日本推理作家協会賞受賞作品のおすすめ人気比較ランキングトップ10です。各日本推理作家協会賞受賞作品のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめの日本推理作家協会賞受賞作品をあなたにお届けします。
おすすめの作品がいっぱい!日本推理作家協会賞とは!?
日本推理作家協会賞とは日本推理作家協会が主催する文学賞です。その年に発表された推理小説のうち、最も優れていると評された作品に賞が与えられます。歴史は第一回の1948年からとかなり古く、ミステリー界で最も権威ある賞とみなされています。
2023年最新の日本推理作家協会賞受賞作品
長編及び連作短編集部門
『インビジブル』
~内容~
昭和29年、大阪城付近で政治家秘書が頭を麻袋で覆われた刺殺体となって見つかる。大阪市警視庁が騒然とするなか、若手の新城は初めての殺人事件捜査に意気込むが、上層部の思惑により国警から派遣された警察官僚の守屋と組みはめに。帝大卒のエリートなのに聞き込みもできない守屋に、中卒叩き上げの新城は厄介者を押し付けられたと苛立ちを募らせるが―。はぐれ者バディVS猟奇殺人犯、戦後大阪の「闇」を圧倒的リアリティで描き切る傑作長篇。
(Amazonより)
価格 | 1980円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
著者 | 坂上泉 |
ページ数 | 349ページ |
『蟬かえる』
~内容~
ブラウン神父、亜愛一郎に続く、“とぼけた切れ者”名探偵である、昆虫好きの青年・〓沢泉。彼が解く事件の真相は、いつだって人間の悲しみや愛おしさを秘めていた―。十六年前、災害ボランティアの青年が目撃したのは、行方不明の少女の幽霊だったのか?〓沢が意外な真相を語る「〓かえる」。交差点での交通事故と団地で起きた負傷事件のつながりを解き明かす、第七十三回日本推理作家協会賞候補作「コマチグモ」など五編を収録。注目の若手実力派・ミステリーズ!新人賞作家が贈る、絶賛を浴びた『サーチライトと誘蛾灯』に続く連作集第二弾。
(Amazonより)
価格 | 1760円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
著者 | 櫻田 智也 |
ページ数 | 256ページ |
日本推理作家協会賞受賞作品のおすすめランキング
10位:終着駅殺人事件
~内容~
青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。しかし、上野駅構内で第一の殺人。その後、次々に仲間が殺されていく―。上野駅で偶然、事件に遭遇した亀井刑事は、十津川警部とともに捜査を開始した。累計一六〇万部の栄光!第34回日本推理作家協会賞に輝く、愛と郷愁の国民的ミステリー。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 814円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 光文社 |
著者 | 西村 京太郎 |
ページ数 | 449ページ |

“日本推理作家協会賞受賞作品
「そして誰もいなくなった」と同様、集まった人が一人づつ殺されて行く。最後に残ったのが犯人だ。
殺害の理由は,最後まで予測できない。伏線は少しづつ。日本推理作家協会賞作品の中では、読みやすい方かもしれない。
“amazon.co.jpより
9位:ユージニア
~内容~
「ねえ、あなたも最初に会った時に、犯人って分かるの?」こんな体験は初めてだが、俺は分かった。犯人はいま、俺の目の前にいる、この人物だ―。かつて街を悪夢で覆った、名家の大量毒殺事件。数十年を経て解き明かされてゆく、遺された者たちの思い。いったい誰がなぜ、無差別殺人を?見落とされた「真実」を証言する関係者たちは、果たして真実を語っているのか?日本推理作家協会賞受賞の傑作ミステリー。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 692円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 角川文庫 |
著者 | 恩田 陸 |
ページ数 | 420ページ |

“最後まで読むと読み返したくなる、2度読み.してしまう本、だと思います。宮部みゆきの「理由」のように悲惨な事件が、
関係者の人々の一人称もしくは第三者の伝聞で語られて行きます。
バラバラの話しが最後に構築されて「事件」が見えて来る感じです。
2度目は、ダカラかと納得しながら読んでいけます。
面白いかと言われると… ? 重い雰囲気の有るお話です。殺人を扱っているので、あたまえですが…。”amazon.co.jpより
8位:ジェノサイド
~内容~
イラクで戦うアメリカ人傭兵と、日本で薬学を専攻する大学院生。まったく無関係だった二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。そして合衆国大統領が発動させた機密作戦の行方は―人類の未来を賭けた戦いを、緻密なリアリティと圧倒的なスケールで描き切り、その衝撃的なストーリーで出版界を震撼させた超弩級エンタテインメント、堂々の文庫化!
(「BOOK」データベースより)
価格 | 660円 |
ジャンル | SFミステリ |
出版社 | KADOKAWA |
著者 | 高野 和明 |
ページ数 | 391ページ |

