生じる.小市民を目指す互恵関係の行く末は?続きを読みたくなる結末だ.
amazon.co.jpより

14位:王とサーカス


~内容~

海外旅行特集の仕事を受け、太刀洗万智はネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王殺害事件が勃発する。太刀洗は早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…2001年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクション、米澤ミステリの記念碑的傑作。『このミステリーがすごい!2016年版』(宝島社)“週刊文春”2015年ミステリーベスト10(文藝春秋)「ミステリが読みたい!2016年版」(早川書房)第1位。

(「BOOK」データベースより)

価格 946円
ジャンル ミステリー小説
出版社 東京創元社
著者 米澤 穂信
ページ数 472ページ
口コミ
口コミ

“スピード感ある展開で引き込まれる作品。優しさと厳しさが交差する世界に引き込まれます。それらを支えるのは著者が使う日本語の素晴らしさ。シンプルかつ繊細な描写は著者の才能だと思いました。”amazon.co.jpより

13位:ふたりの距離の概算


~内容~

春を迎え高校2年生となった奉太郎たちの“古典部”に新入生・大日向友子が仮入部する。千反田えるたちともすぐに馴染んだ大日向だが、ある日、謎の言葉を残し、入部はしないと告げる。部室での千反田との会話が原因のようだが、奉太郎は納得できない。あいつは他人を傷つけるような性格ではない―。奉太郎は、入部締め切り日に開催されたマラソン大会を走りながら、心変わりの真相を推理する!“古典部”シリーズ第5弾。

(「BOOK」データベースより)

価格 607円
ジャンル ミステリー小説
出版社 角川書店
著者 米澤 穂信
ページ数 287ページ
口コミ
口コミ

“ライトノベル要素がより薄くなり、一般文芸のジャンルに馴染んだ作品。時間軸、そしてストーリー全体に深く関わる新しい登場人物を繊細に描いた仕上がりとなっています。
個人的には以前までの古典部シリーズも好きでしたが、今作のような一般文芸を読んだ感覚に近い作品も好きです。刊行ペースに長い期間があくので、書き方が変わるのはその影響なのかもしれません。第一作からかなり時間が経過しました。できれば前作までを読み、登場人物の個性を把握した上で本作を読むことをお勧めします。
amazon.co.jpより

12位:いまさら翼といわれても


~内容~

「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた“古典部”部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田はいま、どんな思いでどこにいるのか―会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、謎解きを通し“古典部”メンバーの新たな一面に出会う全6編。シリーズ第6弾!

(「BOOK」データベースより)

価格 748円
ジャンル ミステリー小説
出版社 KADOKAWA
著者 米澤 穂信
ページ数 384ページ
口コミ
口コミ

“千反田えると折木の物語だと思えた。特に表題作は、彼女の心の叫びが伝わってくるようで、胸が痛くなった。対照的に見えるこの二人、実は、同じ様なセンシティヴで傷付きやすい心を持っているのだろう。米澤穂信の原点はこの古典部シリーズだと思う。「日常の謎」というテーマは、季節限定シリーズでもそうだが、些末な事件に思えて馬鹿馬鹿しいと思う人も多いだろうし、退屈にも感じるかもしれない。登場人物への思い入れも影響している。そういう意味では、あまり、このシリーズに馴染みのない人は、いきなりこの作品を読まずに、まず、今までの一連の作品から入った方が素直に入っていくような気がする。たとえが大きくなりがちだが、クイーン四部作は最初から読んだ方がいい。それと同じだとはさすがに言えないが、シリーズものにはそういう側面があると思う。
amazon.co.jpより

11位:追想五断章


~内容~

大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光は、ある女性から、死んだ父親が書いた五つの「結末のない物語」を探して欲しい、という依頼を受ける。調査を進めるうちに、故人が20年以上前の未解決事件「アントワープの銃声」の容疑者だったことがわかり―。五つの物語に秘められた真実とは?青春去りし後の人間の光と陰を描き出す、米澤穂信の新境地。精緻きわまる大人の本格ミステリ。

(「BOOK」データベースより)

