柴田錬三郎賞受賞作品のおすすめ人気比較ランキングトップ10です。各柴田錬三郎賞受賞作品のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめの柴田錬三郎賞受賞作品をあなたにお届けします。
おすすめの作品がいっぱい!柴田錬三郎賞とは!?
柴田錬三郎賞とは集英社主催の文学賞です。1988年に歴史小説などで有名な柴田錬三郎の業績を称えて創設され、一ツ橋綜合財団に講演されています。
2022年最新の柴田錬三郎賞受賞作品
『正欲』
~内容~
あってはならない感情なんて、この世にない。
それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。息子が不登校になった検事・啓喜。
初めての恋に気づいた女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。
ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。しかしその繋がりは、”多様性を尊重する時代”にとって、
ひどく不都合なものだった――。「自分が想像できる”多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、
そりゃ気持ちいいよな」これは共感を呼ぶ傑作か?
目を背けたくなる問題作か?作家生活10周年記念作品・黒版。
あなたの想像力の外側を行く、気迫の書下ろし長篇。(Amazonより)
価格 | 1870円 |
ジャンル | 文芸作品 |
著者 | 朝井 リョウ |
ページ数 | 384ページ |
柴田錬三郎賞受賞作品のおすすめランキング
10位:パンドラ・アイランド
~内容~
絶海の孤島・青國島。小笠原諸島のさらにその先、のどかな南の島に、ひとりの男がやってきた。元警視庁の刑事・高州康彦、41歳。司法機関がないこの島での治安維持に当たる「保安官」として。着任早々、海に転落して死んでいる老人が発見された。泥酔した上での事故死と考えられたが、疑念を抱く高州は、島独特の習わしに翻弄されながら、その真相を追う。会心の第17回柴田錬三郎賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 864円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 大沢 在昌 |
ページ数 | 456ページ |

“上巻は割合坦々と物語が進んで行くが、舞台となっている島には島ぐるみの犯罪をベースにした秘密の臭いがあって、興味を惹かれる。現在進行形の犯罪もあって、こんとことはあり得ないと読者は思うが、「罪深き海辺」のような緊張感の欠如したダラダラ感がなく、飽きずに読める。
物語が進むにつれて、島の秘密に絡んでいると思われる殺人事件も起こる。
下巻の半ば以降は、パンドラの箱が開いたかのような緊張感のある展開になり、読み応えがある。しかし筆者に都合の良い部分や辻褄の合わない部分もあり、そういう意味での突っ込みどころはあるあるものの、全体としては可成楽しめる。
“amazon.co.jpより
9位:日蝕えつきる
~内容~
天明6年元日、皆既日蝕でこの国が闇に包まれた。その最中に無惨にも死んでいく男女。飯盛女から夜鷹となり、唐瘡に罹ってしまう千代。戯者の夢と裏腹に陰間茶屋で暮らすことになる吉弥…。天災や大飢饉にみまわれた世の底辺で、這いずるように生きて死ぬ人間の姿が克明に描かれる。救いのなさに思わず目を背けたくなるが、克明な描写の粘度が目を捉えて離さない5編。第30回柴田錬三郎賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 638円 |
ジャンル | 時代小説 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 花村 萬月 |
ページ数 | 264ページ |

“かなりえぐいものが好きですが、吉次、特にあれはひどい。他が霞みます。
また読もうと思ってもなかなか手に取れません。
この先生の残酷な発想の源って何だろう。
“amazon.co.jpより
8位:残虐記
~内容~
自分は少女誘拐監禁事件の被害者だったという驚くべき手記を残して、作家が消えた。黒く汚れた男の爪、饐えた臭い、含んだ水の鉄錆の味。性と暴力の気配が満ちる密室で、少女が夜毎に育てた毒の夢と男の欲望とが交錯する。誰にも明かされない真実をめぐって少女に注がれた隠微な視線、幾重にも重なり合った虚構と現実の姿を、独創的なリアリズムを駆使して描出した傑作長編。柴田錬三郎賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 506円 |
ジャンル | 文芸作品 |
出版社 | 新潮社 |
著者 | 桐野 夏生 |
ページ数 | 255ページ |

