【2023年最新】SF小説のおすすめ人気比較ランキング20選

創元SF短編賞,おすすめ,まとめ ジャンル
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『SF小説』のおすすめ人気比較ランキングトップ20。各『SF小説』のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介します。みんなが選んだおすすめの『SF小説』をあなたにお届けします。

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SF小説のおすすめポイント

SF小説,おすすめ,ポイント

SFとはサイエンス・フィクションの略で、宇宙人やUFO、タイムトラベル、シンギュラリティなどをテーマとして取り扱っている作品です。

現実ではないのに現実と錯覚してしまうようなリアリティや引き込まれるようなテーマが見どころのジャンルです。

SF小説のおすすめ人気比較ランキング

20位:人間そっくり

”《こんにちは火星人》というラジオ番組の脚本家のところに、火星人と自称する男がやってくる。はたしてたんなる気違いなのか、それとも火星人そっくりの人間なのか、あるいは人間そっくりの火星人なのか? 火星の土地を斡旋したり、男をモデルにした小説を書けとすすめたり、変転する男の弁舌にふりまわされ、脚本家はしだいに自分が何かわからなくなってゆく……。異色のSF長編。”Amazonより

価格 506円
ジャンル SF小説
出版社 新潮文庫
著者 安部 公房
ページ数 208ページ
口コミ
口コミ

“いやあ素晴らしい。しかし、「さっさと警察呼べよ‼」って感じです。
安部公房の書く女性はみな艶やかで艶かしくかつ聡明で、したたか。それでいて言葉の返しがツボにくる。”amazon.co.jpより

19位:われはロボット

”ロボットは人間に危害を加えてはならない。人間の命令に服従しなければならない…これらロボット工学三原則には、すべてのロボットがかならず従うはずだった。この三原則の第一条を改変した事件にロボット心理学者キャルヴィンが挑む「迷子のロボット」をはじめ、少女グローリアの最愛の友である子守り用ロボットのロビイ、ひとの心を読むロボットのハービイなど、ロボット工学三原則を創案した巨匠が描くロボット開発史。 ”「BOOK」データベースより

価格 796円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 アイザック アシモフ
ページ数 431ページ
口コミ
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“有名な著作を初めて読了した。現代的な分類では、メカトロニクス的なロボットというよりもAIという主題がしっくりくる。AIは日本語で人工知能と言うが「人工」という事がなくなる時代が来る事も示唆している。名作である。”amazon.co.jpより

18位:残像に口紅を

”「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい…。言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。”「BOOK」データベースより

価格 817円
ジャンル SF小説
出版社 中公文庫
著者 筒井 康隆
ページ数 337ページ
口コミ
口コミ

“非常に挑戦的な作品。物語が進むごとに、音が一つづつ消えて行く。中盤までで、かなり音が失われているのにそれが感じられない。
解説が充実しており、最後に答え合わせ?もあるので、間違って使っている音を探しながら読むのも面白いかもしれない。
amazon.co.jpより

17位:タイタンの妖女

”時空を超えたあらゆる時と場所に波動現象として存在する、ウィンストン・ナイルズ・ラムファードは、神のような力を使って、さまざまな計画を実行し、人類を導いていた。その計画で操られる最大の受難者が、全米一の大富豪マラカイ・コンスタントだった。富も記憶も奪われ、地球から火星、水星へと太陽系を流浪させられるコンスタントの行く末と、人類の究極の運命とは?巨匠がシニカルかつユーモラスに描いた感動作。 ”「BOOK」データベースより

価格 836円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 カート・ヴォネガット・ジュニア
ページ数 480ページ
口コミ
口コミ

“ストーリーは超自然的で、最初は意味不明にすら思える。超自然的なストーリーの意味が明らかになるラストに、そんなの有りかと思う一方で、なるほどと思ってしまう。”amazon.co.jpより

16位:横浜駅SF

”改築工事を繰り返す“横浜駅”が、ついに自己増殖を開始。それから数百年―JR北日本・JR福岡2社が独自技術で防衛戦を続けるものの、日本は本州の99%が横浜駅化した。脳に埋め込まれたSuikaで人間が管理されるエキナカ社会。その外側で暮らす非Suika住民のヒロトは、駅への反逆で追放された男から『18きっぷ』と、ある使命を託された。はたして、横浜駅には何があるのか。人類の未来を懸けた、横浜駅構内5日間400キロの旅がはじまる―。”「BOOK」データベースより

