【2023年最新】創元SF短編賞受賞作品のおすすめランキング5選

創元SF短編賞,おすすめ 小説
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創元SF短編賞受賞作品のおすすめ人気比較ランキングトップ5です。各創元SF短編賞受賞作品のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめの創元SF短編賞受賞作品をあなたにお届けします。

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おすすめの作品がいっぱい!創元SF短編賞とは!? 

創元SF短編賞,おすすめ

創元SF短編賞とは東京創元社が主催する文学賞です。2009年から始まり、対象となるジャンルは「広義のSF」の短編です。プロアマ問わないのも特徴で、正賞受賞者には記念品として賞名と受賞者名を刻んだスケルトン仕様の懐中時計が贈られます。

2023年最新の創元SF短編賞受賞作品

『蒼の上海』


~内容~

蒼類と呼ばれる異生命体に支配された地球。
海底都市へ逃げ延びた人類は、再び地上の世界を取り戻すべく作戦部隊を送り込む。

地球が蒼類と呼ばれる異生命体に支配され、ほとんどの生き物が死滅した未来。一部の人類は海底都市へと逃げ込み、人造人間〈イレニアム〉たちを使役して海中に潜んで暮らすようになっていた。荒廃した中国・上海に、六つのポッドが着底した。海底から送り込まれたイレニアムの作戦部隊だ。彼らの任務は蒼類の活動を抑制する酵素を持つ陸生サンゴ・アマノリスの採取することだった。隊員のアニカは生まれて初めて大地を踏みしめ、訓練の記憶を頼りに街を駆け抜ける。しかし、作戦遂行のために脳内に埋め込まれた装置が解除されたことで、その視界に色彩あふれる幻の上海の姿が現れ……自らの使命と向き合う主人公の心の機微を、現実と幻が交錯する都市の姿に重ねて描く、第11回創元SF短編賞受賞作。

(Amazonより)

価格 198円
ジャンル SF小説
著者 折輝 真透
ページ数 70ページ

創元SF短編賞受賞作品のおすすめランキング

5位:天駆せよ法勝寺


~内容~

巨大な九重塔・法勝寺は、仏教発祥の星・閻浮提を代表する星寺にして最新鋭航行機能を備えた飛塔である。三十九光年離れた星の大仏の御開帳に向かうため、七名の宇宙僧を乗せ、四十九日の旅に出るが……飛行中の法勝寺を怪異現象が襲う。日経「星新一賞」と「創元SF短編賞」を連続受賞した新鋭が放つ、驚天動地の仏教スペースオペラ! 加藤直之によるカラー挿絵2点を収録。

(「BOOK」データベースより)

価格 3797円
ジャンル SF小説
出版社 東京創元社
著者 八島 游舷
ページ数 84ページ
口コミ
口コミ

“仏教SFかなり面白かった。SF作品にありがちなカタカナ用語が仏教的な文字になり、未だかつて見た事も無い方法で飛び立つ宇宙船(寺)や、亜空間で巻き起こる怪現象に様々な方法で対処する場面に終始度肝を抜かれまくりで最後まで楽しく読めた。ネタバレしたくないので細かいストーリーには触れないが、お値段も108円なのでSF好きなら是非読んで貰いたい。仏パンク最高~~~~!!あぁ~~~長編で読みたい~~~~!!”amazon.co.jpより

4位:あがり


~内容~

舞台は、〈北の街〉にある蛸足型の古い総合大学。語り手の女子学生と同じ生命科学研究所に所属する幼馴染みの男子学生が、ある日、一心不乱に奇妙な実験を始めた。亡くなった心の師を追悼するためだ、と彼はいうのだが……。夏休みの閑散とした研究室で密かに行われた、世界を左右する実験の顛末とは? 少しだけ浮世離れした、しかしあくまでも日常的な空間――研究室を舞台に起こるSF事件。第1回創元SF短編賞を受賞した表題作に始まる、理系女子ならではの大胆にして繊細なアイデアSF連作全6編。

(「BOOK」データベースより)