“少女誘拐監禁事件を扱った作品であるが、読み進むに従って、物語は謎が謎を呼ぶ。冒頭で示される手紙の中で、何故「私も先生を許さない」と書かれているのかが当初の大きな謎だ。そして、謎が一つ増え、また一つ増え、最終的には、謎が謎を呼び、無限大の想像が可能となる。
「先生を許さない」という言葉の意味すら、幾通りもの解釈が成り立つ。本文中でも、この事に対する解釈が示されているが、それすら、想像の域を出ていない。
一般の推理小説とは逆のパターンの作品だ。推理小説は、最終的には謎が解明されるのであるが、本作品は、謎が深まるばかりだ。
しかし、被害者となった少女の「他人は信じられない」という姿勢は一貫していて、その上、他人の心を読む能力は卓越しているので、真実を語ろうとしなかったので、さらに謎は深まる。その心理描写の深さには、唸らされるばかりだ。
作品中で被害者は、自らを性的人間と語るが、この意図も曖昧模糊としている。この事に対しても、読み進むに従って、謎がさらに深くなる。
謎が無限大である本作品。小説という表現手段の、一つの境地が追求されている。
“amazon.co.jpより
7位:夢顔さんによろしく
~内容~
「夢顔さんによろしく」―遠くシベリアの収容所から届く謎に満ちた手紙。送り主は名門近衛家の嫡男、文隆。アメリカ留学で華やかな青春を過ごし、上海で美しき中国人女性との恋に燃えた青年貴族。彼は日中戦争を終結させるべく必死の和平工作に臨むのだが、やがて過酷な運命に巻き込まれ…。知られざる貴公子の生涯を描くノンフィクション・ノベルの最高傑作。第13回柴田錬三郎賞受賞作品。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 901円 |
ジャンル | ノンフィクション小説 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 西木 正明 |
ページ数 | 480ページ |

“主人公の近衛文隆をはじめとする個性的で魅力溢れる登場人物たちと、第二次大戦を挟んだ激動の時代が絡み合って生み出されたこの作品のダイナミズムは、フィクションによってもたらされる生半可なエンタテインメント性を完全に凌駕してしまう。さらに、人物描写、ストーリー展開、ミステリー的な要素を加えた叙述方法などのテクニック面に秀でていることが、そのダイナミズムに大きく寄与している。そして、歴史の重みや運命の皮肉と言ったことに思いを馳せざるを得ない点でも高い完成度を誇っていて、まさに「事実は小説よりも奇なり」と言う常套句が相応しい作品に仕上がっている。”amazon.co.jpより
6位:機関車先生
~内容~
瀬戸内の小島・葉名島の、児童わずか七人の小さな小学校にやって来た、大きな先生。病気が原因で口をきけなくなったこの先生では…、という声もあがる。数々の事件が起こるなかで、子供たちは逆に心の交流を深め、自然の大切さや人間の優しさについて学んでいく。柴田錬三郎賞に輝いた、涙と感動の名作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 638円 |
ジャンル | 文芸作品 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 伊集院 静 |
ページ数 | 224ページ |

“言葉を発することが出来ない先生が瀬戸内に浮かぶ小さな島「葉名島」にやってきた。言葉が話せない分、子供達と心で話をする。言葉がない分だけ、子供達に伝わる速度は遅いかもしれない。しかし、言葉がない分、先生の体を張った態度で表されるため、子供達に伝わるものは非常に大きい。島の子供達の純粋な心と、機関車先生の熱心さとが上手く絡み合って心温まる小説になっています。そして最後はちょっぴりセンチメンタルです。”amazon.co.jpより
5位:愛に似たもの
~内容~
母親のようにはなりたくない。美貌と若さを利用して、すべてを手に入れてやる(『真珠の雫』)。親友の真似をして人生の選択をしてきた。ある日を境にふたりの立場が逆転。その快感が(『ロールモデル』)。過去の失敗は二度と繰り返さない。たとえ自分を偽っても、今度こそ結婚までこぎつけなければ(『教訓』)。など、幸せを求める不器用な女たちを描きだす8編の短篇作品集。第21回柴田錬三郎賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 524円 |
ジャンル | 短編集 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 唯川 恵 |
ページ数 | 264ページ |

“自分を含め、周りの友人の恋や結婚・離婚のことについてもふっと考えてしまいますね。
人生いろいろな形があることを唯川恵さんの小説でいつも感じてしまいます。
「女は不幸ばかりを数えたがる」という帯の言葉にも、心の中ではうなずいてしまいました。
家族のこと、今まで付き合った人のこと、友人の恋愛話について考えちゃうものがありました。
“amazon.co.jpより
4位:紙の月
~内容~
ただ好きで、ただ会いたいだけだった。わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が1億円を横領した。正義感の強い彼女がなぜ?そして―梨花が最後に見つけたものは?!第25回柴田錬三郎賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 649円 |
ジャンル | 文芸作品 |
出版社 | 角川春樹事務所 |
著者 | 角田 光代 |
ページ数 | 359ページ |

“角田さんの作品は「笹の舟で海をわたる」から何作か読んでいますが、それぞれに時代背景も主人公のキャラクターも違っていてバラエティーに富んでいるので飽きません。文章も簡潔で読みやすく、一度読んだらぐいぐい引き込まれる感じがします。この作品は40代の主婦のパート銀行員が横領するストーリーですが犯罪小説とは全く違っていてあくまで個人の私生活が題材であり生きてきたこれから生きていくことをテーマにしています。主人公はとても魅力的で男性の私から見ても心惹かれるのですが映画では宮沢りえさんが演じていたようです。映画は見ていませんが宮沢さんとは私のこの作品を呼んだイメージからすると「違うな」って感じがします。”amazon.co.jpより
3位:蝶のゆくえ
~内容~
10代で出産離婚し23歳で再婚した美加だが、新しい夫は息子にまったく無関心だった。彼女もそんな夫に同調し、いつしか虐待が始まる…。突然、夫の両親と同居することになった37歳主婦のいらだち。定年退職した直後の夫をオヤジ狩でなぶり殺された58歳主婦の孤独。現代に生きる様々な年齢の普通の女たちを鋭く描いた第18回柴田錬三郎賞受賞の傑作短編集。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 628円 |
ジャンル | 短編集 |
出版社 | 集英社 |
著者 | 橋本 治 |
ページ数 | 320ページ |

“橋本治の小説集。なんといっても子供の虐待を描いた「ふらんだーすの犬」が恐ろしい完成度を誇る。本当に読み終わった後に背筋が凍りつきました。久しぶりに味わった怖さです。本作の一番の出来でしょう。後の作品についても女性の心の動きを丹念にさらっていると思う。各年代の女性を主人公にしながら、彼女達の恋愛を切り取って提示しているよい作品集である。しかしながら「ふらんだーすの犬」のインパクトが強すぎです。
その次に「ごはん」という作品があるが、「ふらんだーすの犬」と比べてコンビニのおにぎりと白いごはんには埋められない位の深い溝がそんざいしているのだな、と感じた。凄い作品です。
“amazon.co.jpより
2位:夢幻花
~内容~
花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。第一発見者の孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた…。宿命を背負った者たちの人間ドラマが展開していく“東野ミステリの真骨頂”。第二十六回柴田錬三郎賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 858円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | PHP文芸文庫 |
著者 | 東野圭吾 |
ページ数 | 476ページ |

“東野圭吾作品は最近、ガリレオシリーズ最新作が出て、やっぱり本気出すと東野圭吾は凄い!と思いましたが、他の作品は、なんかやっつけ仕事みたいなものもあったりで当たり外れがありました。でも、まぁ、こんな偶然が重なり合うのは小説だからかな?と思うぐらい、偶然がありすぎますが、読んでいて初期の頃の東野圭吾作品に触れたような、ちょっと青春を感じさせる話でした!だから、これは当たりでした。”amazon.co.jpより
1位:彼女は頭が悪いから
~内容~
2019年に上野千鶴子さんの東大入学祝辞や様々な媒体で取り上げられた話題作が文庫で登場!
横浜市青葉区で三人きょうだいの長女として育ち、県立高校を経て中堅の女子大学に入った美咲と、渋谷区広尾の国家公 務員宿舎で育ち東大に入ったつばさ。偶然に出会って恋に落ちた境遇の違う二人だったが、別の女の子へと気持ち が移ってしまったつばさは、大学の友人らが立ち上げたサークル「星座研究会」(いわゆるヤリサー)の飲み会に美咲を呼ぶ。そ して酒を飲ませ、仲間と一緒に辱めるのだ…。美咲が部屋から逃げ110番通報したことで事件が明るみに出る。 頭脳優秀でプライドが高い彼らにあったのは『東大ではない人間を馬鹿にしたい欲』だけ だったのだ。さらに、事件のニュースを知った人たちが、SNSで美咲を「東大生狙いの勘違い女」扱いするのだ。
読み手の無意識下にあるブランド意識、優越感や劣等感、学歴による序列や格差の実態をあぶり出し、自分は加害者と何が違うのだと問いかけ、気づきを促す社会派小説の傑作!(「BOOK」データベースより)
価格 | 957円 |
ジャンル | 文芸作品 |
出版社 | 文藝春秋 |
著者 | 姫野 カオルコ |
ページ数 | 557ページ |

“とにかく、多くの人に読んでもらいたい。
オススメしたい一冊です。
他の方が書かれているように、後味は悪いですが『後味悪さ自体』は満点です。
色んなトコから大絶賛されてるだけあります。
前半からの6〜7割はいたって普通の恋愛小説のような内容が長く続きます。
最初は正直、長いな…と思ってしまいましたが、後半のゾッとしてしまう悲しい展開は前半の静かな流れがあってこそだと思いますので、飛ばさず読む事をオススメしたいです。
本書に書かれているように、東大に合格する為には感受性がなめらかでなければ負ける。と、テヅルモヅルのように触手がうにゃうにゃ枝分かれしているようでは、何でもがひっかかってきて負ける、と書かれていて、確かにそうなのかもしれません。
無駄なものには気をかけず、ひたすら勉強という結果に向けてひた走るのが彼らなのでしょう。
だけど実際は、なめらかでつるんというよりは、
無機質で、弾力性のない、鈍色というイメージの方が個人的にしっくり来るというか、
頭が良いことや、育った家が
経済的に豊かだとか、それは確かに良いことかもしれないけど、
シャットアウトされたような感受性に育ってしまったからこそ、このような悲惨な結末を迎えてしまったんだろうと思えてしまいます。
勉強が出来る知能指数=IQと、EQ=Emotional Intelligence Quotientは別であり比例しないという事実をより強調させる一例だと思いました。
ここに出てくる東大生達は『勉強の部分だけを育ててしまった結果』『勉強以外の大事な部分、心の機微、豊かさを培えずに勉強をしてきた』人が東大に入って結果的にこのようになるのだろうか、とも思いました。
東大にいる人の皆が皆このような人ではないが、自分以外の人間の心情を知り得る貴重な機会になりました。
ちなみに薬りんご、東大卒の小沢玲、タナダ食堂、大手検索サイトの電議会、など実際に近い小ネタのような名前が出てくるのも個人的には面白かったです。
実際の時間からは相当時間が経っていると思いますが、被害者の方の一日も早い心身の傷が癒えてより良い人生を歩めること、また加害者の方々の精神の成熟を心から願っています。
世の中は机の上で解答出来る事ばかりではないと
この本を読み改めて思いました。
“amazon.co.jpより
柴田錬三郎賞以外のおすすめの作品賞は?
直木賞
直木賞は、大衆文学に贈られる賞で日本で有名な賞の一つと言えるでしょう。娯楽性の高い面白い本が受賞される傾向があります。娯楽性の高い小説や本当に面白い小説を読みたい方はこの賞の受賞作を手に取ってみると良いでしょう。