“物語のテンポが早く、ハリウッドアクション映画のようだった。
専門用語が結構出てくるのでその度にググったりもしたがその分知識、理解が深まった。
特にハイズマンのホモサピエンスの残虐性はなるほどと思った。
肺胞上皮細胞硬化症やハイズマン・レポートが実は造語というのには驚いた。
早くハリウッド映画化して欲しい。
“amazon.co.jpより
7位:望郷
~内容~
暗い海に青く輝いた星のような光。母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた“おっさん”が海に出現させた不思議な光。そして今、私は彼の心の中にあった秘密を知る…日本推理作家協会賞受賞作「海の星」他、島に生まれた人たちの島への愛と憎しみが生む謎を、名手が万感の思いを込めて描く。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 693円 |
ジャンル | 短編集 |
出版社 | 文藝春秋 |
著者 | 湊 かなえ |
ページ数 | 293ページ |

“湊かなえ原作ドラマは見て面白いと思っていたので、本の方も読んでみたいと思い購入。タイトルの「望郷」はその言葉で思い浮かべる、故郷を懐かしむ思い…みたいな話ではなく狭い島の行き詰まる様な人間関係と、途中でそれまで見えていた景色がガラリと変わってしまうような、色々な逆転が起こる。ミステリー?と思って読み進めましたが、読み終わってみれば鮮やかなミステリーでした。短編集ですが、話と話が微妙にリンクしていたり舞台が同じ島というくくりでまとまっています。”amazon.co.jpより
6位:秘密
~内容~
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 803円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 文春文庫 |
著者 | 東野圭吾 |
ページ数 | 452ページ |

“まずタイトルが非常に優れています。
読みながら「秘密」というタイトルがすぽんすぽんとパズルのピースのようにはまっていくのを感じ、何度も関心させられました。そしてその文章力、構成力、キャラクター造形の深さ。目から入った文章が脳内で文章として処理されることなく、そのまま映像化されるイメージです(あくまでイメージ)。
プロの小説はそもそもそういうものだと思うのですが、このレベルの文章にはそうそうお目にかかれません。
読み終えて改めて眺めてみても特別うまい文章という感じはしないのですが、シンプルな文章とストーリー、キャラクター構成がそうさせているのでしょうか。
主人公に感情移入しすぎるあまり、そして自分がこの主人公程潔く諦めることができない性格のため、読後の後味の悪さは今まで読んだ作品の中でもトップクラス。自分が既婚者でなく本当に良かった。
既婚者の男性には良くも悪くも実生活に影響を与える作品だと思います。
とてつもなくすごいものを見たという感想とともに、二度と読みたくないと思ってしまう程のめり込んだ作品でした。
以上、五度目の読了を終えて。”amazon.co.jpより
5位:龍は眠る
~内容~
嵐の晩だった。雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京に向かう道すがら、道端で自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。何となく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。「僕は超常能力者なんだ」。その言葉を証明するかのように、二人が走行中に遭遇した死亡事故の真相を語り始めた。それが全ての始まりだったのだ…宮部みゆきのブロックバスター待望の文庫化。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 979円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 新潮社 |
著者 | 宮部みゆき |
ページ数 | 537ページ |

“賞を取ったというので、読んでみたが素晴らしい・・・というか、自分が納得出来る話なので、余計のめり込める。超能力を信じる人がこれを読んだら本当にその才能を眠りから起こさせるのではないかと思えてしまう。実際私の能力も起きかけているよう・・・・!?。貴方も読んで、試してみる?超能力に対して冷めた目を持っている人が読んでも面白くないかも。”amazon.co.jpより
4位:OUT
~内容~
深夜の弁当工場で働く主婦たちは、それぞれの胸の内に得体の知れない不安と失望を抱えていた。「こんな暮らしから脱け出したい」そう心中で叫ぶ彼女たちの生活を外へと導いたのは、思いもよらぬ事件だった。なぜ彼女たちは、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?犯罪小説の到達点。’98年日本推理作家協会賞受賞。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 734円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 桐野 夏生 |
ページ数 | 456ページ |

“発刊から10年以上たっているが、遅ればせながら桐野夏生の小説を初めて読んだ。恐ろしく衝撃を受けた。いっぺんに著者のフアンになった。さらにもっと別な著作を読みたいと思った。登場人物の心理描写がすごい。当時、連続ドラマになった(有料で制作テレビ局から配信されているらしい)というが、小説を読み進む醍醐味は時間的な制約があるドラマ映像でどこまで表現できたかわからない。”amazon.co.jpより
3位:時計館の殺人
~内容~
鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!第45回日本推理作家協会賞に輝く不朽の名作、満を持しての新装改訂版。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 792円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 綾辻行人 |
ページ数 | 372ページ |

“館ものの雰囲気が好きで、暗黒館以外は全て読んでいます。
十角館は、衝撃としては最高でしたが、トリックの出来としては時計館が最高と感じます。またこのような出来栄えの新作館ものと出会いたいものですが叶わぬ願いなのでしょうか(悲)”amazon.co.jpより
2位:硝子のハンマー
~内容~
ミステリー界を仰天させた完璧無比の密室トリック、ついに文庫化!
日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。月9ドラマ『鍵のかかった部屋』原作!(Amazonより)
価格 | 968円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | KADOKAWA |
著者 | 貴志 祐介 |
ページ数 | 608ページ |

