【2023年最新】小説現代長編新人賞受賞作品のおすすめランキング5選

ミステリーズ!新人賞,おすすめ 小説
スポンサーリンク

小説現代長編新人賞受賞作品のおすすめ人気比較ランキングトップ5です。各小説現代長編新人賞受賞作品のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめの小説現代長編新人賞受賞作品をあなたにお届けします。

スポンサーリンク

おすすめの作品がいっぱい!小説現代長編新人賞とは!? 

小説現代長編新人賞,おすすめ

小説現代長編新人賞とは講談社が設けている文学賞です。同社が発行している小説誌である『小説現代』で作品を募り、発表されます。ジャンルは問われていないのも特徴です。

2023年最新の小説現代長編新人賞受賞作品

『檸檬先生』


~内容~

私立小中一貫校に通う小学三年生の私は、音や数字に色が見えたりする「共感覚」を持ち、クラスメイトから蔑まれていた。ある日、唯一心安らげる場所である音楽室で中学三年生の少女と出会う。檸檬色に映る彼女もまた孤独な共感覚者であった。

(Amazonより)

価格 1485円
ジャンル 文芸作品
著者 珠川 こおり
ページ数 258ページ

小説現代長編新人賞受賞作品のおすすめランキング

5位:赤刃


~内容~

徳川家光の治世。江戸の住人は、百を超える「辻斬り」に震撼していた。殺戮集団の主犯は、元津藩士の赤迫雅峰の一派。老中・松平伊豆守信綱は彼らを殱滅すべく、「掃討使」に若き旗本・小留間逸次郎を任命する。両者の血塗られた死闘に、市中は合戦場と化す。新感覚の剣豪活劇。第6回小説現代長編新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

価格 620円
ジャンル 時代小説
出版社 講談社
著者 長浦 京
ページ数 384ページ
口コミ
口コミ

“ これがデビュー作とのことですが、すごい牽引力で、あっというまに読了しました。
時代小説ではありますが、系譜的には忍法帖に近いでしょう。戦いにきれいも汚いもなく、相手を倒すことだけが至上命題という徹底した勝負が、これでもかというくらいに繰り返されます。
ところで先日、たまたま刀剣博物館をのぞいたばかりだったのですが、刃渡り3尺5寸の大刀を実際に見ると、とても片手で振り回せる代物ではないことがわかります。このタイプの長大刀は、幕末に流行したとのことですが、実用性には乏しかったでしょう。
なので、リアリティーは感じなかったのですが、娯楽作としては上々の出来だと思います。
内藤陳が生きていたら、この新人の誕生に欣喜雀躍しただろうなあ。
amazon.co.jpより

4位:盤上のアルファ


~内容~

「おまえは嫌われてる」。神戸新報県警担当記者・秋葉隼介は、たった一言で文化部に左遷され、将棋担当を命じられる。そんな秋葉の家に、突然転がり込んだのは、やけ酒の席で大喧嘩した同い年の不遜な男・真田信繁だった。背水の陣でプロ棋士を志す男が巻き起こす熱い感動の物語。小説現代長編新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

価格 704円
ジャンル 文芸作品
出版社 講談社
著者 塩田 武士
ページ数 336ページ
口コミ
口コミ

“いわゆる「将棋モノ」は良作が多いと思う。関西圏を舞台にした本作は、そのなかでも秀逸。でてくるキャラクターが全員際立っていて、しかも交わされる会話のテンポが素晴らしい。ストーリー展開は少々粗削りなところもあるが、泣けるポイントがちりばめられていて、一気に読める。これが著者のデビュー作というのだから、驚く。”amazon.co.jpより

3位:お師匠さま、整いました


~内容~

享保十一年、茅ヶ崎は浄見寺。今は亡き夫の跡を継ぎ、桃は寺子屋で子供たち相手に師匠をして暮らしている。ある日、酒匂川の氾濫で両親を亡くした春が訪ねてくる。すでに大人の身でありながら、もう一度学問を学び直したいという。はじめは戸惑っていた桃だったが、春の素直さと見え隠れする才能に次第に魅せられていく。しかし、寺子屋一秀才な生意気娘・鈴が黙っているはずがなく…。爽やかでほんのり温かい、“時代×お仕事”エンターテインメント!

(「BOOK」データベースより)

価格 1511円
ジャンル 時代小説
出版社 講談社
著者 泉 ゆたか
ページ数 234ページ
口コミ
口コミ

“桃、鈴、春は現代でいえば数学者。鈴は寺子屋の若き秀才数学者。春は学はそれほどないが、生まれ持った才能をもつ天才数学者。そして、書物から要点を抜き出し、うまく整えてゆくこれも数学者の桃。三者三様の数学者の葛藤が面白い。江戸時代という女性が学者などという環境で、それも数学というなかなか実仕事に結びつかない学問に打ち込む姿は圧巻である。桃が川に流された春を援けるところは感動的。欲をいえば、3人の数学勝負というものをみてみたかった(時代的にそんな設定をするのは難しいだろうな)”amazon.co.jpより

2位:花合せ 濱次お役者双六


~内容~

江戸の歌舞伎小屋「森田座」の若手役者・梅村濱次は、一座きってのおっとり者。ある日、道端で見知らぬ娘から奇妙な朝顔を預かった。その朝顔が幽霊を呼んだのか、思わぬ騒動を巻き起こす。座元や師匠、茶屋の女将まで巻き込んで、濱次の謎解きが始まった。ほのぼの愉快な事件帖。小説現代長編新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