価格 1320円
ジャンル SF小説
出版社 カドカワBOOKS
著者 柞刈湯葉
ページ数 288ページ
口コミ
口コミ

“増殖する横浜駅、駅なので外部からくる列車はないから歩きなのか。
おもしろかったが、ちょっと解決されなかった疑問が。
JR北日本の技術力はすごいけれども、ユキエさんは何者?
JR福岡の元技術者のその後は?
JR北日本の工作員ハイクンテレケのその後は?
教授の素性は?
全国版読めばわかるのかな。”amazon.co.jpより

15位:マルドゥック・スクランブル

”なぜ私なの?―賭博師シェルの奸計により少女娼婦バロットは爆炎にのまれた。瀕死の彼女を救ったのは、委任事件担当官にして万能兵器のネズミ、ウフコックだった。法的に禁止された科学技術の使用が許可されるスクランブル‐09。この緊急法令で蘇ったバロットはシェルの犯罪を追うが、そこに敵の担当官ボイルドが立ち塞がる。それはかつてウフコックを濫用し、殺戮の限りを尽くした男だった。代表作の完全改稿版、始動。”「BOOK」データベースより

価格 770円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 冲方 丁
ページ数 293ページ
口コミ
口コミ

“至るところに散りばめられた言葉遊びと、傲慢な戦いと、子供のように離別することの恐れ。
特別でもなんでもなく、生きるために。

追い詰められていく戦闘シーンは、圧巻。

ウフコックみたいなナイトが居たら、そうおもうくらいカッコいい。

戦闘シーンもだけど、日常も、ほっとしたり、くすっとしたり。
ゆっくり読むつもりが、気づいたら最後まで一気よみしてしまました。”amazon.co.jpより

14位:なめらかな世界と、その敵

”いくつもの並行世界を行き来する少女たちの1度きりの青春を描いた表題作のほか、脳科学を題材として伊藤計劃『ハーモニー』にトリビュートを捧げる「美亜羽へ贈る拳銃」、ソ連とアメリカの超高度人工知能がせめぎあう改変歴史ドラマ「シンギュラリティ・ソヴィエト」、未曾有の災害に巻き込まれた新幹線の乗客たちをめぐる書き下ろし「ひかりより速く、ゆるやかに」など、卓抜した筆致と想像力で綴られる全6篇。SFへの限りない憧憬が生んだ奇跡の才能、初の傑作集が満を持して登場”「BOOK」データベースより

価格 1870円
ジャンル SF小説
出版社 早川書房
著者 伴名 練
ページ数 320ページ
口コミ
口コミ

“作者の膨大なSF知識から生み出されるアイデアを、巧みな人間関係の描写と異常なまでの表現力でまとめ上げた傑作。
全ての短編が完成度が高く、どれが好きと言うのも難しいが、
特に感情をブン回されてぐちゃぐちゃにされたという意味では
表題作「なめらかな世界と、その敵」
伊藤計劃『ハーモニー』へのトリビュート「美亜羽へ贈る拳銃」
書き下ろし「ひかりより速く、ゆるやかに」
がお気に入り。”amazon.co.jpより

13位:フランケンシュタイン

”若き科学者ヴィクター・フランケンシュタインは、生命の起源に迫る研究に打ち込んでいた。ある時、ついに彼は生命の創造という神をも恐れぬ行いに手を染める。だが、創り上げた“怪物”はあまりに恐ろしい容貌をしていた。故郷へ逃亡した彼は、醜さゆえの孤独にあえぎ、彼を憎んだ“怪物”に追い詰められることになろうとは知る由もなかった―。天才女性作家が遺した伝説の名著。”「BOOK」データベースより

価格 473円
ジャンル SF小説
出版社 新潮文庫
著者 メアリー・シェリー
ページ数 344ページ
口コミ
口コミ

“きっかけはメアリー・ウルストンクラフトの娘が本小説の作者と知って、そこから興味が湧いてきたので手に取ってみた。恐怖映画のエンタメくらいに思っていたので、これほど文学的に描かれているとは驚きだった。フランケンシュタインの真実も知らずに人生が過ぎていたら、かなり損だったと思えるくらい読んで良かったと思っている。翻訳も読みやすかった。
ただフランケンシュタイン博士は、家族と友人を非常に信頼し大切にしているが、その対極に怪物を置くことの善と悪の二項対立が強烈な印象で、混沌を好む人には飽きそうな感じである。しかしその分かり易い分、幅広い年代層に受け容れられる内容だと思う。
外見、排除、孤独など、本作には現代の共生などというテーマとも関連付けられるが、この物語に書かれている心情を深く洞察しなければ、共生など上辺だけの言葉になるだろう。侮らないでぜひ読んでみたら良いと思う。”amazon.co.jpより