価格 545円
ジャンル ミステリー小説
出版社 集英社
著者 米澤 穂信
ページ数 296ページ
口コミ
口コミ

“この小説は、「リドルストーリー」という、あえて結末が描かれていないというスタイルの物語がテーマとなったミステリーです。
私は元々、結末をはっきりさせて「そう言う事だったのか!」という驚きが得られそうな小説ばかり選んで読んでおり、リドルストーリーについての造詣は深くないです。しかしこの物語はリドルストーリーの楽しさを盛り込みつつ、ラストでは「そういう事か!」とパズルがハマる快感も同時に味わえる構成でした。
謎解きについては、確かにやや荒いと感じる面も無くはないですが、それゆえに、勘の良い人ならば途中で真相が推理できると思います。ミステリーの謎解きを読む前の自分の予想が当たるの嬉しくないですか?因みに私は勘が鈍いので毎回当たった事はなく、今回も見事に引っかかりました。
私の様に、この小説をきっかけにリドルストーリーに興味を持ったら是非、芥川龍之介の「藪の中」を読んでみてください。結局どういう事なの?!?!とモヤモヤする事請け合いです。追想五断章に結末があって本当に良かった。
長文失礼しました。
amazon.co.jpより

10位:ボトルネック


~内容~

亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。

(「BOOK」データベースより)

価格 605円
ジャンル ミステリー小説
出版社 新潮社
著者 米澤 穂信
ページ数 312ページ
口コミ
口コミ

“文庫本で購入し、勢い余ってkindleでも購入した小説です。
他の方のレビューにもありますが明るい話ではありません。ストーリーだけ取ってみると暗い青春小説ですが、一人称というより独白に近い、どこか共感できる語り口や所々に散りばめられたユーモア、冒頭から見え隠れする不穏さを名探偵さながらな「姉」が〈間違い探し〉として「日常の謎」を解き明かしていく内に隠されていた事故死の〈犯人〉を暴くという、良い意味で軽めな文体とミステリー小説がもつカタルシスに惹きつけられ最後まで一気に読んでしまいました。もっとも謎が解かれてゆくたびに主人公の「ぼく」は傷つき追い込まれていくのですが……。
「ぼく」の最後は暗示されていますが答えは読者に委ねられています。採った選択によっては救いのない結末へとなってしまうのですが、読後感は不思議と悪くありません。
学校が嫌いでどこか息苦しい、それでも本やゲームを糧にしてきた人にとっては非常に魅力的な小説だと思います。
amazon.co.jpより

9位:春期限定いちごタルト事件


~内容~

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を掴み取ることができるのか?新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。

(「BOOK」データベースより)

価格 638円
ジャンル ミステリー小説
出版社 東京創元社
著者 米澤 穂信
ページ数 251ページ
口コミ
口コミ

“この本を手に取ったのはこの本を書いた作者が氷菓で有名な方である以上に「スイーツを題材にした作品」として紹介されているウェブサイトをみたのがきっかけでした。結果は、「スイーツ全く関係ないな!」でした。小山内さんはスイーツが大好きだけどこれはゲーム好きでも本好きでも、それこそ骨董品好きでも理解されるし、キャラクターとして成り立っている部分がとても残念でした。
ですが、本の内容は大変面白い「日常系ミステリー」だったので評価は最高にしています。これから、作品を紹介したウェブサイトの評判を下げてきます。短い文ですが、参考になれば幸いです。
amazon.co.jpより

8位:満願


~内容~

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、全六篇を収録。史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。山本周五郎賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

価格 781円
ジャンル 短編集
出版社 新潮社
著者 米澤 穂信
ページ数 422ページ
口コミ
口コミ

“何年も前にミステリ関連のランキングで既に高評価を得ている本に対して、今更ですが、粒ぞろいの作品が詰まった短編集でした。やはり、以前から思っていたように当代一の技巧派作家である米澤氏の魅力が遺憾なく発揮されているのではないでしょうか。
それぞれが独立した作品だからか、各作品異なるアプローチで書かれており、ミステリ短編の書き方のお手本集のようです。ただ後知恵でいえば、オチはこうなるだろうなという予測が出来てしまう作品もちらほらありました。ホラー風味が強くなりますが、「儚い羊たちの祝宴」のほうが同じ短編集でも、読者の予想の一歩も二歩も先を行く、オチを堪能できると思います。
amazon.co.jpより

7位:折れた竜骨


~内容~

ロンドンから出帆し、北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナは、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。いま最も注目を集める俊英が渾身の力で放ち絶賛を浴びた、魔術と剣と謎解きの巨編!第64回日本推理作家協会賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

価格 682円
ジャンル ミステリー小説
出版社 東京創元社
著者 米澤 穂信
ページ数 290ページ
口コミ
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“推理小説としては夢とロマンがあり物語に引き込まれました。下巻まで読むと、最後の謎解きでちょっとしたどんでん返しがあって「そうだったの?」って感じになります。読後感もすっきりしてて、主人公を応援したい気持ちが高まった所で終わります。お薦めです。”amazon.co.jpより

6位:インシテミル


~内容~

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。

(「BOOK」データベースより)

価格 858円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文藝春秋
著者 米澤 穂信
ページ数 528ページ
口コミ
口コミ

“名作「そして誰もいなくなった」を初めとする先行作品を元に、実際の作中に有名作品を散りばめたミステリ好きな人に向けた作品。ほとんど読んだ事があれば当然面白く、露骨なまでにミステリに淫してみた内容に拍手喝采。そうでない人に受けるかどうかはわからない。
ともあれ作者がミステリ大好き人間である事は良くわかった。強引な設定で、こんなの誰も本気にせず何事もなく終わればいいじゃん、と思ってしまうが、それから本来無関係で殺意を抱く筈のない人間同士が殺し会ってしまう心理的ミステリ。それでも、どうしても「なぜ殺し合うのか」と言う根本的な疑問には答えられていないと思うのだけど、これだけテクニカルに伏線を貼り廻らせた作者に敬意を表して、絶賛しておきたい。それこそ正しくミステリに「淫する」事に他ならないと思うのだ。
amazon.co.jpより

5位:追想五断章


~内容~

大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光は、ある女性から、死んだ父親が書いた五つの「結末のない物語」を探して欲しい、という依頼を受ける。調査を進めるうちに、故人が20年以上前の未解決事件「アントワープの銃声」の容疑者だったことがわかり―。五つの物語に秘められた真実とは?青春去りし後の人間の光と陰を描き出す、米澤穂信の新境地。精緻きわまる大人の本格ミステリ。

(「BOOK」データベースより)

価格 545円
ジャンル ミステリー小説
出版社 集英社
著者 米澤 穂信
ページ数 296ページ
口コミ
口コミ

“この小説は、「リドルストーリー」という、あえて結末が描かれていないというスタイルの物語がテーマとなったミステリーです。
私は元々、結末をはっきりさせて「そう言う事だったのか!」という驚きが得られそうな小説ばかり選んで読んでおり、リドルストーリーについての造詣は深くないです。しかしこの物語はリドルストーリーの楽しさを盛り込みつつ、ラストでは「そういう事か!」とパズルがハマる快感も同時に味わえる構成でした。謎解きについては、確かにやや荒いと感じる面も無くはないですが、それゆえに、勘の良い人ならば途中で真相が推理できると思います。ミステリーの謎解きを読む前の自分の予想が当たるの嬉しくないですか?因みに私は勘が鈍いので毎回当たった事はなく、今回も見事に引っかかりました。
私の様に、この小説をきっかけにリドルストーリーに興味を持ったら是非、芥川龍之介の「藪の中」を読んでみてください。結局どういう事なの?!?!とモヤモヤする事請け合いです。追想五断章に結末があって本当に良かった。
長文失礼しました。
amazon.co.jpより

4位:さよなら妖精


~内容~

雨宿りをする彼女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。初期の大きな、そして力強い一歩となった、鮮やかなボーイ・ミーツ・ガール・ミステリをふたたび。書き下ろし短編「花冠の日」巻末収録。

(「BOOK」データベースより)