価格 660円
ジャンル 時代小説
出版社 講談社
著者 田牧 大和
ページ数 272ページ
口コミ
口コミ

“江戸歌舞伎社会の裏事情と珍種朝顔へのフィーバーぶりがきめ細かな筆致で
描かれており、大変面白く読ませていただきました。
また主人公濱次のキャラクターも魅力があり、彼を取り巻く人情味のある
人々の人間像もうまく描かれております。
濱次シリーズは、本作品以後現在4編出ているようなのですぐにでも読みたい
と思っています。
amazon.co.jpより

1位:お父さんと伊藤さん


~内容~

彩は三十四歳、アルバイトで独身。伊藤さんは二十歳年上の給食調理補助員。古くて狭いアパートでの気ままな同棲暮らしは彩の父の登場によって破られる。居座る父とのぎこちない共同生活は続くのか?誰にも必ず思い当たる家族問題を笑いと緊張の絶妙なタッチで描く、選考委員絶賛の小説現代長編新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

価格 570円
ジャンル 文芸作品
出版社 講談社
著者 中澤 日菜子
ページ数 384ページ
口コミ
口コミ

“ 例えば中場利一の打ち上げ花火のようにわかりやすい面白さと比較すると、この本の面白さはとても地味で空気中のほこりのように、光の角度によってわかるという感じです。
「柴犬色の」とんかつ、「文明人ならウースター」、「よござんすか、よござんすね」というふうなツボにはまってしまう言葉が、ごくまれに埋め込まれているし、全体の雰囲気は井伏鱒二を思わせるおとぼけ感につつまれていました。テーマは重く言えば「リア王」なんですがね。
たんたんと話が進む中で、信州の出来事はドラマティックすぎるのだけど、ストーリー展開的には必然性もあり、読者に想像させる広がりを持たせた終わり方がとてもよかったです。
amazon.co.jpより

小説現代長編新人賞以外のおすすめの作品賞は?

直木賞

直木賞は、大衆文学に贈られる賞で日本で有名な賞の一つと言えるでしょう。娯楽性の高い面白い本が受賞される傾向があります。娯楽性の高い小説や本当に面白い小説を読みたい方はこの賞の受賞作を手に取ってみると良いでしょう。

芥川賞 

芥川賞は純文学を対象にした文学賞で、直木賞と並び日本で最も有名な賞といえるでしょう。

芸術性や文章の美しさなどが審査の対象になります。純文学が好きな方や小説に芸術性を求める方は芥川賞受賞作品を読むのをおすすめします。

江戸川乱歩賞 

江戸川乱歩賞はミステリー小説や推理小説などを対象とした賞です。ミステリー好きな方や意外性を求める方におすすめです。また、受賞後のサポートがしっかりしているのもこの賞の特徴と言えるので、気に入った作品があったら、その作家さんの他の作品を取って見るのもいいでしょう。

本屋大賞 

本屋さんの書店員だけが投票して選ばれる賞です。本屋さんが選ぶ作品ですので有名無名にかかわらず、本当に面白い小説が選ばれることが多いです。作品選びに失敗したくない方や作品世界に引き込まれたい方におすすめです。

星新一賞 

SFなどの「理系文学」を対象にした賞です。星新一さんがショートショートの名手だったこともあり、短編やショートショートが対象になります。SF小説が好きな方はもちろんですが、短編で読みやすいので読書慣れしていない方や読書の時間があまり取れない方におすすめです。

日本SF大賞

日本SF大賞は、1980年に日本SF作家クラブが設立した文学賞です。SFジャンルの中で、プロの作家がプロの作品を選ぶ形式の賞では初めてで、小説以外にも漫画やノンフィクションなども受賞しているのが特徴です。

すばる文学賞

「すばる文学賞」とは集英社主催の純文学の公募新人文学賞で、エンターテメイト性を兼ね備えた作品が選ばれることが多いのが特徴です。芥川賞の候補にも挙がる文学賞でもあり、注目度の高い文学賞の一つと言えるでしょう。ストーリー重視の純文学を読みたい方におすすめの賞です。

山本周五郎賞

「山本周五郎賞」は三島由紀夫賞と同時に1988年に創設されました。昭和期に大衆文学や時代歴史小説で有名な山本周五郎にちなんで、目を見張るような物語性を有する小説に贈られる文学賞です。一般には「山本賞」や「山周賞」などと呼ばれています。

日本ファンタジーノベル大賞

日本ファンタジーノベル大賞は1989年に創設された、未発表の創作ファンタジー小説を対象とした、プロ・アマを問わない公募型の文学賞です。 日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品は、新潮社から刊行されるのが特徴で、受賞作の中にはアニメ化された作品もあります。

日本ホラー小説大賞

日本ホラー小説大賞とは、株式会社KADOKAWAと一般財団法人角川文化振興財団が主催していた日本の公募新人文学賞です。1994年から2018年まで続いた文学賞で、『同じ時代を生きている全ての読者と、恐怖を通して人間の闇と光を描こうとする才能豊かな書き手のために』をコンセプトとしているのが特徴です。

小説現代長編新人賞のおすすめまとめ

小説現代長編新人賞,おすすめ,まとめ

ここまでおすすめの小説現代長編新人賞受賞作品やその他の文学賞を紹介してきましたがいかがでしたか。この記事がみなさんの小説選びの一助になっていれば幸いです。みなさんの読書生活がよりよいものになることを切に願っております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました