【2023年最新】筒井康隆の小説のおすすめ人気ランキング30選

創元SF短編賞,おすすめ,まとめ 小説
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本をよく読むという方は、もう筒井康隆さんの作品を読んだことがあるという方も多いのではないでしょうか。本をあまり読んだことがない方でも、「あれ、この作品って筒井康隆さんの作品なの!?」と作品名を聞き、びっくりされる方も多いのではないかと思います。筒井康隆さんの作品は非常に有名なものが多いですよね。しかし、ジャンルが多岐に渡っており、作品が非常に多いのでまだ読んだことの作品が多いという方もいらっしゃると思います。難しい構成や表現が多い作品もある一方で、読みやすく分かりやすい作品もあるので、もし難しい印象を持ってて読んだことがないという方にはぜひ読んでもらいたいです。今回は、筒井康隆さんお得意のSFからミステリーなど様々なジャンルに加えて、文学賞受賞作品や小説の長さを基準としておすすめをご紹介いたします。

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おすすめの小説家筒井康隆とは 

筒井康隆,おすすめ,概要

筒井康隆さんといえば、日本のSF小説代表作家というイメージを持った方も多いのではないでしょうか。筒井康隆さんの作品はこれまでに多くのドラマ化や映画化がされています。筒井康隆さんの作品には、社会への批判や風刺、ブラックユーモアなどが描かれており、世間をぶった斬る痛快さが多くの人に受け、また共感されているのではないでしょうか。筒井康隆さんの作品は、読了後に思わずふと考えてしまうことが多く、心に訴えかけてくるような作品が非常に多いです。

2023年最新の筒井康隆の小説

『ジャックポット』

~内容~

嗤え、歌え、踊れ、狂え。今日も世界中が〈大当たり〉! 読者の度肝を抜く超=私小説的短篇集。コロナ禍、 戦争、 ジャズ、 映画、 文学、嫌=民主主義、 そして息子の死――。かつてなく「筒井康隆の成り立ち方」を明かす最前衛にして超弩級の〈私小説〉爆誕! 亡き息子との〈再会〉を描いた感動の話題作「川のほとり」収録。

(Amazonより)

価格 1760円
ジャンル 文芸作品
著者 筒井 康隆
ページ数 281ページ

筒井康隆の小説のおすすめ人気比較ランキング

30位:朝のガスパール


~内容~

コンピューター・ゲーム『まぼろしの遊撃隊』に熱中する金剛商事常務貴野原の美貌の妻聡子は株の投資に失敗し、夫の全財産を抵当に、巨額の負債を作っていた。窮地の聡子を救うため、なんと“まぼろしの遊撃隊”がやってきた。かくして債務取立代行のヤクザ達と兵士達の銃撃戦が始まる。虚構の壁を超越し、無限の物語空間を達成し得たメタ・フィクションの金字塔。日本SF大賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

価格 671円
ジャンル SF小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 331ページ
口コミ
口コミ

“インターネット普及前に 現在のネット時代の光と影を予見するような社会実験を行い それを新聞小説という形で発表した、天才にしかできない作品。
小説内の存在である人妻の貞操を巡って 舞台回し(これも虚構の存在)である「作家」が右往左往したり、読者の意見を容れて? 登場人物を大量殺害したり、「読者参加」小説のハチャメチャぶりには大爆笑させられる。一方で、現在でいうところの「荒らし」の主体を小説内で揶揄したり、読者を罵倒したり、社会実験の全てを小説に巧みに取り込んでいく作者の悪辣ぶりには本当に関心させられる。
筒井さん あんた 本当に食えない極悪人ですなぁ。完全に脱帽。
amazon.co.jpより

29位:おれの血は他人の血


~内容~

いつもは小心なサラリーマンの俺だが、いったん怒りだすと意識がなくなり、怪力を発揮してあばれだす。しまいには、人を殺してしまうかもしれない……俺はそれが怖い。三人のヤクザをいっぺんに叩きつけた俺のスゴさを見込んで、対立するヤクザの幹部が用心棒になってくれと頼んできた。それが、小さな都市を壊滅させる大抗争の発端だった。ハードボイルド・タッチの痛快長編小説。第6回星雲賞受賞作。

(Amazonより)

価格 440円
ジャンル ハードボイルド小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 249ページ
口コミ
口コミ

“この作品を一番最初に読んだのは大学生の時でした。貧乏学生生活の中で本を読むことにハマった時期があって、数は多くなかったけれど様々なジャンルの物を読みました。その中でもダントツでインパクトのあった作品がこの「おれの血は他人の血」でした。一気に読み上げて、読み終わったあとまた読みたいと思って何度も繰り返し読みました。そして三十年以上経ってまた読みたくなり、今回久し振りに読んでとても懐かしくまたワクワクした気持ちになりました。おそらく私の人生の中で一番の本だと思います。amazon.co.jpより