価格 817円
ジャンル ミステリー小説
出版社 東京創元社
著者 米澤 穂信
ページ数 326ページ
口コミ
口コミ

“この小説では終盤になるまでは、外国からきたマーヤという人と、主人公たちが日常的な謎を解いていくみたいな感じでした。ここで、退屈になる人もいるかと思いますが、物語の終盤はいままでの謎に思っていたことが、ジグゾーパズルを揃えるように1つずつ当てはまり、とてもスッキリしました。しかし、謎が解けたことだけがこの作品では無く、主人公の守屋がマーヤと出会って変わっていく心の変化に注目して読んでもらえたら、深く考えさせられるのではないかと思いました。こんな素晴らしい小説に出会えたことがとても嬉しいです。”amazon.co.jpより

3位:儚い羊たちの祝宴


~内容~

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。

(「BOOK」データベースより)

価格 649円
ジャンル ミステリー小説
出版社 新潮社
著者 米澤 穂信
ページ数 329ページ
口コミ
口コミ

“単純に面白かった。すごく捻ったトリックもないし、爽快なオチでもないんだけど、でも不思議と、いいもの読んだなあ、という満足感だけが残る作品でした。
流れの紡ぎ方や雰囲気の作り方など、色々と上手いのだと思います。お値段以上の価値は、間違いなくあります。
amazon.co.jpより

2位:Iの悲劇


~内容~

一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に解決するのはいつも―。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!そして静かに待ち受ける「衝撃」。これこそ、本当に読みたかった連作短篇集だ。

(「BOOK」データベースより)

価格 1680円
ジャンル 短編集
出版社 文藝春秋
著者 米澤 穂信
ページ数 343ページ
口コミ
口コミ

“序盤は単純に万願寺と観山のやりとりが地味に面白いなあとか思って読んでいました。それが読み進めるにつれて、なんとなくオチが見えてきて、終盤には確信に変わり、そしてあの終章。非常に秀逸な構成だと思います。最終的に苦いものが残る点は著者の他の作品と共通ですが、個人的に本作が素晴らしいと思ったのは、地方行政に携わる公務員のままならなさがよく表現されていたところです。どれだけ大層なお題目を掲げたところで、日本の地方自治はもはや自治体レベルでどうこうするのは難しいということ、現場の職員がいかに無力な存在であるのかということがよく伝わってきます。
唯一残念だった点を挙げるとすれば、地方に対する諦念のようなものが感じられてしまったところでしょうか。個人的には、本作は著者の作品の中でも特に秀逸な部類に入るのではないかと思っています。もし続きを書かれることがあるのなら、万願寺が今後どこへ進んでいくのか、非常に気になる所です。自信を持っておすすめできる一冊です。
amazon.co.jpより

1位:氷菓


~内容~

いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

価格 572円
ジャンル ミステリー小説
出版社 KADOKAWA
著者 米澤 穂信
ページ数 224ページ
口コミ
口コミ

“氷菓はアニメから入りました。もともと文字を読むのが凄く苦手で、小説を読む時はなんども反芻してようやくなんとか理解できるような感じでした。そんな苦しい読み方をしていたので小説を読んでも、ちっとも楽しくありまそんでした。
この小説は初めからストーリーを分かっているからか、そんなり頭に入ってきました。文章自体もほかの小説と比べて読みやすかったです。内容ですが、アニメには描かれていなかった描写もちょくちょくあって、楽しめました。買って良かったです。”amazon.co.jpより

米澤穂信の小説のおすすめの選び方

ジャンルで選ぶ

本格ミステリー 

米澤穂信さんの初期作品は青春ミステリーを主に執筆していましたが、「さよなら妖精」が「このミステリーがすごい」で注目を集めたのを境に本格ミステリーを書き始めています。心理戦と謎解きを融合させたデスゲームものや後味の悪い嫌なミステリーの略称である「イヤミス」も発表しています。一風変わったファンタジーをベースにしたミステリーなども執筆しています。米澤稲信さんの本格ミステリーは幅広い分野で人気を集めています。

【2023年最新】ミステリー小説のおすすめランキング50選
【最新版】ミステリー小説(推理小説) のおすすめ人気比較ランキングトップ50です。各ミステリー小説(推理小説) のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめのミステリー小説(推理小説) をあなたにお届けします。

青春ミステリー 

米澤穂信さんといえば青春ミステリーを思い浮かべる方も多いでしょう。米澤稲信さんの青春ミステリーは日常の謎を解決するミステリーで殺人事件が起きないのが特徴です。デビュー作である「氷菓」はライトノベルのい賞である角川学園小説賞を受賞した作品です。ライトノベルでは珍しくない分野ですが、ライトノベルに縁のない方は馴染みのない分野と言えるでしょう。米澤稲信さんの青春ミステリーは意外性に満ちた結末に驚かされ、魅力的な登場人物が魅力的です。ライトノベルの好きな方や一風変わったミステリーを読みたい方、青春小説とミステリー小説を両方味わいたい方におすすめのジャンルです。

【2023年最新】青春小説のおすすめ人気比較ランキング30選
【最新版】青春小説のおすすめ人気比較ランキングトップ30です。各青春小説のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめの青春小説をあなたにお届けします。

イヤミス 

米澤稲信さんの作品は青春ミステリー小説のような一見爽やかな作品でもイヤミスの匂いを漂わせるような結末が待ち構えています。本格的なミステリーになるとよりイヤミスの要素が強まっています。また、SFファンタジーの世界を舞台にしたイヤミスも執筆しています。米澤稲信さんのイヤミスの要素の強い作品は人間の本性や欲望を赤裸々に描いているのが特徴です。

暗黒ミステリー 

イヤミスの得意な米澤稲信さんは暗黒ミステリーと呼ばれるダークな作品も書いています。暗黒ミステリーは心にのしかかるような重苦しい作品でもありますが、同時にブラックユーモアがちりばめられているのも特徴です。暗い雰囲気が好きな方やブラックユーモアが好きな方は特におすすめの分野です。

ファンタジー小説 

米澤穂信さんのファンタジーの特徴はファンタジーとミステリーを組み合わせている事が特徴です。テレビゲームのロールプレイングゲームのような騎士が魔法がでてくるような舞台に、事件を推理していく話です。テレビゲームの好きな方や非現実的な話が好きな方は特におすすめの作品ジャンルです。

【2023年最新】ファンタジー小説のおすすめランキング50選
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シリーズで選ぶ

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古典部シリーズ 

デビュー作の「氷菓」から始まった古典部シリーズは米澤稲信さんの青春ミステリーの代表的なシリーズです。古典部シリーズは魅力的な登場人物が日常でおこり謎を解決していくミステリーです。普通のミステリー小説と違い殺人事件が起きない作品ですので、一風変わったミステリーが読みたい方や殺人などの描写が苦手な方におすすめのシリーズです。

小市民シリーズ 

小市民シリーズは小鳩くんの1人称で話が進んでいくシリーズです。常に子鳩くんの1人称でストーリーが進みますので、もう一人の主人公である小悪魔的な少女である小山内さんの心情が分からずやきもきする子鳩くんが見どころの一つです。古典部シリーズと同様、殺人事件は起きませんが、子鳩くんと小山内さんの奇妙な関係性はブラックユーモアと通ずるところがあります。

太刀洗万智シリーズ 

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大刀洗万智シリーズは主人公がジャーナリストという職業という事もあり、主人公の観察力で謎を解いていくのが作品の魅力の一つです。主人公の大刀洗万智は1作目は高校生、2作目以降は新聞記者、そこからジャーナリストとなります。これまでの殺人の起きない青春ミステリーから本格ミステリーへと作風を変えた分岐点となるシリーズでもあります。謎と真相が複雑化しており本格ミステリーとして完成度が高い作品と言えるでしょう。米澤稲信さんの本格ミステリーを試してみたいという方はおすすめです。

ベルーフシリーズ 

ベルーフシリーズは大刀洗万智シリーズの2作目以降の別名となります。大刀洗万智シリーズ1作目「さよなら妖精」の後日談になります。名前の由来は大刀洗万智が記者を「天職」としており、そのルビにベルーフと振っていたことからベルーフシリーズと呼ばれるようになりました。ちなみにベルーフとはドイツ語で専門職、仕事という意味で、それが転じて天職・使命という意味をもっています。

メディアミックス作品を選ぶ

映画化した作品 

「インシテミル」は「インシテミル 7日間のデスマーチ」というタイトルで映画化され、豪華キャストで話題を呼びました。DVD化されているので、先に映画版を見ておくと小説を読むときにイメージが広がるので、小説を読むのが苦手な方は先に映画を見るのもいいでしょう。原作と映画版とは弱冠内容が異なるので、その違いを楽しむのも良いでしょう。

【2023年最新】映画化した小説のおすすめ人気ランキング10選
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アニメ化した作品 

氷菓をはじめとする古典部シリーズはひとまとめに「氷菓」のタイトルでアニメ化されています。古典部シリーズのなかでは「ふたりの距離の概算」はアニメ化されていませんが、古典部シリーズの雰囲気や簡単な内容を知りたい方はアニメから入るのもおすすめです。また、アニメから入ると、原作をよむとアニメのシーンを思い浮かべるため非常に読みやすくなるので、読書が苦手な方もアニメから入るのがおすすめです。

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ドラマ化した作品 

短編集の「満願」はNHKでドラマ化され、高い視聴率を上げた作品です。こちらも原作とドラマと違う部分やエピソードがあるので見比べてみるのがいいでしょう。高い視聴率を誇った作品ですのでドラマも質が高く面白くできてますので、小説を読んだこともある方もドラマを見てみるのをおすすめします。

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小説の長さで選ぶ

長編小説 

長編小説はまとまった時間にじっくり読みたい方におすすめです。一言に長編小説と言っても、米澤稲信さんの長編小説の長さは作品によって様々です。300ページ程度で集中すれば半日程度で読めるものや、上下巻に分かれて読みごたえがあるものまであるので、自分の読書時間に合わせて本を選ぶのも良いでしょう。

短編小説 

忙しくてまとまった読書時間がなかなか取れない方やすきま時間に小説を読みたい方は短編小説をよむのがおすすめです。短編小説であれば一つの作品に一時間もあれば読む事ができるので、通勤時間や学校、仕事などの休憩時間に少しずつ読んだり、夜寝る前に一作品づつ読んだりするのに最適です。「本と鍵の奇跡」「追想五断章」などはひとつひとつの作品が関係ない形で書かれている短編集であり、「古典部シリーズ」は一冊で同じ舞台で展開する連作小説です。

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文学賞受賞作品を選ぶ

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日本推理作家協会賞 

米澤稲信さんは「折れた竜骨」で日本推理作家協会賞を受賞しています。「折れた竜骨」は一風変わったミステリーといえる作品です。「折れた竜骨」はSFファンタジーの世界観にミステリーを取り込んだ作品で、普段ミステリーや日常的な小説が苦手であまり読まない方も楽しめる作品です。

角川学園小説大賞 

米澤稲信さんは「氷菓」で角川学園小説大賞で奨励賞を受賞し、デビューを果たしています。スニカー文庫が主催しているライトノベル向けの新人文学賞で、現在は角川学園小説大賞は終了しており、現在の「スニーカー大賞」が角川学園小説賞の位置に当たります。「氷菓」はデビュー作でありながら根強い人気のある作品で、アニメ化など様々なメディア化もされており、米澤稲信さんの有名な作品の一つと言えます。

山本周五郎賞 

米澤稲信さんの本格ミステリーの代表作である「満願」は山本周五郎賞を受賞、同時に「ミステリが読みたい」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい」でミステリーランキング3冠を取っています。ミステリーランキングで3冠を取った作品は「満願」が初めてです。「満願」はドラマ化されており米澤稲信さんが日本の代表的なミステリー作家と知らしめた作品でもあります。

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米澤穂信の小説のおすすめまとめ 

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今回は米澤稲信さんのおすすめ小説と選び方について紹介してきました。米澤稲信さんの初期作品はライトノベルよりで殺人のない青春小説、その後本格ミステリーへと移行していきます。どちらも作品としては素晴らしいので、好みによって読む作品を選ぶといいでしょう。今回の紹介で米澤稲信さんの作品を手に取る機会になれば幸いです。

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