価格 946円
ジャンル SF小説
出版社 東京創元社
著者 松崎 有理
ページ数 361ページ
口コミ
口コミ

“創元文庫が好きなので知らない作家さんでしたが購入しました。
自分には難しいかなとか思えるような言葉とか用語とかももちろんでてはくるけれどそういうことは全く関係なく楽しめました。
カタカナ言葉を使わないというか外来語を排するというかそういう表現もなんだか新鮮で面白く感じました。
とある北の町の研究室でおこる様々な事件が描かれている6編からなる短編集です。
その登場人物が微妙にリンクしていたり、また独特の世界観のもとに描かれている連作短編集なので入り込みやすかったし読み応えもありました。
代書屋のミクラ、気に入りました。先行きが楽しみです。
是非また読んでみたい作家さんです。
amazon.co.jpより

3位:吉田同名


~内容~

「20XX年○月△日19時頃、夏の宵闇垂れ込めるS市K町4丁目の通りで多数の住民が暗色の奔流を目撃した」――3年前、会社から帰宅途中の吉田大輔氏(30代、妻と男子ひとり)は、降りた駅から自宅玄関までのあいだで一瞬にして19329人となった。全員が寸分違わぬ吉田大輔氏その人である。瞬く間に報道され様々な考察がなされるが、もちろん原因は分からず対処のしようもない。200~600人ずつに分けて吉田大輔氏が収容された先は計6県の人里離れた廃病院、廃旅館など。隔離された環境下で果たして吉田大輔氏たちは……。応募総数464作から大森望、日下三蔵、山本弘ら3選考委員全員が絶賛し選出した、稀代のスラップスティック思弁SF。第7回創元SF短編賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

価格 99円
ジャンル SF小説
出版社 東京創元社
著者 石川 宗生
ページ数 62ページ
口コミ
口コミ

“ある人物が一瞬にして約2万人に増える。

そんな空想を描いたこの小説ですが、趣きは変わっています。
普通、例えばクローンなどが題材であれば、アイデンティティについて語られるものが多いと思います。しかし、この作品ではそういったものはなく、まるで実験の観察のように着々とことが進みます。

もし同じ人間が閉鎖された空間で生活したら起きるであろうこと、それが妙な説得力をもって語られます。
まるで人類の歴史のように発展していき、そして飽和を迎える。
ありえない設定の中でありえる世界が描かれる、小説の醍醐味が詰まった作品です。
amazon.co.jpより

2位:皆勤の徒


~内容~

高さ100メートルの巨大な鉄柱が支える小さな甲板の上に、“会社”は建っていた。雇用主である社長は“人間”と呼ばれる不定形の大型生物だ。甲板上とそれを取り巻く泥土の海だけが語り手の世界であり、日々の勤めは平穏ではない―第2回創元SF短編賞受賞の表題作にはじまる全4編。奇怪な造語に彩られた異形の未来が読者の前に立ち現れる。日本SF大賞受賞作、待望の文庫化。

(「BOOK」データベースより)

価格 1056円
ジャンル SF小説
出版社 東京創元社
著者 酉島 伝法
ページ数 416ページ
口コミ
口コミ

“SFランキング上位だったので初めてこの作者の作品を読みました。SFを始め様々なジャンルの本を読んできましたが、これまでのどんな作品よりも重厚で、ジメジメして、読むのに体力が必要でした。数本の短編で構成されていますが、途中からやっとそこに共通する大筋に気づき、最後の短編から最初の短編に繋がる、という読後の気持ちよさはありました。次回作もぜひ読みたいと思える作品でした。”amazon.co.jpより

1位:七十四秒の旋律と孤独


~内容~

宇宙船を警備する人工知性(マ・フ)の紅葉の葛藤と、宇宙空間でワープする際に生じる空白の七十四秒間のできごとを描いた第八回創元SF短編賞受賞作「七十四秒の旋律と孤独」をはじめ、人類が滅亡したあとの宇宙で、人間の遺した教えと掟に従って宇宙を観測し続けるマ・フたちの日々を綴る連作“マ・フ クロニクル”の全六編を収録。永遠の時を生きるロボットと、創造主である人間をめぐる鮮烈なデビュー作品集。

(「BOOK」データベースより)

価格 1980円
ジャンル SF小説
出版社 東京創元社
著者 久永 実木彦
ページ数 304ページ
口コミ
口コミ

“これは知性を持つロボット『マ・フ』と人類の物語です。
おそらく第2話以降の『マ・フクロニクル』が本編で、惑星Hでは純朴なマ・フたちが、『聖典』に従い一万年の時間を静かに暮らしています。
マ・フも聖典も遥か昔に人間が作ったものですが、絶滅してしまったのか、この時代に人類はいません。マ・フたちは人間を敬い、聖典を介して、人間の教えを守り続けているわけです。
しかしある日、マ・フたちの前に人間が現れて……お話は大きく動きます。

テーマの一つが『公平』であることは確実で、公平について様々な価値観を持つキャラクターが登場します。
読みながら、「完全に公平な態度というものは可能なのか」と考えさせられました。また、作中で最も独善的な人物に対して、「一貫性を考えれば、この人物こそが公平と言えるかもしれない」……などとも思いました。

登場人物のほぼすべてが悲しい運命に飲み込まれますが、優しい文章と優しいエンディングのおかげで、読後感は爽やかです。繊細な神話に触れたような気分になりました。
SFファンだけでなく、ファンタジーの読者にも読んで貰いたいお話です。
amazon.co.jpより

創元SF短編賞以外のおすすめの作品賞は?

直木賞

直木賞は、大衆文学に贈られる賞で日本で有名な賞の一つと言えるでしょう。娯楽性の高い面白い本が受賞される傾向があります。娯楽性の高い小説や本当に面白い小説を読みたい方はこの賞の受賞作を手に取ってみると良いでしょう。

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芥川賞 

芥川賞は純文学を対象にした文学賞で、直木賞と並び日本で最も有名な賞といえるでしょう。

芸術性や文章の美しさなどが審査の対象になります。純文学が好きな方や小説に芸術性を求める方は芥川賞受賞作品を読むのをおすすめします。

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江戸川乱歩賞 

江戸川乱歩賞はミステリー小説や推理小説などを対象とした賞です。ミステリー好きな方や意外性を求める方におすすめです。また、受賞後のサポートがしっかりしているのもこの賞の特徴と言えるので、気に入った作品があったら、その作家さんの他の作品を取って見るのもいいでしょう。

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本屋大賞 

本屋さんの書店員だけが投票して選ばれる賞です。本屋さんが選ぶ作品ですので有名無名にかかわらず、本当に面白い小説が選ばれることが多いです。作品選びに失敗したくない方や作品世界に引き込まれたい方におすすめです。

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星新一賞 

SFなどの「理系文学」を対象にした賞です。星新一さんがショートショートの名手だったこともあり、短編やショートショートが対象になります。SF小説が好きな方はもちろんですが、短編で読みやすいので読書慣れしていない方や読書の時間があまり取れない方におすすめです。

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日本SF大賞

日本SF大賞は、1980年に日本SF作家クラブが設立した文学賞です。SFジャンルの中で、プロの作家がプロの作品を選ぶ形式の賞では初めてで、小説以外にも漫画やノンフィクションなども受賞しているのが特徴です。

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すばる文学賞

「すばる文学賞」とは集英社主催の純文学の公募新人文学賞で、エンターテメイト性を兼ね備えた作品が選ばれることが多いのが特徴です。芥川賞の候補にも挙がる文学賞でもあり、注目度の高い文学賞の一つと言えるでしょう。ストーリー重視の純文学を読みたい方におすすめの賞です。

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山本周五郎賞

「山本周五郎賞」は三島由紀夫賞と同時に1988年に創設されました。昭和期に大衆文学や時代歴史小説で有名な山本周五郎にちなんで、目を見張るような物語性を有する小説に贈られる文学賞です。一般には「山本賞」や「山周賞」などと呼ばれています。

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日本ファンタジーノベル大賞

日本ファンタジーノベル大賞は1989年に創設された、未発表の創作ファンタジー小説を対象とした、プロ・アマを問わない公募型の文学賞です。 日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品は、新潮社から刊行されるのが特徴で、受賞作の中にはアニメ化された作品もあります。

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日本ホラー小説大賞

日本ホラー小説大賞とは、株式会社KADOKAWAと一般財団法人角川文化振興財団が主催していた日本の公募新人文学賞です。1994年から2018年まで続いた文学賞で、『同じ時代を生きている全ての読者と、恐怖を通して人間の闇と光を描こうとする才能豊かな書き手のために』をコンセプトとしているのが特徴です。

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創元SF短編賞のおすすめまとめ

創元SF短編賞,おすすめ,まとめ

ここまでおすすめの創元SF短編賞受賞作品やその他の文学賞を紹介してきましたがいかがでしたか。この記事がみなさんの小説選びの一助になっていれば幸いです。みなさんの読書生活がよりよいものになることを切に願っております。

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