28位:エロチック街道


~内容~

見知らぬ夜の街。裸の美女に案内されて、奇妙な温泉の洞窟を滑り落ちる…エロチックな夢を映し出す表題作。江戸末期、アメリカより漂着した黒人たちと、城をあげてのオールナイト・ジャムセッションが始まる!底抜けに楽しい傑作「ジャズ大名」など、幻想小説、言語実験、ナンセンス、パロディ、純文学にいたるまで、著者独自の迷宮的世界を見事に展開する、変幻自在の18編。

(「BOOK」データベースより)

価格 649円
ジャンル 短編集
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 336ページ
口コミ
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“中学~高校時代に筒井さんの作品に夢中になり、授業中から深夜まで片っ端から読み漁りました。私も文章を書くのが好きで、筒井さんのようなSF作家に憧れSFマガジンに応募した事もあったのですが、この作品集を読んだ辺りから「いや~、やっぱり俺には無理だ」と思わされました。ストーリーとか登場人物とかの魅力を越えて、文章自体が読者をぐんぐん惹きこんでいく感じ。内容はともかく、言葉の魅力としては同時代のSF作家の中で群を抜いていると私は断言します。”amazon.co.jpより

27位:富豪刑事


~内容~

キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた“富豪刑事”こと神戸大助が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を…次々と解決してゆく。金を湯水のように使って。靴底をすり減らして聞き込みに歩く“刑事もの”の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦した傑作。

(「BOOK」データベースより)

価格 649円
ジャンル ミステリー小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 272ページ
口コミ
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“学生時代から大好きになった筒井康隆の作品です。テレパスの七瀬の物語と並び、TVドラマに採用され有名になっています。
少し前になりますが、原作では男性だった富豪刑事がフカキョンにより、女性として2シリーズがドラマ化されており、筒井康隆本人も、シリーズ1で出演していました。
いかにも中期の筒井作品らしい物語で、筒井中毒の入門にはピッタリではないでしょうか。とうことで、私は子どもに買ってあげました。
amazon.co.jpより

26位:エディプスの恋人


~内容~

ある日、少年の頭上でボールが割れた。音もなく、粉ごなになって。――それが異常の始まりだった。強い“意志”の力に守られた少年の周囲に次々と不思議が起こる。その謎を解明しようとした美しきテレパス七瀬は、いつしか少年と愛しあっていた。初めての恋に我を忘れた七瀬は、やがて自分も、“意志”の力に導かれていることに気づく。全宇宙を支配する母なる“意志”とは何か? 『家族八景』『七瀬ふたたび』につづく美貌のテレパス・火田七瀬シリーズ三部作の完結編。

(Amazonより)

価格 605円
ジャンル SF小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 288ページ
口コミ
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“筒井先生の小説に初めて触れたのは中学生の頃で、それ以来、彼の作品の虜になっています。超能力といったSFの面白みというよりは、主人公七瀬の感情に心が動かされます。そして、文章の美しさ。彼女の状況への哀しみや漠然とした不安を、読者の心の底に沈めるのが狙いであるとすれば、それは成功していると思います。
名作です。”amazon.co.jpより

25位:アルファルファ作戦


~内容~

若者がみな移住してしまった地球に異星人の襲撃が。最後に残った老人たちはいかにして侵略者に立ち向かったのか!?老人問題への温かい心情を示した表題作はじめ、「人口九千九百億」「懲戒の部屋」「色眼鏡の狂詩曲」など、著者の諷刺魂が見事に発揮されたSF九篇―“永遠の前衛”筒井康隆の原点にして不朽の初期傑作集。

(「BOOK」データベースより)

価格 748円
ジャンル 短編集
出版社 中央公論新社
著者 筒井 康隆
ページ数 321ページ
口コミ
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“老人問題をあつかった表題作の「アルファルファ作戦」。人口問題をあつかった「人口九千九百億」。公共機関的な組織への不信と恐怖「公共伏魔殿」。行き過ぎたウーマンリブの物語「懲戒の部屋」。など全9編。
もとは昭和43年の早川書房刊。のち昭和51年中央公論社刊と、40年ほど前の作品だが、今でも楽しく読めます。未来の話を描いているSF的な作品は「アルファルファ作戦」と、「人口九千九百億」と、「旅」。ほかの6作品は、現実社会の恐怖を描いています。これらの作品が古くさくなく読めるということは、大人が感じる現実への恐怖というものがこの40年間さほど変わっていないんだなと思います。
amazon.co.jpより