“榎本が、合理的かつ実際的に犯行手口を絞り出していく過程は、実に面白い。のだが、犯人が殺意を抱いた経緯が理解に苦しむのである。これ程知能と技術に長けた犯人ならば、不正義な財産を窃取することと、殺人のリスク衡量を誤るはずがないように思えるのである。しかしながら、淀みなく防犯の知識を展開する榎本には、一種のアンチヒーローの趣を感じ、その過去、暗躍が伏せられていることから、エンターテイメントとしては良作であるとおもう。
“amazon.co.jpより
1位:カラスの親指
~内容~
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品。第62回日本推理作家協会賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 946円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 道尾 秀介 |
ページ数 | 520ページ |

“伊集院光のラジオにゲストで出演した事で作者を知り、アマゾンで検索、タイトルに惹かれて購入したまま忘れてた。友人からの『タンスの角に足の小指をぶつけた』ってメールで思いだして読み始め、一気に読了。映画化もされている事を他の方のレビューで知ったが、あえて観るのはやめておきます。続編の『カエルの小指』も早く読みたいなあ。内容?んなもの教えませんよ。
“amazon.co.jpより
日本推理作家協会賞以外のおすすめの作品賞は?
直木賞
直木賞は、大衆文学に贈られる賞で日本で有名な賞の一つと言えるでしょう。娯楽性の高い面白い本が受賞される傾向があります。娯楽性の高い小説や本当に面白い小説を読みたい方はこの賞の受賞作を手に取ってみると良いでしょう。

芥川賞
芥川賞は純文学を対象にした文学賞で、直木賞と並び日本で最も有名な賞といえるでしょう。
芸術性や文章の美しさなどが審査の対象になります。純文学が好きな方や小説に芸術性を求める方は芥川賞受賞作品を読むのをおすすめします。

江戸川乱歩賞
江戸川乱歩賞はミステリー小説や推理小説などを対象とした賞です。ミステリー好きな方や意外性を求める方におすすめです。また、受賞後のサポートがしっかりしているのもこの賞の特徴と言えるので、気に入った作品があったら、その作家さんの他の作品を取って見るのもいいでしょう。

本屋大賞
本屋さんの書店員だけが投票して選ばれる賞です。本屋さんが選ぶ作品ですので有名無名にかかわらず、本当に面白い小説が選ばれることが多いです。作品選びに失敗したくない方や作品世界に引き込まれたい方におすすめです。

星新一賞
SFなどの「理系文学」を対象にした賞です。星新一さんがショートショートの名手だったこともあり、短編やショートショートが対象になります。SF小説が好きな方はもちろんですが、短編で読みやすいので読書慣れしていない方や読書の時間があまり取れない方におすすめです。

日本SF大賞
日本SF大賞は、1980年に日本SF作家クラブが設立した文学賞です。SFジャンルの中で、プロの作家がプロの作品を選ぶ形式の賞では初めてで、小説以外にも漫画やノンフィクションなども受賞しているのが特徴です。

すばる文学賞
「すばる文学賞」とは集英社主催の純文学の公募新人文学賞で、エンターテメイト性を兼ね備えた作品が選ばれることが多いのが特徴です。芥川賞の候補にも挙がる文学賞でもあり、注目度の高い文学賞の一つと言えるでしょう。ストーリー重視の純文学を読みたい方におすすめの賞です。

山本周五郎賞
「山本周五郎賞」は三島由紀夫賞と同時に1988年に創設されました。昭和期に大衆文学や時代歴史小説で有名な山本周五郎にちなんで、目を見張るような物語性を有する小説に贈られる文学賞です。一般には「山本賞」や「山周賞」などと呼ばれています。

日本ファンタジーノベル大賞
日本ファンタジーノベル大賞は1989年に創設された、未発表の創作ファンタジー小説を対象とした、プロ・アマを問わない公募型の文学賞です。 日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品は、新潮社から刊行されるのが特徴で、受賞作の中にはアニメ化された作品もあります。

日本ホラー小説大賞
日本ホラー小説大賞とは、株式会社KADOKAWAと一般財団法人角川文化振興財団が主催していた日本の公募新人文学賞です。1994年から2018年まで続いた文学賞で、『同じ時代を生きている全ての読者と、恐怖を通して人間の闇と光を描こうとする才能豊かな書き手のために』をコンセプトとしているのが特徴です。

日本推理作家協会賞のおすすめまとめ
ここまでおすすめの日本推理作家協会賞受賞作品やその他の文学賞を紹介してきましたがいかがでしたか。この記事がみなさんの小説選びの一助になっていれば幸いです。みなさんの読書生活がよりよいものになることを切に願っております。
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