芥川賞
芥川賞は純文学を対象にした文学賞で、直木賞と並び日本で最も有名な賞といえるでしょう。
芸術性や文章の美しさなどが審査の対象になります。純文学が好きな方や小説に芸術性を求める方は芥川賞受賞作品を読むのをおすすめします。

江戸川乱歩賞
江戸川乱歩賞はミステリー小説や推理小説などを対象とした賞です。ミステリー好きな方や意外性を求める方におすすめです。また、受賞後のサポートがしっかりしているのもこの賞の特徴と言えるので、気に入った作品があったら、その作家さんの他の作品を取って見るのもいいでしょう。

本屋大賞
本屋さんの書店員だけが投票して選ばれる賞です。本屋さんが選ぶ作品ですので有名無名にかかわらず、本当に面白い小説が選ばれることが多いです。作品選びに失敗したくない方や作品世界に引き込まれたい方におすすめです。

星新一賞
SFなどの「理系文学」を対象にした賞です。星新一さんがショートショートの名手だったこともあり、短編やショートショートが対象になります。SF小説が好きな方はもちろんですが、短編で読みやすいので読書慣れしていない方や読書の時間があまり取れない方におすすめです。

日本SF大賞
日本SF大賞は、1980年に日本SF作家クラブが設立した文学賞です。SFジャンルの中で、プロの作家がプロの作品を選ぶ形式の賞では初めてで、小説以外にも漫画やノンフィクションなども受賞しているのが特徴です。

すばる文学賞
「すばる文学賞」とは集英社主催の純文学の公募新人文学賞で、エンターテメイト性を兼ね備えた作品が選ばれることが多いのが特徴です。芥川賞の候補にも挙がる文学賞でもあり、注目度の高い文学賞の一つと言えるでしょう。ストーリー重視の純文学を読みたい方におすすめの賞です。

山本周五郎賞
「山本周五郎賞」は三島由紀夫賞と同時に1988年に創設されました。昭和期に大衆文学や時代歴史小説で有名な山本周五郎にちなんで、目を見張るような物語性を有する小説に贈られる文学賞です。一般には「山本賞」や「山周賞」などと呼ばれています。

日本ファンタジーノベル大賞
日本ファンタジーノベル大賞は1989年に創設された、未発表の創作ファンタジー小説を対象とした、プロ・アマを問わない公募型の文学賞です。 日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品は、新潮社から刊行されるのが特徴で、受賞作の中にはアニメ化された作品もあります。

日本ホラー小説大賞
日本ホラー小説大賞とは、株式会社KADOKAWAと一般財団法人角川文化振興財団が主催していた日本の公募新人文学賞です。1994年から2018年まで続いた文学賞で、『同じ時代を生きている全ての読者と、恐怖を通して人間の闇と光を描こうとする才能豊かな書き手のために』をコンセプトとしているのが特徴です。

柴田錬三郎賞のおすすめまとめ
ここまでおすすめの柴田錬三郎賞受賞作品やその他の文学賞を紹介してきましたがいかがでしたか。この記事がみなさんの小説選びの一助になっていれば幸いです。みなさんの読書生活がよりよいものになることを切に願っております。
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