12位:第四間氷期

”現在にとって未来とは何か?文明の行きつく先にあらわれる未来は天国か地獄か?万能の電子頭脳に平凡な中年男の未来を予言させようとしたことに端を発して事態は急転直下、つぎつぎと意外な方向へ展開してゆき、やがて機械は人類の苛酷な未来を語りだすのであった…。薔薇色の未来を盲信して現在に安住しているものを痛烈に告発し、衝撃へと投げやる異色のSF長編。”「BOOK」データベースより

価格 694円
SF小説ジャンル
出版社 新潮文庫
著者 安部 公房
ページ数 352ページ
口コミ
口コミ

“いま(2020年)から60年以上も前の小説とは到底思えない発想と構想力。
安部公房の偉大さにただただ恐れ入ってしまう。
間氷期とは、氷河時代の温暖な時期のことであり、まさに現代がその間氷期。
このまま温暖化が進行するにせよしないにせよ、
やがて寒冷化して氷期が訪れることも、これまでの地球の歴史が証明している。
この作品で示される対応策が果たして有効なのか、可能なのかは別にして、
現世人類が今のような不毛な国家関係を続けているようでは、未来はあるまい。”amazon.co.jpより

11位:ソラリス

”惑星ソラリスを探査中のステーションで異変が発生した。謎の解明のために送りこまれた心理学者ケルヴィンの目の前に自殺した恋人ハリーが姿を現し、彼はやがて悪夢のような現実と甘やかな追憶に翻弄されていく。人間とはまるで異質な知性体であるソラリス。そこには何らかの目的が存在するのだろうか。コンタクト―地球外の知性体との遭遇について描かれた、最も哲学的かつ科学的な小説。広大無辺な宇宙空間において、理解不能な事象と愛の記憶に直面し、人は何をすべきか。タルコフスキーとソダーバーグによって映画化された新世紀の古典、ポーランド語原典からの新訳版。”「BOOK」データベースより

価格 1100円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 スタニスワフ レム
ページ数 320ページ
口コミ
口コミ

“恥ずかしながら、森見登美彦原作の劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」を観て、原作もアニメも「ソラリス」からインスピレーションを得たところが多々あると知り、慌てて読みました。実は40年ほど前から読まなきゃと思いつつ、何か形而上学的で難しそうなんじゃないかと手を付けていなかったのです。
なるほど、残っていく名作ですね。このタイミングで2015年に刊行された新訳で読めたのも良かった。1977年の本は1割弱を削ったロシア語版からの翻訳だったとのことです。また、レムとは異なる監督の解釈で作られたタルコフスキーやソダーバーグのソラリス映画を観て判断しなくて良かった。
人間の尺度では測れない、理解できない思考体系を持った宇宙生命ソラリスとのコンタクトでは、あまりの齟齬の大きさに、そこに居る人を狂気の縁に追いやっていく。人にはどうにも分からないことがあるということがテーマだから、無理に分かってやろうとすると読み切れない。それを越えて分からないものにどう取り組むかまでを面白く読みました。クリスとハリーとの愛情に関する出来事は、センチメンタルで美味い味付けだと感じます。
巻末に訳者解説とレム自身による解説が40頁ほどあり、作品理解を安定させるのに役立ちました。
確かに「ペンギン・ハイウェイ」は<海>の振る舞いなど「ソラリス」のイメージの断片を取り入れていました。”amazon.co.jpより

10位:火星年代記

”火星への最初の探検隊は一人も帰還しなかった。火星人が探検隊を、彼らなりのやりかたでもてなしたからだ。つづく二度の探検隊も同じ運命をたどる。それでも人類は怒涛のように火星へと押し寄せた。やがて火星には地球人の町がつぎつぎに建設され、いっぽう火星人は…幻想の魔術師が、火星を舞台にオムニバス短篇で抒情豊かに謳いあげたSF史上に燦然と輝く永遠の記念碑。著者の序文と2短篇を新たに加えた新版登場。”「BOOK」データベースより

価格 1034円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 レイ・ブラッドベリ
ページ数 414ページ
口コミ
口コミ

“未来なのだけれど昭和の雰囲気が漂っていて、どこか懐かしい不思議な感覚になれる物語。
私達は、すでに火星に探査機を送り、火星の地表の風景を写真で知っている。火星人がいないであろう(かなり高い確率で)ことも知っている。火星に人が住んで、地球で暮らすのと同じような生活を営むことがほぼ不可能であろうことも知っている。
それでもこの物語には、そのような現代の当たり前のことを忘れさせてくれるような、子供の頃に想像した火星を味わわせてくれるような、想像力をかきたててくれる力がある。”amazon.co.jpより

9位:華氏451度

”華氏451度―この温度で書物の紙は引火し、そして燃える。451と刻印されたヘルメットをかぶり、昇火器の炎で隠匿されていた書物を焼き尽くす男たち。モンターグも自らの仕事に誇りを持つ、そうした昇火士のひとりだった。だがある晩、風変わりな少女とであってから、彼の人生は劇的に変わってゆく…。本が忌むべき禁制品となった未来を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代文明を鋭く風刺した不朽の名作、新訳で登場! ”「BOOK」データベースより

価格 946円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 レイ・ブラッドベリ
ページ数 299ページ
口コミ
口コミ

“素晴らしいに尽きます。
もっと早くに読んでいたかった。。。
巻き貝や壁回線に夢中な人々は現代の軽薄な文化を風刺してるようで、これが1950年代に書かれていた作品とは衝撃的です。
終始ドキドキしながら読み進め、第三章では涙が次から次へとあふれてきて、読了後は興奮が抑えられなかったです。
だれかに感動を伝えたくて、もう、いてもたってもいられなくなったのです。
本から得られるものはほんとうに素晴らしく、人間をより人間にしてくれるものなのだと痛感しました。
一生、何度でも読み返したい一冊となりました。”amazon.co.jpより

8位:ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

”人類が宇宙へ広がってから6000年。辺境の巨大ガス惑星では、都市型宇宙船に住む周囲者たちが、大気を泳ぐ昏魚を捕えて暮らしていた。男女の夫婦者が漁をすると定められた社会で振られてばかりだった漁師のテラは、謎の家出少女ダイオードと出逢い、異例の女性ペアで強力な礎柱船に乗り組む。体格も性格も正反対のふたりは、誰も予想しなかった漁獲をあげることに―日本SF大賞『天冥の標』作者が贈る、新たな宇宙の物語! ”「BOOK」データベースより

価格 836円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 小川 一水
ページ数 273ページ
口コミ
口コミ

“『アステリズムに花束を百合SFアンソロジー』の中で1番好きな作品だったので長編である本作もワクワクしながら読みました。短編では表現しきれなかった世界観の部分も補っていてテラとダイオードの関係の掘り下げも丁寧に追加されています。
女性に対する偏見や男尊女卑的、結婚至上主義な価値観の中で育ったがその事に無意識にモヤモヤしてたテラと、同じく(というよりもっと酷い)価値観に揉まれたが「うるせー知るかばか」な勢いで突っ張ってきたダイオード。

そんなテラとダイオードが出逢い徐々に心をほぐし絆を深めていく様子は言葉にできない程素晴らしかーー!!!

自分の頭では想像するのに限界があるので是非とも続編と映像化、漫画化などメディアミックスを期待しています!”amazon.co.jpより

7位:虐殺器官

”9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう…彼の目的とはいったいなにか?大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは?現代の罪と罰を描破する、ゼロ年代最高のフィクション。”「BOOK」データベースより

価格 792円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 伊藤 計劃
ページ数 432ページ
口コミ
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“「人は見たいものしか見ない」
戦争を肌で体感していない世代なのだから、戦争とは何か理解できないのは仕方がないと思っていたが、実は見たいものしか見ていなかっただけで、注意を向ければ戦争はそこらじゅうに広がっていて、残虐な行為が日常となっている現実がそこにはあった。宅配ピザとファストフード店の普遍性の中で生きる私には見えなかった世界をこの本はみせてくれました。”amazon.co.jpより

6位:一九八四年

”“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場。”「BOOK」データベースより

価格 946円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 ジョージ・オーウェル
ページ数 512ページ
口コミ
口コミ

“一党独裁国家の監視社会の中、歴史の改ざんを仕事にする主人公が反政府活動に染まっていく物語。
小説ではあるが、一党独裁国家の考え方、行動指針が非常にリアルであり社会の裏側を体感。
記録は一つ残らず廃棄もしくは捏造。矛盾する2つの考え方や嘘を知りながらも、両方が正しいと信じる、もしくは忘却する「二重思考」。年ごとに言葉の語数を減らし、制限することにより、思考の範囲を狭めていく。人民を無知なままに、理解力をかいたままに維持。産業の車輪を回しつつも、絶え間なく戦争を行い、物質を消費・破壊し続け、貧困状態を維持するための戦争。等の考え方は恐ろしくも衝撃的だった。

「彼女は理解しなかった──幸福などというものは存在しないこと、唯一の勝利は自分たちが死んでからずっと先のはるか未来にしかないこと、党に宣戦布告した瞬間から自分は死人だと考えるべきだということを。」”amazon.co.jpより

5位:アルジャーノンに花束を

~内容~

32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく…天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。著者追悼の訳者あとがきを付した新版。

(「BOOK」データベースより)

価格 946円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 ダニエル・キイス
ページ数 464ページ
口コミ
口コミ

“率直に言ってめちゃくちゃ面白い。
特に和訳が秀逸。最初から日本人が書いたのではないかと思ったくらい違和感なく読める。
チャーリーに感情移入しつつ、知的障碍者の気持ちがわかったような気持ちになってしまう作品。
最後は少し切ないが、胸に刺さる何かがある。読んだ後、人に優しくしようかなとか思ってしまいそう。”amazon.co.jpより

4位:復活の日


~内容~
”MM‐八八菌―実験では、摂氏五度で異常な増殖をみせ、感染後五時間で九十八%のハツカネズミが死滅!生物化学兵器として開発されたこの菌を搭載した小型機が冬のアルプス山中に墜落する。やがて春を迎え、爆発的な勢いで世界各地を襲い始めた菌の前に、人類はなすすべもなく滅亡する…南極に一万人たらずの人々を残して。人類滅亡の恐怖と、再生への模索という壮大なテーマを描き切る感動のドラマ。”「BOOK」データベースより

価格 836円
ジャンル SF小説
出版社 角川文庫
著者 小松 左京
ページ数 387ページ
口コミ
口コミ

“今、正にこの御時世、購入しました。
小松左京氏の先見性、想像力に驚嘆しました。
書かれた時期が古いので、アマチュア無線の場面は現在ならSNSになるのだろう。
現代風にアレンジされたリブート作品もみてみたい。
作品が発表されたのが半世紀以上も前なのに、足りないのはSNSとJリーグだけ、という戦慄のもはや予言書です。”amazon.co.jpより

3位:月は無慈悲な夜の女王


~内容~
”2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取されつづけてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには…ヒューゴー賞受賞に輝くハインライン渾身の傑作SF巨篇。”「BOOK」データベースより

価格 1320円
ジャンル SF小説
出版社 (ハヤカワ文庫
著者 ロバート・A. ハインライン
ページ数 686ページ
口コミ
口コミ

“月の独立運動を描いた近未来SF。月は流刑地として、植民地として存在する。地球側は宇宙戦闘艦を保持し、月の武器は地球に穀物を送るカタパルトと人工知能のマイクくらい。そこで、どのように独立を勝ち取るのか、派手な戦争はないが、静かな描写だがダイナミック(えげつない)な戦闘がなされる。人工知能が生身の人間と協力して人々を導く物語は、きっと他にもあるだろう。そして、影響を受けた作品も多数あるだろう。革命の遂行方法など、宇宙時代の政治力学ってこんな感じかなあと思いながら読むと、結構現代物のようにも読める。面白かった。”amazon.co.jpより

2位:新世界より

 


~内容~

1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力」を得るに至った人類が手にした平和。念動力の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた…隠された先史文明の一端を知るまでは。

(「BOOK」データベースより)

価格 990円
ジャンル SF小説
出版社 講談社文庫
著者 貴志 祐介
ページ数 488ページ
口コミ
口コミ

“貴志祐介といえば、メディア化されている[悪の教典]が有名ですが、書店員としてのおすすめは断然こちらになります。実際著者が作品制作に掛けた年月を考えても、こちらの方が力が入っているといえるのではないかと思います。上中下の3冊というのはとっつきにくさを感じるかもしれませんが、この物語はSF設定の上でのエンターテインメント小説で、あれよあれよとページが進んでいきます。一度読み始めてしまえば、「この前上巻を読み終わった」と思ったらすぐに全部読み終わってしまっていることだと思います。下巻のあとがきにもありますが、貴志祐介さんはこの作品をSF初心者でも楽しめるようにという考えを持って制作していますので、ここからSFを始めてみようという方にもおすすめです。”amazon.co.jpより

