読書家にとって、お気に入りの作家さんがいる事は幸せな事です。好きな作品を読み直したり、その作家さんの作品を読み漁ったりするのはとても楽しい瞬間と言えるでしょう。今回はおすすめの小説家を20名紹介します。お気に入りの作家さんを見つけたい方は参考にしていただけるとうれしく思います。
おすすめの人気作家(小説家)
東野圭吾

来歴や特徴
ミステリー小説を中心に様々なベストセラー作品を生み出してきた東野圭吾さんは人気作家のひとりと言えるでしょう。あっと驚く展開の面白さ、登場人物のキャラの個性の強さ、文章の読みやすさが特徴と言えます。
代表作
東野圭吾さんは、「新参者」「白夜行」「マースカレードホテル」などドラマや映画の作品が多く、映像作品を見た方も多いでしょう。「放課後」でミステリー小説の登竜門である江戸川乱歩賞「容疑者Xの献身」で直木賞受賞などそのほかにも様々な作品で文学賞を受賞しています。
容疑者Xの献身
~内容~
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 770円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 文春文庫 |
著者 | 東野圭吾 |
ページ数 | 394ページ |
恩田陸

来歴や特徴
恩田陸さんは、郷愁を誘う情景描写に巧みで「ノスタルジアの魔術師」と称されています。ファンタジー、冒険小説、ホラー、青春小説など多種多様の名作を世に送り出しています。恩田陸さん自身年間300冊を読む読書家でもあり、その読書経験を基盤に構想を練っています。
代表作
恩田陸さんは「夜のピクニック」「蜜蜂と遠雷」で本屋大賞を2度受賞しており、読書家が面白いと思う作品を執筆してると言えるでしょう。ファンタジーとミステリーを融合させた「ネクロポリス」や青春小説の「ネバーランド」などもおすすめです。
蜜蜂と遠雷
~内容~
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 803円 |
ジャンル | 青春小説 |
出版社 | 幻冬舎 |
著者 | 恩田 陸 |
ページ数 | 454ページ |
村上春樹

来歴や特徴
村上春樹さんは読みやすい文章とは裏腹に濃厚で緻密なストーリー展開が特徴です。物語中の理化しがたい出来事が起き、純文学でありながらダークファンタジー的な要素が強い作品も多くあります。「村上チルドレン」と呼ばれる村上春樹さんの影響下にある作家さんを国内外で生んでいます。
代表作
「風の歌を聴け」「1973のピンボール」「羊をめぐる冒険」は鼠三部作と呼ばれ村上春樹さんのファンの方も評価が高い三部作です。1990年以降は総合小説を書きたいと村上春樹さん自身が口にしており「ねじまき鳥のクロニエル」「海辺のカフカ」「1Q84」など名作を送り出している。翻訳家としても活躍しており「グレートギャツビー」や「ティファニーに朝食を」などを翻訳しています。
1Q84
~内容~
「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。書き下ろし長編小説。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 1600円 |
ジャンル | 文芸作品 |
出版社 | 新潮社 |
著者 | 村上 春樹 |
ページ数 | 554ページ |
村田沙耶香

来歴や特徴
村田沙耶香さんは作家仲間から「クレイジー沙耶香」と呼ばれており、独特の感性で現実では味わえない世界観を醸し出しているのが特徴です。負の感情が表れるとその感情をとことん分析をしており、そのような姿勢が作品にも表れていると言えるでしょう
代表作
村田沙耶香さんの代表作である「コンビニ人間」は芥川賞を受賞している作品です。「殺人出産」「消滅世界」「しろいろの街の、その骨の体温の」などタイトルだけみても衝撃的な作品が多いのも特徴の一つと言えるでしょう。
コンビニ人間
~内容~
「いらっしゃいませー!」お客様がたてる音に負けじと、私は叫ぶ。古倉恵子、コンビニバイト歴18年。彼氏なしの36歳。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて…。現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 638円 |
ジャンル | 文芸作品 |
出版社 | 文春文庫 |
著者 | 村田 沙耶香 |
ページ数 | 168ページ |
中山七里

来歴や特徴
中山七里さんは、推理小説を主に執筆しており、卓越した表現力と読者を欺く見事などんでん返しが魅力的な作家さんです。様々なシリーズも世に出しており、若い世代の中でも注目を集めている作家さんの一人です。
代表作
中山七里さんは、音楽ミステリー小説の「岬洋介シリーズ」法廷ミステリーの「御子柴礼司シリーズ」刑事ミステリー作品「刑事犬養隼人シリーズ」など様々なシリーズ作品を手掛けています。「連続殺人カエル男」「譲れなかった君たちへ」もおすすめです。
連続殺人カエル男
~内容~
口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに…。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の目的とは?正体とは?警察は犯人をとめることができるのか。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 660円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 中山 七里 |
ページ数 | 441ページ |
伊坂幸太郎

来歴や特徴
伊坂幸太郎さんの作品は、映画化され知名度抜群で人気作家のひとりと言えるでしょう。様々なジャンルの作品を執筆している伊坂幸太郎さんですが、どの作品にも少なからず謎や仕掛けがあり、それを考える楽しみが伊坂幸太郎さんの作品にはあります。また、個性的で独特な登場人物も伊坂幸太郎さんの特徴と言えるでしょう。
代表作
「死神の精度」「ゴールデンスランバー」「陽気なギャングが地球を回す」など様々な著作が映画化されています。「重力ピエロ」「グラスホッパー」「砂漠」など数多くの作品が直木賞候補に挙がっており、人気と実力を兼ね備えた作家さんと言えるでしょう。
グラスホッパー
~内容~
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 649円 |
ジャンル | ハードボイルド小説 |
出版社 | 角川文庫 |
著者 | 伊坂 幸太郎 |
ページ数 | 345ページ |
綾辻行人

来歴や特徴
本格ミステリー作家の旗手である綾辻行人さんですが、推理小説では人気のある作家の一人であり、驚天動地のトリックで常に読者を楽しませてくれる小説家の一人です。ちなみに、妻は「十二国記シリーズ」「屍鬼」などで有名な小野不由美さんです。
代表作
「Anoter」はアニメ化もされた綾辻行人さんの代表作です。「館シリーズ」や「囁きシリーズ」「殺人鬼シリーズ」「殺人方程式シリーズ」など数々のシリーズ作品も執筆しています。とくに館シリーズの「十角館の殺人」は人気のある作品の一つです。
Another
~内容~
夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい何が起きているのか!?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 748円 |
ジャンル | ホラー小説 |
出版社 | 角川文庫 |
著者 | 綾辻 行人 |
ページ数 | 402ページ |
誉田哲也

来歴や特徴
喜田哲也さんの作風は非常に幅広く、ミステリーから青春、伝奇ものまで多種多様の作品を世に送り出しています。強く逞しい女性を主人公を書かせたら一級品で、喜田哲也さんの特徴の一つと言えるでしょう。
代表作
喜田哲也さんの主人公の特徴の一つである強い逞しい女性の代名詞と言えるのが「姫川玲子シリーズ」と言えるでしょう。その他にも「ストロベリーナイト」や「武士道シックスティーン」も有名な作品です。
ノーマンズランド
~内容~
またしても同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。心機一転、捜査に集中する玲子だったが、すぐに行き詰まってしまう。有力な被疑者がすでに別の所轄に逮捕されており、情報が流れてこないのだ。玲子は、あらゆる伝手をたどり、事件の全体像を探りはじめるが…。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 1760円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 光文社 |
著者 | 誉田哲也 |
ページ数 | 402ページ |
堂場瞬一

来歴や特徴
同場瞬一さんは情熱的な人間ドラマのスポーツ小説や人間描写が魅力的な警察小説を多く執筆している作家さんです。元新聞記者出身ということもあり、かなりの速筆で知られており、数多くの作品を産み出している作家さんでもあります。
代表作
同場瞬一さんの「刑事・鳴沢了シリーズ」や「警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ」は警察小説シリーズものの代表作と言えます。小説野球の傑作の作品「ミス・ジャッジ」「大延長」「ラストダンス」や箱根駅伝を描いた「チーム」などのスポーツ小説の傑作も描いています。
蝕罪―警視庁失踪課・高城賢吾
~内容~
行方不明者を捜す専門部署として、警視庁に設立された失踪人捜査課―実態は厄介者が寄せ集められたお荷物部署。ある事件により全てを失い酒浸りになった刑事・高城賢吾が配属される。着任早々、結婚を間近に控え、なぜか失踪した青年の事件が持ちこまれるが…。待望の新シリーズ、書き下ろしで登場。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 943円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 中央公論新社 |
著者 | 堂場 瞬一 |
ページ数 | 483ページ |
志賀直哉
来歴や特徴
志賀直哉は「白樺派」を代表する作家の一人です。実写の名手として、無駄のない文章で対象を的確に描写した文体が高く評価され、「小説の神様」とも呼ばれています。ほぼ全作品が短編で手に取りやすいのも魅力の一つと言えるでしょう。
代表作
志賀直哉の唯一の長編小説「暗夜行路」は小説の神様が17年間の月日を費やして完成した傑作作品です。短編も「城の崎にて」「小僧の神様」「剃刀」など傑作を世に産み出してきました。
暗夜行路
~内容~
祖父と母との過失の結果、この世に生を享けた謙作は、母の死後、突然目の前にあらわれた祖父に引きとられて成長する。鬱々とした心をもてあまして日を過す謙作は、京都の娘直子を恋し、やがて結婚するが、直子は謙作の留守中にいとこと過ちを犯す。
苛酷な運命に直面し、時には自暴自棄に押し流されそうになりながらも、強い意志力で幸福をとらえようとする謙作の姿を描く。用語、時代背景などについての詳細な注解を付す。(Amazonより)
価格 | 979円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 新潮社 |
著者 | 志賀 直哉 |
ページ数 | 640ページ |
有川浩

来歴や特徴
有川浩さんはSF・ミステリーなどの分野で活躍しているライトノベルの作家さんです。ライトノベルの分野にも関わらずハードカバーで出版するという特殊な出版方式をとっています。読後感の良さに定評があり、幅広い世代から根強い人気を誇っています。
代表作
有川浩さんの代表作である「図書館戦争シリーズ」はアニメ化、映画化、ドラマ化、漫画化など多種多様のメディアに取り上げられている作品です。その他にもデビュー作「塩の街」を含めた「自衛隊三部作」や「シアターシリーズ」などもおすすめです。
図書館戦争
~内容~
2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 734円 |
ジャンル | 文芸作品 |
出版社 | KADOKAWA/角川書店 |
著者 | 有川 浩 |
ページ数 | 398ページ |
筒井康隆

来歴や特徴
筒井康隆さんは、星新一さん、小松左京さんと並んで「SF御三家」と称されており、日本SF作家の巨匠の一人と言っていいでしょう。初期の作品はパロディやスラップスティックな笑いを得意とし、ナイセンスなSF作品を発表していました。1970年代よりメタフィクションの手法を用いた前衛的な作品が増え、エンターテメントや純文学といった境界を越える実験作を多数発表しています。一時期、断筆していましたが、現在ではライトノベルなども執筆しています。
代表作
筒井康隆さんの代表作の一つである「時をかける少女」は何度もアニメ化、映画化、ドラマ化を果たしています。小川左京さんの「日本沈没」のパロディである「日本以外全部沈没」や直木賞候補に三度落選したことから、文学賞選考委員を次々に殺していく「大いなる助走」などナイセンスな笑いをテーマにした作品も執筆しています。ある理由で断筆していた筒井康隆さんですが、復帰後は「ビアンカ・オーバースタディ」などライトノベルを中心に執筆しています。
時をかける少女
~内容~
放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。このにおいをわたしは知っている―そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床にたおれてしまった。そして目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始めた。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 484円 |
ジャンル | 青春小説 |
出版社 | 角川書店 |
著者 | 筒井 康隆 |
ページ数 | 238ページ |
朝井リョウ

来歴や特徴
朝井リョウさんは23歳という若さで直木賞を受賞しています。主に青春ものジャンルを得意とし、映画化やドラマ化、漫画化した作品も多あります。今、一番勢いのある作家さんの一人と言えるでしょう。
代表作
朝井リョウさんは「何者」で直木賞を受賞しています。デビュー作の「桐島、部活やめるってよ」は映画化、「武道館」はドラマ化、「チア男子」は漫画化されており、これからも各メディアで映像化されるでしょう。ジブリファンである朝井リョウさんですが「世界地図の下書き」はスタジオジブリのアニメーターの近藤勝也が担当をしていることでも有名な作品になっています。
何者
~内容~
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから―。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて…。直木賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 693円 |
ジャンル | 文芸作品 |
出版社 | 新潮社 |
著者 | 朝井 リョウ |
ページ数 | 346ページ |
湊かなえ

来歴や特徴
湊かなえさんといえばイヤミスの女王として一躍有名になり、数々の名作を生み出してきました。イヤミスとは読後感が悪く、「イヤ」な気分になる「ミス」テリーのことを指し、湊さんはこの分野において今や絶大な支持を得ています。作品の後味の悪さは良い意味で癖になります。
代表作
湊かなえさんのデビュー作「告白」はその衝撃のストーリーでイヤミスの女王と世に知らしめました。その他「贖罪」「母性」「ユートピア」「リバース」などイヤミスの名作を世に出しています。「花の鎖」などイヤミスだけでなく感動系の作品も世に出しています。
夜行観覧車
~内容~
高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 713円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 双葉社 |
著者 | 湊 かなえ |
ページ数 | 384ページ |
村山早紀

来歴や特徴
村山早紀さんは児童文学を中心に執筆している作家さんです。子供の世界と思い出を大切にする作家さんで、そのストーリーで優しく心が暖かくなるでしょう。また様々なシリーズものの児童文学を世に送り出している作家さんとしても有名です。
代表作
村山早紀さんは「コンビニたそがれシリーズ」や「シェーラひめのぼうけんシリーズ」「風の丘ルルー」シリーズ等が人気を博しています。「桜風堂ものがたり」では本屋大賞で5位入賞、「百貨の魔法」では本屋大賞9位入賞しており、児童文学作家でありながら、大人にも人気のある作家さんと言えるでしょう。
コンビニたそがれ堂 祝福の庭
~内容~
本当にほしいものがあるひとだけがたどりつける、不思議なコンビニたそがれ堂。北国の高校を卒業し、いまは街角の洋品店で働くつむぎが、たそがれ堂で手にしたものは―。かつて諦めてしまった夢の続きを描いた「ガラスの靴」、老いた人気漫画家と少女の交流がユーモラスな「神様のいない家」、サンタクロースに手紙を書いた少年たちの物語「祝福の庭」。すべてを突き抜けてあふれだす魔法のようなきらめきと温もり、大人気シリーズ第六弾!
(「BOOK」データベースより)
価格 | 748円 |
ジャンル | 文芸作品 |
出版社 | ポプラ社 |
著者 | 村山 早紀 |
ページ数 | 334ページ |
西村京太郎

来歴や特徴
西村京太郎さんは日本推理小説作家の重鎮の一人と言えるでしょう。トラベルミステリーの第一人者であり、十津川警部の生みの親と言われています。初期は社会派推理小説えお書いていましたが、じきにスパイ小説、クローズド・サークル、時代小説など多岐にわたるミステリー小説を書いてきました。
代表作
西村京太郎さんの代表作と言えば、日本中にトラベルミステリーというジャンルを示すきっかけとなった「寝台特急殺人事件」が挙げられるでしょう。テレビドラマでも有名な十津川警部シリーズや左文字進シリーズも西村京太郎さんの代表作です。
寝台特急殺人事件
~内容~
寝台特急“はやぶさ”を取材する週刊誌記者の青木は、1号車の個室寝台で、「薄茶のコートの女」を撮影するが、そのフィルムを何者かに抜き取られてしまう。そして、翌日、多摩川に、その女の死体が浮かんだ。彼女は、いつ、どうやって運ばれたのか?犯人と、その目的は?ブームは、ここから始まった!累計一二〇万部を超える、トラベル・ミステリーの金字塔。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 792円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 光文社 |
著者 | 西村 京太郎 |
ページ数 | 405ページ |
佐島勤
来歴や特徴
佐島勤さんは小説投稿サイトで発表し、その後電撃文庫でデビューしたライトノベルの作家さんです。佐島勤自身「おそらくライトノベル的には冒険だった」「遅れてきたジョブナイル作家」と称しており、時代的に古風な作風で書いています。現在でも会社員の兼業作家として活動しています。
代表作
デビュー作「魔法科高校の劣等生」シリーズは漫画化、アニメ化もされている人気作品です。魔法とタイトルにありますがファンタジーではなく、近未来を描いたSF作品です。ドウルマスターズも近未来を描いたSF作品で、近未来SFが得意な作家さんと言えます。
魔法科高校の劣等生
~内容~
魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』(ウィード)、『雑草』(ブルーム)と呼ばれていた。そんな魔法学校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウイード)。妹は、全てが完全無欠な優等生(ウイード)。どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 693円 |
ジャンル | ファンタジー小説 |
出版社 | KADOKAWA |
著者 | 佐島 勤 |
ページ数 | 296ページ |
佐伯泰英

来歴や特徴
佐伯泰英さんは、時代小説の名作をハイペースで執筆しており「月刊佐伯」と言われいます。時代小説だけでなく、スペインに在住していたころの経験を活かし闘牛をテーマにしたノンフェクション、小説も書いています。
代表作
佐伯泰英さんは「密命シリーズ」や「交代寄合伊那衆異聞シリーズ」、「空也十番勝負シリーズ」など様々な時代小説のシリーズものを書き上げています。初期の作品はスペインの闘牛をテーマにしたノンフィクション「闘牛士エル・コルドべス1969年の叛逆」「闘牛はなぜ殺されるか」小説「ゲルニカに死す」を発表しています。
密命
~内容~
豊後相良藩二万石の徒士組・金杉惣三郎は、固い絆で結ばれた藩主・斎木高玖から密命を帯びる。何者かによって奪われた相良藩の蔵書の中に、幕府ご禁制の切支丹本が混ざっていたという。事が明るみに出れば藩の取り潰しは免れない!真相を探るべく江戸に潜入した惣三郎は、藩主の分家・斎木丹波の企みを嗅ぎつけ…。相良藩の龍虎が激突する一大剣豪小説!
(「BOOK」データベースより)
価格 | 851円 |
ジャンル | 歴史・時代小説 |
出版社 | 祥伝社 |
著者 | 佐伯 泰英 |
ページ数 | 560ページ |
村山由佳

来歴や特徴
村上由佳さんと言えば恋愛小説家として有名で、直木賞も受賞している作家さんです。恋愛小説だけではなく母親との関係を描いた自伝的小説や愛猫もみじとの生活を綴ったエッセイも書いています。また、作家としてだけでなく演歌の作詞を手掛けたり、NHKの番組でロシアを旅したりと作家以外にも多才さを発揮しています。
代表作
家族愛を描いた「星々の舟」は直木賞を受賞している作品で、村山由佳さんの代表作の一つと言えるでしょう。母親との関係を描いた「放蕩記」や村山由佳さんの恋愛小説の代名詞でもある「おいしいコーヒーの入れ方シリーズ」もおすすめの作品です。
ありふれた愛じゃない
~内容~
銀座の老舗真珠店に勤務する32歳の真奈。女性上司に敵視されつつも仕事は充実し、私生活では年下の恋人と半同棲生活を送っていたが、出張先のタヒチで彼女を待っていたのは元彼との再会だった。抑えようとしてもなお、二人の男の間で揺れる心。生命力溢れるタヒチが真奈を変えてゆくのか。珠玉の恋愛長篇。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 803円 |
ジャンル | 恋愛小説 |
出版社 | 文藝春秋 |
著者 | 村山 由佳 |
ページ数 | 474ページ |
上田秀人
来歴や特徴
上田秀人さんは大阪府内で歯科医院を開業する傍ら、小説を執筆している作家さんです。
戦国時代から江戸時代
の武家などを背景にしたものを中心にシリーズものを含めた時代小説や歴史小説を多く執筆している作家さんです。
代表作
上田秀人さん「三田村元八郎シリーズ」や「織江緋之介見参シリーズ」、「お醤番承り候シリーズ」など様々な人間の奥深さを描いた時代小説のシリーズものを描いています。「奥右筆秘帳シリーズ」はこの文庫描き下ろし時代小説がすごい」で第一位に選ばれており、同シリーズで第三回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞しており、「孤闘 立花宗茂」で中山義秀文学賞を受賞しています。
将軍家見聞役 元八郎 一 竜門の衛
~内容~
八代将軍吉宗の治下、老中松平乗邑は将軍継嗣・家重を廃嫡すべく朝廷に画策。吉宗の懐刀である南町奉行大岡越前守を寺社奉行に転出させた。大岡配下の同心・三田村元八郎は密命を帯びて京に潜伏することに。やがて桜町天皇の身辺にも危害が及び、真相を知った天皇の勅使一行は東海道を下向する。立ちはだかるは甲賀者、そして示現流の遣い手。陰謀の網に元八郎の太刀が振るわれる。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 755円 |
ジャンル | 歴史・時代小説 |
出版社 | 徳間書店 |
著者 | 上田秀人 |
ページ数 | 502ページ |
おすすめの人気作家(小説家)のまとめ
今回はおすすめの小説家を20名紹介しましたが、いかがだったでしょうか。今回の紹介で気になった作家さんがいたら是非手に取って読んでみてください。どの作家さんも名作を産み出している作家さんので、新しいお気に入りの作家さんを見つける事ができるでしょう。
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