24位:笑うな


~内容~

タイム・マシンを発明して、直前に起った出来事を眺める「笑うな」など、ユニークな発想とブラックユーモアのショートショート集。

(Amazonより)

価格 605円
ジャンル 短編集
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 304ページ
口コミ
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“筒井作品の中で一番好きかもしれません。初めて読んだのは14歳。
今でも時々読み返しています。一番好きなのは、ダチョウ。”amazon.co.jpより

23位:懲戒の部屋


~内容~

いっさい逃げ場なしの悪夢的状況。それでも、どす黒い狂気は次から次へと襲いかかる。痴漢に間違われたサラリーマンが女権保護委員会に監禁され、男として最も恐ろしい「懲戒」を受ける表題作。たった一度の軽口で、名も知らぬ相撲力士の逆鱗に触れた男が邪悪な肉塊から逃げ惑う「走る取的」。膨大な作品群の中から身も凍る怖さの逸品を著者自ら選び抜いた傑作ホラー小説集第一弾。

(「BOOK」データベースより)

価格 572円
ジャンル ホラー小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 288ページ
口コミ
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“当たり前な日常の中に潜む異常が現れた瞬間の恐ろしさ。
この表現が筒井氏はウマい。そして怖い。我が身に起きるとしたら、想像したくもない出来事ばかり。主人公が自分でないからこそ、楽しく読める。何度も読める。
私は何度も、この恐ろ楽しい世界を楽しんでいますが、より多くの人にも味わって頂きたいものです。
amazon.co.jpより

22位:虚人たち


~内容~

同時に、しかも別々に誘拐された美貌の妻と娘の悲鳴がはるかに聞こえる。自らが小説の登場人物であることを意識しつつ、主人公は必死の捜索に出るが…。小説形式からのその恐ろしいまでの“自由”に、現実の制約は蒼ざめ、読者さえも立ちすくむ前人未踏の話題作。泉鏡花賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

価格 776円
ジャンル 文芸作品
出版社 中央公論新社
著者 筒井 康隆
ページ数 293ページ
口コミ
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“70を過ぎてライトノベルに進出。ネットがまだ一般的でなかった頃に双方向性小説を執筆。等々過激な創作を続ける小説家筒井康隆が純文学の世界に殴り込みをかけたこの作品。主人公の意識に合わせて1分間=原稿用紙1枚というペースで描写しているから意識がない間はページが真っ白!「ふざけるな」と怒り出す人もいるでしょうね(笑)結構難解なので巻末の解説やエッセイ集『着想の技術』に目を通してから読んだ方がいいと思います。はっきり言って筒井作品初心者にはお勧めできません(笑)でも筒井毒者にはたまらない逸品です。”amazon.co.jpより

21位:陰悩録


~内容~

タマタマが風呂の排水口に吸い込まれたら、突然家に現れた弁天さまに迫られたら、ませた女子中学生に性教育を行なったら。その結末は…とてもここには書けません。男と女、男と神様、時には男と機械の間ですら交される、無限の可能性と歓喜に満ち、嫌らしくも面白おかしく、しかも滑稽にして神聖で、猥褒だが奥床しい行為。人間の過剰な「性」を描く悲喜劇の数々。新発掘短篇「睡魔の夏」も収録。

(「BOOK」データベースより)

価格 748円
ジャンル 短編集
出版社 KADOKAWA
著者 筒井 康隆
ページ数 368ページ
口コミ
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“パッケージに特に問題はなく、思っていた以上によい状態で届きました。
70年代から80年代にかけての筒井康隆作品・とりわけ短編はその発想・奇想が素晴らしく、日常生活から大宇宙までドタバタと騒がしく駆け抜けておりました。時にナンセンス、時にエロ、そして時に本格SF・・・。作品ごとに文体を変えるなどのトリッキーな作風は今なおパワフル。絶版にしてはイケナイ書籍がゴマンとあります。むしろ、筒井康隆を知らない若い世代にこのようなテーマ別短編集は読書会でもして強引に読ませるべきかも。てか読め(笑)。
amazon.co.jpより

20位:俗物図鑑


~内容~

評論家だけの風変りな“梁山泊”プロダクション出現―盗聴、横領、出歯亀、放火などタブーとされる芸ばかりに秀でている彼ら俗物センセイは、一躍、マスコミの寵児にのし上がる。しかし、彼らの奔放な活躍ぶりは、次第に世間の良識という怪物の反撃に合い、両者の壮烈な戦いが開始された…。人間の隠された悪への欲望と破壊衝動を、豊かなパロディ精神と言葉の遊びで描き出す長編小説。

(「BOOK」データベースより)