1位:幼年期の終り


~内容~
”ある日突然に宇宙から巨大な船団がやってきた。すべての国の大都市の上空を覆うかのように、その光り輝く宇宙船の群はじっと浮かんでいた。六日目のこと、船団を率いる宇宙人のカレルレン総督は強力な電波を通じて、非のうちどころのない英語で、人類に対し、第一声を発した。その演説にみなぎる、深い叡知と驚くべき知性…。地球人は知った。「人類はもはや孤独ではない」ことを。イギリスが生んだ、SFの巨匠アーサー・C・クラークによる本書は、20世紀を代表するSFの傑作です。上帝(オーバーロード)という超生物種族は、どうして地球に来訪したのか?そしてなぜ、ついに人類の前に意外な姿を現したのか?思いもよらぬエンディングで、地球と人類の未来を描きだし、私たちを驚愕させる、スリリングなSF巨編。”「BOOK」データベースより

価格 924円
ジャンル SF小説
出版社 ハヤカワ文庫
著者 アーサー・C・クラーク
ページ数 390ページ
口コミ
口コミ

“クラークの作品はほとんど読んだと思うが、もっとも好きな作品がこの『幼年期の終わり』だ。旅行の移動で長時間拘束されるときよく文庫判を持っていくので、紙の本はもう2回買って、ぼろぼろになっている。

同じ題材は創元や光文社からも出版されていて、訳も何通りかあるが、この福島正美版が最初に読んだからか、情景がすっきりと頭に入ってくる。人によっては訳が形式張って古く感じるかも知れないが、そのへんも含めてこのバージョンが好きだ。

早川の『都市と星』も古いほうの訳の方がすきなのだが、Kindleでは新訳版しか買えない。『幼年期』も新訳版になってしまうと困るのでいまのうちに保険として購入することにした。”amazon.co.jpより

おすすめのSF小説の選び方

SF小説,おすすめ,選び方

おすすめのSF小説の選び方に関して解説します。

作家の国籍で選ぶ

小説には作家で選ぶ方法もあります。

【2023年】おすすめの人気作家20選!好きな小説家が見つかる!
おすすめの人気作家(小説家)20選を徹底的に比較紹介します!おすすめの人気作家の来歴や特徴から代表作までを解説!この記事を読んでぜひ好きな作家をお見つけください!

日本作家

日本作家のSF小説は舞台が日本に設定されていることが多いので、情景やストーリーが思い浮かべやすいのが特徴です。自分に馴染みのある地域や施設が登場するSF小説を選ぶとより一層楽しめるでしょう。

海外作家

SFにいままで興味を持ってこなかった方や小説を読みなれていない方は、海外のSFのベストセラーから選ぶと良いでしょう。小説初心者の方で、多くの作品があり作品選びに迷ってしまう場合は、ピンとくるタイトルから選ぶことをおすすめします。

自分の思い描くSF像に近い作品を選ぶ

SFには「時間もの(タイムトラベルなど)」や「宇宙もの(宇宙旅行など)」や「近未来もの(管理社会など)」などさまざまなジャンルがあります。これらのジャンルのうち、自分の思い描くSF像に近い作品を選ぶと良いでしょう。自分のイメージに近いジャンルを選ぶことで、ストーリーが頭に入ってきやすいです。

有名作品を選ぶ

有名作品からSF小説を選ぶ方法もあります。なんらかの賞を受賞している作品は有名作品と言えるでしょう。たとえば日本には1980年からスタートした「日本SF大賞」があります。これらの賞を参考にSF小説選びの基準にすることも良いでしょう。

口コミで選ぶ

口コミを参考に選ぶ方法もあります。一度読んだ方の口コミですので、読了感や読了までにかかる時間、イメージなど参考になる部分は大変多いです。ただ口コミを参考にする際には十分にネタバレに注意しましょう。

SF小説おすすめのまとめ

SF小説,おすすめ,まとめ

ここまでSF小説のおすすめの選び方からおすすめのSF小説までを紹介してきましたが、いかがでしたか?この記事を参考にぜひみなさんにぴったりなSF小説をお選びください!

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