価格 772円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 627ページ
口コミ
口コミ

“誰にでもおすすめできる本ではありませんが、文句なしに面白いです。
この作品には、今で言うさまざまなオタク達が出てきます。全員が超マニアックなオタク達です。
今までたくさん本を読んできて、中には感情を揺さぶられ泣いたりとか笑ったりとか怒ったりとかいろいろありましたが、気分が悪くなりリアルゲロをあげたのはこの作品だけです。
痰壷オタク おまえだけはだめだ、我慢が出なかった。
amazon.co.jpより

19位:創作の極意と掟


~内容~

作家の書くものに必ず生じる「凄味」とは?「色気」の漂う作品、人物、文章とは?作家が恐れてはならない「揺蕩」とは?文章表現に必須の31項目を徹底解説。「小説」という形式の中で、読者の想像力を遙かに超える数々の手法と技術を試してきた著者が、満を持して執筆した21世紀の全く新しい“小説作法”。

(「BOOK」データベースより)

価格 770円
ジャンル エッセイ
出版社 講談社
著者 筒井 康隆
ページ数 304ページ
口コミ
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“ほとんど期待しないまま他の本購入との流れでつい注文してしまったコレ! ところがこれが秀逸! ほかの文章読本などとはふた味もちがう。ヤスタカ独自の切り口がとてもオモロシイ! あっという間に読み切ってしまう、近年にない快書。”amazon.co.jpより

18位:大いなる助走


~内容~

同人誌「焼畑文芸」に載った処女作がヒョンなことから「直廾賞候補」となった市谷京二。周囲の羨望と冷笑、「カモ」を待ち受ける作家、編集者たち。受賞めざして繰り広げられる駆け引き、陰謀の末の悲劇!ブンガクをめぐる狂乱と欺瞞を徹底的にカリカチュアライズして描き文壇を震撼させた猛毒性長篇小説。

(「BOOK」データベースより)

価格 365円
ジャンル 文芸作品
出版社 文藝春秋
著者 筒井 康隆
ページ数 315ページ
口コミ
口コミ

“天才が書く文体は読みやすいし、時代が変わっても読み応えがあります。
筒井康隆氏の偉大さを感じます。
amazon.co.jpより

17位:文学部唯野教授


~内容~

我らが若き主人公・唯野仁。彼は早治大学英米文学科の名物教授にして、実は隠れて小説を発表している新進作家、何やら不穏な幕開きである。「大学」と「文学」という二つの制度=権力に挑んだ衝撃の長篇小説。

(「BOOK」データベースより)

価格 1210円
ジャンル 文芸作品
出版社 岩波書店
著者 筒井 康隆
ページ数 304ページ
口コミ
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“アウトサイダーだからこそ描ける大学内政治と文学批評講義の両輪で物語の物語が進んでいき一挙両得です。
滑稽で洒落乙で軽妙な語り口で虜にされてしまい次の章へ次の章へとページが進み期待が増すばかりです。
娯楽要素もあり普通に読んでいて楽しいですし大学の渡世の仕方も垣間見させてくれて為になります。
大学教養課程以前に是非手に取って読んでみたい一冊です。高校生にもおススメです。
amazon.co.jpより

16位:愛のひだりがわ


~内容~

幼いとき犬にかまれ、左腕が不自由な小学六年生の少女・月岡愛。母を亡くして居場所を失った彼女は、仲良しの大型犬デンを連れて行方不明の父を探す旅に出た。暴力が支配する無法の世界で次々と事件に巻き込まれながら、不思議なご隠居さんや出会った仲間に助けられて危機を乗り越えていく愛。近未来の日本を舞台に、勇気と希望を失わずに生きる少女の成長を描く傑作ジュヴナイル。

(「BOOK」データベースより)

価格 649円
ジャンル SF小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 399ページ
口コミ
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“といえば、「俗物図鑑」と本書であろう(テイストはそれぞれ全く違うが)。今回は保管用として購入。主人公の愛ちゃんは生まれつき左手が不自由だが犬の話が理解できる。愛犬とともに生き別れたお父さんを探す旅に出る。旅の過程で愛ちゃんが成長するストーリーだが、ラストは涙がとまらない。これまでに20人ほどに貸したが全員大感動。一読をお勧めします”amazon.co.jpより

15位:にぎやかな未来


~内容~

生活の全てがコマーシャルに利用され、退屈しのぎに聴くFM放送にも執拗にCMが入る。しかも、ラジオの電源を切る者を罰する法律が制定された!(「にぎやかな未来」)人間の平均寿命はとうとう120歳に。遺伝子の選別と催眠教育により生み出された10歳の天才に、仕事を奪われた43歳の男は、詩人として身を立てようとするが。(「遊民の街」)未来への警告を、著者ならではの軽妙な笑いの中に描く、傑作掌篇集。

(「BOOK」データベースより)

価格 660円
ジャンル SF小説
出版社 KADOKAWA/角川書店
著者 筒井 康隆
ページ数 255ページ
口コミ
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“SF短編集ですが、それぞれがまるで、現代を予知していたかのような内容で驚きます。広告で煩わしい現在や、SNSの煩わしさや怖さなどをまるで予知していたようです。昔の作品だけど今、読んでみると面白いと思います
amazon.co.jpより

14位:ヨッパ谷への降下


~内容~

見知らぬ夜の街で、若い裸の美女に導かれて奇妙な洞窟の温泉を滑り落ちる「エロチック街道」。九度死んで生きる虫の、いや増す死の恐怖を描いた「九死虫」。海のなかに建つ巨大な家で、水浸しの縁側を少年が漂流する「家」。乳白色に厚く張りめぐらされたヨッパグモの巣を降下する幻想的な川端康成文学賞受賞作「ヨッパ谷への降下」ほか、夢幻の異空間へ読者を誘う魔術的傑作12編。

(「BOOK」データベースより)

価格 512円
ジャンル 短編集
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 304ページ
口コミ
口コミ

“ファンタジー全般に言える事なのかはわからないけれど、本作を読んでいると、意識せずとも情景が浮かび上がってくる。それが仄かになつかしい気配を孕んでいるのだ。見たことも聞いたこともないのに郷愁をそそる。朱川湊人の一連の著作に通じるものがあるけれど、あれらは明確な時代設定があるから本書とはちょっと違う。潜在的な元風景みたいなものを喚起されられるということだろうか。「家」という短篇がある。途方もなく未来の話のはずなのに、民話的昔話を読んでいるような。リアルな描写なのに夢心地になる。ファンタジーと夢はすごく密接につながっているのだろうか。だからノスタルジー? SFとは歯ざわりが異なる、こそばゆいようなやさしさに満ちた短篇集である。”amazon.co.jpより

13位:虚航船団


~内容~

鼬族の惑星クォールの刑紀999年6月3日、国籍不明の2基の核弾頭ミサイルによって国際都市ククモが攻撃され、翌4日、無数の小型単座戦闘艇に乗ったオオカマキリを従えた文房具の殺戮部隊が天空から飛来した。それはジャコウネコのスリカタ姉妹の大予言どおりの出来事だった―。宇宙と歴史のすべてを呑み込んだ超虚構の黙示録的世界。鬼才が放つ世紀末への戦慄のメッセージ。

(「BOOK」データベースより)

価格 935円
ジャンル SF小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 592ページ
口コミ
口コミ

“面白いです!中学生以上なら読めます。
国語の先生がお勧めしていたので買ってみました。
amazon.co.jpより

12位:最後の喫煙者


~内容~

ドタバタとは手足がケイレンし、血液が逆流し、脳が耳からこぼれるほど笑ってしまう芸術表現のことである。健康ファシズムが暴走し、喫煙者が国家的弾圧を受けるようになっても、おれは喫い続ける。地上最後のスモーカーとなった小説家の闘い「最後の喫煙者」。究極のエロ・グロ・ナンセンスが炸裂するスプラッター・コメディ「問題外科」。ツツイ中毒必至の自選爆笑傑作集第一弾。

(「BOOK」データベースより)

価格 572円
ジャンル 短編集
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 288ページ
口コミ
口コミ

“今日、肩身の狭い思いをしている喫煙者だが、当時からこの状況を予見していたところに筆者の凄さがある。
これに加え、オチも秀逸で筆者らしい締めくくりである。『最後の喫煙者』以外の短編も全て面白く、ハズレがない一冊だと思う。
amazon.co.jpより

11位:ロートレック荘事件


~内容~

夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か?アリバイを持たぬ者は?動機は?推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

価格 693円
ジャンル ミステリー小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 258ページ
口コミ
口コミ

“推理小説自体ほとんど読んだことがなかったのですがそれにしても言葉の表現だけでここまで簡単に誘導されるとは思っていませんでした。
筒井康隆の小説を読むのはこれで三作目ですがどの作品からもその圧倒的知性があふれでているように感じます、流石筒井康隆。
amazon.co.jpより

10位:くたばれPTA


~内容~

マスコミ、主婦連から俗悪の烙印を押されたSFマンガ家の怒りが爆発する「くたばれPTA」。高度成長時代の会社員のモーレツぶりを描いた「猛烈社員無頼控」。処女が夜ごと10億の男たちと交わる「20000トンの精液」。一卵性双生児の弟が、自分の恋人を奪った兄に奇想天外な方法で復讐する「かゆみの限界」…風刺SFからホラーまで、黒い笑いが全開のショート・ショート24編。

(「BOOK」データベースより)

価格 572円
ジャンル 短編集
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 272ページ
口コミ
口コミ

“収録作品に「20000トンの精液」というのがありますが、
これはまさに、現在、ネット上で繰り広げられているライブチャットの世界そのものです。
筒井康隆の先見性を、改めて思い知らされました。
amazon.co.jpより

9位:旅のラゴス


~内容~

北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。

(「BOOK」データベースより)

価格 572円
ジャンル ファンタジー小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 272ページ
口コミ
口コミ

“主人公が旅に出てそこで色々な人と出会い様々な経験をしていく物語です。その1つ1つに面白みやしんみりと来るところがあり良かった。後半のゼーラやドネルのような別れは別れを惜しむと同時に新たな道を進もうと応援してくれる感じで旅の最終に相応しいと思った。また主人公の残せるものはきちんと残していった点も良。次に向けて清々しい気持ちになりました。
本作の主題である旅について主人公は旅の目的はなんだっていいといい、旅する上でやりたいことがあり、それが終わればまたやりたいことをする。自分の人生なんだからとかく考えず自由にやりたいことをやっていきたいなと思いました。”amazon.co.jpより

8位:モナドの領域


~内容~

河川敷で発見された片腕、美貌の警部、不穏なベーカリー、奇矯な行動を繰り返す老教授―平凡な日常が突如かき乱された街に“GOD”は降臨し、すべてを解き明かしていく…。

(「BOOK」データベースより)

価格 1540円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 213ページ
口コミ
口コミ

“日本でノーベル文学賞をとるとしたら筒井先生であると子供のころから思っていました。TV番組に出演している教授の姿に、舞台「弱法師」で拝見した筒井先生を重ねて読みました。
本作では読者に「お別れ」をおっしゃっているようで、もの悲しくなりましたが、「時をかける少女」を初めて読んだときのみずみずしい気持ちも思い出しました。
まだまだこれからも傑作をお願いいたします。
amazon.co.jpより

7位:残像に口紅を


~内容~

「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい…。言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。

(「BOOK」データベースより)

価格 817円
ジャンル SF小説
出版社 中公文庫
著者 筒井 康隆
ページ数 337ページ
口コミ
口コミ

“非常に挑戦的な作品。物語が進むごとに、音が一つづつ消えて行く。中盤までで、かなり音が失われているのにそれが感じられない。
解説が充実しており、最後に答え合わせ?もあるので、間違って使っている音を探しながら読むのも面白いかもしれない。
amazon.co.jpより

6位:七瀬ふたたび


~内容~

生れながらに人の心を読むことができる超能力者、美しきテレパス火田七瀬は、人に超能力者だと悟られるのを恐れて、お手伝いの仕事をやめ、旅に出る。その夜汽車の中で、生れてはじめて、同じテレパシーの能力を持った子供ノリオと出会う。その後、次々と異なる超能力の持主とめぐり会った七瀬は、彼らと共に、超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と、血みどろの死闘を展開する。

(Amazonより)

価格 605円
ジャンル SF小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 336ページ
口コミ
口コミ

“この小説、40年以上も前のものなのか!と。全然色あせない。
『家族八景』の続編という位置づけ。しかし家族の虚像を抉り出すブラックユーモアに満ち満ちた前作とは随分雰囲気を異にしており、超能力者同士の邂逅・対決、そして超能力者を抹殺しようとする集団との死闘、がメインのSF短編集。
ヒロイン・火野七瀬の凛とした美しさと強さがね! もうね!
amazon.co.jpより

5位:わたしのグランパ


~内容~

中学生の珠子の前に、とつぜん現れた祖父・謙三はなんと刑務所帰りだった。侠気あふれるグランパは、町の人たちから慕われ、珠子の周囲の問題を次々に解決していく。しかし、グランパの秘密を知った珠子と、彼女を慕う紀子に大事件が襲いかかる―。読売文学賞を受賞した傑作ジュブナイル、待望の新装版!

(「BOOK」データベースより)

価格 660円
ジャンル 文芸作品
出版社 文藝春秋
著者 筒井 康隆
ページ数 166ページ
口コミ
口コミ

“筒井康隆の作品では、少女を主人公にした小説に「時をかける少女」や「家族八景」等があります。「わたしのグランパ」も中学生の珠子が主人公です。
SFの要素はなく、少女と破天荒なおじいちゃん(グランパと彼女が呼んでいる)のふれあいを描いた物語です。
グランパは、導入部では、噂だけで登場します。おばあさん、父親、母親がいつか帰ってくグランパを噂し、珠子がどんな人か推理するところから始まります。グランパは、今ではすっかりいなくなった侠気を持った人で、グランパが戻ってきてからは、珠子の抱えていた問題が次々と解決され始めます。
どうも珠子だけではなかったようで、町中が、なんとなく暖かな雰囲気になっていくようです。
筒井康隆の描くグランパと珠子、珠子が知ったグランパの友人たちは何れも魅力的で、ホロっとしてしまいます。
ちょっと肩の荷を降ろして、心をリフレッシュしたいような時に相応しい小説だと思います。分量も140ページ程度で、文字も大きいので、気持ちが疲れたとき等にお読みになられると良いと思います。
amazon.co.jpより

4位:日本以外全部沈没


~内容~

地球規模の地殻変動で、日本を除くほとんどの陸地が海没してしまった。各国の大物政治家はあの手この手で領土をねだり、邦画出演を狙うハリウッドスターは必死で日本語を学ぶ。生き残りをかけた世界のセレブに媚びを売られ、すっかり舞い上がってしまった日本と日本人だが…。痛烈なアイロニーが我々の国家観を吹き飛ばす笑撃の表題作(登場人物解説付)ほか、新発掘短篇「黄金の家」も収録。

(「BOOK」データベースより)

価格 704円
ジャンル 短編集
出版社 角川書店
著者 筒井 康隆
ページ数 363ページ
口コミ
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“最初の「日本以外全部沈没」は、「日本沈没」全巻4冊読んだ後の、「食後のデザート」というところ。
他の短編は、読んだ後にフッとタバコのドーナッツを口からポーンと出したくなるような作品。重すぎず、軽すぎず、仕事に疲れてチョット読んでみると気がまぎれる感じの出来。
何もかもがお手ごろって言う感じですね。”amazon.co.jpより

3位:家族八景


~内容~

幸か不幸か生まれながらのテレパシーをもって、目の前の人の心をすべて読みとってしまう可愛いお手伝いさんの七瀬――彼女は転々として移り住む八軒の住人の心にふと忍び寄ってマイホームの虚偽を抉り出す。人間心理の深層に容赦なく光を当て、平凡な日常生活を営む小市民の猥雑な心の裏面を、コミカルな筆致で、ペーソスにまで昇華させた、恐ろしくも哀しい本である。

(Amazonより)

価格 605円
ジャンル SF小説
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 288ページ
口コミ
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“人の心が読める主人公、七瀬が家政婦となっていろんな家庭で働く物語。心の中ではみんな欲望丸出しであったり、怨みつらみの負の感情が半端無かったり、人間の醜悪な部分が描写されている。登場人物が全員極悪人だから、というわけではなく、誰しも備えている心の醜い部分なのだ。
そこらへんの心理描写が非常に秀逸であり、作者は人間心理をよくわかってらっしゃるな、と思った。
個人的には後半から主人公七瀬に感情移入して、楽しみながら読めた。
このシリーズは3部作の1作目ということなので、2作目も読んでいきたいと思う。
amazon.co.jpより

2位:時をかける少女


~内容~

放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。このにおいをわたしは知っている―そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床にたおれてしまった。そして目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始めた。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。

(「BOOK」データベースより)

価格 484円
ジャンル SF小説
出版社 角川書店
著者 筒井 康隆
ページ数 238ページ
口コミ
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“私にとって本作品といえば原田知世さん。当時は映画を観て初めて筒井康隆さんの作品に触れた。現代と異なるあの時代のあの感覚がよみがえってきた。大人になってから読むと、こそばゆい感じがするが、当時はそんな青臭いところに共感できた。自分も大人になったなと思わざるを得ないところに寂しさもあるが、ノスタルジアも感じる。”amazon.co.jpより

1位:パプリカ


~内容~

精神医学研究所に勤める千葉敦子はノーベル賞級の研究者/サイコセラピスト。だが、彼女にはもうひとつの秘密の顔があった。他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカ。人格の破壊も可能なほど強力な最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」をめぐる争奪戦が刻一刻とテンションを増し、現実と夢が極限まで交錯したその瞬間、物語世界は驚愕の未体験ゾーンに突入する。

(「BOOK」データベースより)

価格 825円
ジャンル SF作品
出版社 新潮社
著者 筒井 康隆
ページ数 496ページ
口コミ
口コミ

“20年前に読んだが、2012年になってアニメ映画になっているのものを見てみて再び読んでみたいと思った。夢野久作のドグラマグラ(読んでいると気がおかしくなる)ではないが精神病に関する記述が多い。過去に読んだ記憶ではどんどんと話が常軌を外れていってどうやって話を収束させるのか心配になって読んだように思う。夢と現実が区別できないようになり、非現実的だが現実世界に夢の事物が現れるようになり、最後はバーテンダーまでが仁王になって登場するという記憶だった。
ビデオでは登場人物を絞っており、混乱させないような配慮が働いているものと思われる。すでに過去に読んだ際の記憶はほとんどなく、時田という重要人物、DCミニも覚えていなかった。治療中の要人は粉川警視監だけになっている。
amazon.co.jpより

筒井康隆の小説のおすすめの選び方

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筒井康隆,おすすめ,ジャンル

SF小説 

筒井康隆さんは日本三大SF小説家と言われているだけあって、作品の壮大感に引き込まれる読者も多いです。「時をかける少女」を知っているという方も多いのではないでしょうか。実はこちらの作品は、SFという位置づけでありながらもライトノベルの先駆けと言われています。筒井康隆さんの世界観を感じられる一作となっています。筒井康隆さんの作品を読んだことがないという方は、ぜひSF小説から手に取ってみてください。

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純文学 

筒井康隆さんの場合、純文学に相当する作品であっても、単なる純文学には収まりません。純文学というと、芸術性を重視した作品が多いですよね。純文学では、一般的に起承転結を要約しにくいことが多い作品が多いため、読了後にあれはなんだったのかと不思議に思う方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。筒井康隆さんの作品では言葉遊びを用いており、話に軽快さがあるのでトントンと読み進めていくことができます。また、筒井康隆さんは主人公と読者がまるで時間を共有しているかのような手法をよく駆使しているので、純文学の括りであったとしても話に入りやすいので、ぜひ読んでみてください。

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ホラー小説 

筒井康隆さんの描くホラーといえば短編物が多いです。短編なので、分かりやすく構成もすっきりしているため、話の世界に入っていきやすい作品が多いです。また、不気味でシュールさに溢れた作品が多く、筒井康隆さん独特の世界観があります。どことなく不気味で、短編にも関わらず作品の世界観にのまれてしまい、夜にひとりでトイレに行くのが怖くなってしまうかもしれませんね。

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ミステリー小説 

筒井康隆さんはミステリー小説を数多く出しているわけではありませんが、どれも映像化されたりと話題になるほど面白い作品です。最近では「富豪刑事」のアニメが放送され、記憶に新しいのではないでしょうか。「富豪刑事」は、筒井康隆さんのコメディの真髄が見え隠れしています。コメディミステリーを読まないという方にもおすすめです。「ロートレック荘」という作品では、巧みな叙述トリックが使われています。読了後、きっと騙されたという感覚を持つ方も多いのではないでしょうか。読者をも作品の一部にとりこんでくる、大胆な作品です。どの作品も難しい表現はなく、読みやすいのでぜひ読んでみてください。

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メタフィクション小説 

メタフィクションというものを皆さんご存知でしょうか?メタフィクションとは、虚構を虚構であると事前に読者に分からせてストーリーを進めていくとう小説の手法の一つです。筒井康隆さんは、このメタフィクションの第一人者と言われています。例を挙げるならば、パソコンでの通信を使用した世界初の読者参加型小説を執筆したりしていました。1992年当時、その手法は世間を驚愕させ、一躍話題となりました。「虚構と現実の壁を打ち破る」ことに重きを置き、まだ一般には普及していなかったオンラインゲームをテーマに掲げるなど、斬新なジャンルとして話題になりました。

文学賞受賞作品を選ぶ 

筒井康隆さんの作品の多くが映像化されています。もし長編作品を読みたいという方は、文学賞を受賞している作品を選ぶといいかもしれません。文学賞を受賞している作品ならば店頭の見やすい位置に並べられていたり、ポップで内容を簡単に説明してくれていますので、どんな作品かイメージしやすいのでおすすめです。映像化されている受賞作品であれば、先に鑑賞してから読むことで理解も深まるので、ぜひ手に取ってみてください。

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小説の長さで選ぶ 

筒井康隆さんの作品を、読みやすさという点で選んでみるのはいかがでしょうか?いきなり長編や難解なメタフィクションから入ると難しいと感じる方も多いと思います。筒井康隆さんはショートショートも得意な作家さんです。ショートショートとは短編よりもさらに短い小説のことを言います。それぞれの作品が短いので入り込みやすく、またしっかり物語があって面白いのであまり本を読まないという方におすすめです。

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筒井康隆の小説のおすすめまとめ 

筒井康隆,おすすめ,まとめ

いかがでしたでしょうか。筒井康隆さんは多くの作品を出されているので何から読めばいいのか分からなかったりしますよね。SFやメタフィクションの第一人者ではありますが、様々なジャンルを書いており、それぞれに面白さがあるって素晴らしいですよね。映像化作品が本当にたくさんありますので、本をあまり読まないという方は映像から入ったりして、ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてください。

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