【2021年最新】村田沙耶香の小説のおすすめランキング15選

村田沙耶香,おすすめ 小説
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作家、村田沙耶香さんをご存知でしょうか?2016年に発行され、芥川賞を受賞した「コンビニ人間」は世間に強い衝撃と余波を残しました。

村田沙耶香さんの小説は物事の本質を突き、思わずドキリとさせられるストーリーが魅力的です。

そして飾らず率直な文章はある意味冷たくも感じさせますが、読んだ人の心に強く残ります。ダークで風刺的な雰囲気漂う、一度ハマったら抜け出せない、そんな村田沙耶香さんの小説を今回は紹介していきます。

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おすすめの小説家村田沙耶香とは

村田沙耶香,おすすめ,概要

仲間内からクレイジー沙耶香とも呼ばれる奇才、村田沙耶香さんは千葉県の印西市で生まれました。

高校卒業後、心理学方面に進もうと考えていた村田沙耶香さんですが、受験時期になり、やはり作家になりたいと文学部志望に変更したそうです。

そして大学在学中に「授乳」で群像新人文学賞優秀賞を受賞し、作家デビューを果たしました。

作家仲間の西加奈子さん曰く村田沙耶香さんのすごい点は、普通の小説家がどう評価されるかや自分がどう思われるかという考えを無意識にも入れしまうのに対して、全くそういった考えを持たずに純粋に物語から聞こえる声のままに文字を紡げることだとのことです。

その作品に対する姿勢は、そのまま彼女の素直で純粋な性格を現しています。

村田沙耶香の小説のおすすめ人気比較ランキング

15位:となりの脳世界


~内容~

読み終えた後、目の前の世界が変わる。芥川賞作家が書き続けてきた日常と想像のあれこれ。デビューから15年、初の決定版エッセイ集。

(「BOOK」データベースより)

価格 1540円
ジャンル エッセイ
出版社 朝日新聞出版
著者 村田 沙耶香
ページ数 272ページ
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"著者の小説しか読んだことがなく、エッセイ集は初。さぞ不思議な感性を持った人なんだろうな、と思っていたけど、予想よりずっと社交的、活動的でノーマル。ただ、『「走らせている人」たち』には驚きました。そんなこと想像したこともなかったのに、その場の半分くらいが「走らせていた人々」だったとは。もしかしたら著者がそういう磁場を持っているのかもしれません。"amazon.co.jpより

14位:変半身


~内容~

人類は変態する、ニンゲンを脱ぎ捨てろ。ポピ原人、ポーポー様、秘祭モドリ、海のもんと山のもん、エロコミ天国、遺伝子退行手術etc.歴史は書き換えられ、世界は塗り替えられ、魂は入れ替えられていく―演劇界の鬼才・松井周と練り上げた千久世島ワールドを舞台に、村田沙耶香が圧倒的イマジネーションで紡ぐ新たな人類のための異形の“創世記”ここに誕生!「早稲田文学増刊女性号」で話題の中編「満潮」を併録。

(「BOOK」データベースより)

価格 1485円
ジャンル 文芸作品
出版社 筑摩書房
著者 村田 沙耶香
ページ数 176ページ
口コミ
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"「変半身」と「満潮」の二短編が収録されている本。「変半身」では、生まれ育った島の秘祭「モドリ」の正体を知った陸が、夫の詐欺のような仕事の片棒を担ぐために流行りの生活を演じる。陸は高校を卒業して島を出ている。そして、夫婦や友達と島に帰省することになる。島では、榊プロデューサーが島の風習をでっち上げていた。観光のためだ。そんな話であるが、我々は何を信じていいのか、結構曖昧なままで生きているのだなと思わされる。「我思うゆえに我あり」さえ真でなくなる世界だ。盲信することの怖さ、信じないことを信じる盲信の怖さなどを体験できる。

「満潮」の“潮”は人間の体内から出る潮のこと。妻の佳代が夢精を経験するところから始まる(冒頭ですでにおかしい)。そして、夫は潮吹きに挑戦する(なんかおかしい)。そして、佳代も夫と一緒に潮吹きに挑戦するようになる。性差だけを言っているのではないと思うが、作品の主題を読み取れなかった。
"amazon.co.jpより

13位:ハコブネ


~内容~

十九歳の里帆は男性とのセックスが辛い。自分の性に自信が持てない彼女は、第二次性徴をやり直そうと、男装をして知り合いの少なそうな自習室に通い始める。そこで出会ったのは、女であることに固執する三十一歳の椿と、生身の男性と寝ても実感が持てない知佳子だった。それぞれに悩みを抱える三人は、衝突しあいながらも、自らの性と生き方を模索していく。芥川賞作家が赤裸々に紡いだ話題作。

(「BOOK」データベースより)

価格 528円
ジャンル 文芸作品
出版社 集英社
著者 村田 沙耶香
ページ数 224ページ
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"ファミレスでアルバイトをする19歳の里帆と、中学時代からの付かず離れずの友人、31歳の椿と知佳子が「自習室」を起点に織り成す「セックス」や「性」をめぐる成長の物語。そんなふうにまとめてしまってはあまりに枝葉を切り落としていて、何も説明していないに等しいですが、つまりは読む人が自分と年齢や考え方の近い登場人物の視点を借りて、登場人物たちが抱える女性ゆえの葛藤や逡巡、そしてその人なりの超克とでもいうものを自らの在り方とも照らしながら読み進める作品ではないかと。
半世紀以上、自分の性になんらの違和感を感じることもなく生きている男性読者である自分は、読んでいる間中ずっと、深い疎外感を感じさせられたりもしました。
"amazon.co.jpより

12位:星が吸う水


~内容~

恋愛ではない場所で、この飢餓感を冷静に処理することができたらいいのに。「本当のセックス」ができない結真と彼氏と別れられない美紀子。二人は「性行為じゃない肉体関係」を求めていた。誰でもいいから体温を咥えたいって気持ちは、恋じゃない。言葉の意味を、一度だけ崩壊させてみたい。表題作他一篇。

(「BOOK」データベースより)

価格 660円
ジャンル 恋愛小説
出版社 講談社
著者 村田 沙耶香
ページ数 240ページ
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"作者の三島賞受賞をきっかけに購入しました。一般的な感性ではないと思いますが、性について特異的な感性から書かれた内容です。官能小説ではありませんが、ある程度性に関する描写はあります。感動と共感を覚えるかというとそうでもありませんが、こういう性もあるんだと興味深く読むことができました。"amazon.co.jpより

11位:ギンイロノウタ


~内容~

極端に臆病な幼い有里の初恋の相手は、文房具屋で買った銀のステッキだった。アニメの魔法使いみたいに杖をひと振り、押入れの暗闇に銀の星がきらめき、無数の目玉が少女を秘密の快楽へ誘う。クラスメイトにステッキが汚され、有里が憎しみの化け物と化すまでは…。少女の孤独に巣くう怪物を描く表題作と、殺意と恋愛でつむぐ女子大生の物語「ひかりのあしおと」。衝撃の2編。

(「BOOK」データベースより)

価格 572円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 村田 沙耶香
ページ数 284ページ
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"公衆トイレに押し込められた孤独と恐怖の中で見たピンクの人影と謎の呪文が印象的な「ひかりのあしおと」、押し入れの中にこもって広告から切り抜いた男の視線のなかで耽る自慰行為が印象的な表題作。他者と自分との間の距離感を正確に認識し、折り合いをつけていくことが思春期のテーマであるとすれば、まさに稀代の思春期小説である(そしていずれの主人公も全力で間違った方向へ行こうとする)。
決して長編でもなく複雑な構成でもないのに読み終わった後の徒労感、ひりつくような不快感がとれないのは本作が第一級であることの証明である。
"amazon.co.jpより

10位:生命式


~内容~

文学史上、最も危険な短編集。自身がセレクトした、脳そのものを揺さぶる12篇。

(「BOOK」データベースより)

価格 1815円
ジャンル 短編集
出版社 河出書房新社
著者 村田 沙耶香
ページ数 272ページ
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"いや、面白い。一読の価値あると思います。生命式。最初は、ん?と読み始めたが、すぐにそういうことかとわかる。その設定の妙により、一見陰惨にもなりそうな内容をさらりと、そして時折ユーモラスに描く世界観は新鮮な驚きがあった。村田さんって、クレイジーな天才肌なんですね、という感想。
物語としては、世界の変容する価値観についていけない主人公が、この世界を受容し世界の一部になる、といった自己肯定の類いで、物語自体に目新しさはないものの、前述の通り、設定の妙による新鮮さ面白さが抜群で、あっという間に読み終えてしまった。それにしても、一番印象深かったのは、カシューナッツ炒めの一連のくだりのところ。特に、
「○○のカシューナッツ炒め」やら「○○って、カシューナッツと合うんですね」とやらでは、大笑いしてしまった。俺は不謹慎なのだろうか?俺はおかしいのだろうか??などと思いながら。まあいいや、おかしくても。だって、「正常は発狂の一種」ということらしいですから。
"amazon.co.jpより

9位:授乳


~内容~

受験を控えた私の元にやってきた家庭教師の「先生」。授業は週に2回。火曜に数学、金曜に英語。私を苛立たせる母と思春期の女の子を逆上させる要素を少しだけ持つ父。その家の中で私と先生は何かを共有し、この部屋だけの特別な空気を閉じ込めたはずだった。「―ねえ、ゲームしようよ」。表題作他2編。

(「BOOK」データベースより)

価格 350円
ジャンル 文芸作品
出版社 講談社
著者 村田 沙耶香
ページ数 240ページ
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"表題の「授乳」は、家庭教師のことにしろ、母親のことにしろ、父親のことにしろ、主人公の女子中学生が、事細かに人間観察をしているところが、巧みに描写されていて、作者の文章表現にレベルの高さを感じました。内容も主人公の内面の歪みが、非常にはっきりと解る程描写されていて奇妙な気持ちにさせられました。この著者の作品は、ほとんど読みましたが、世間の常識を破壊するような文章内容に、底なし沼に嵌った感じにさせられた思いです。村田沙耶香さんに、ノックアウトされた感じです。"amazon.co.jpより

8位:マウス


~内容~

私は内気な女子です―無言でそう訴えながら新しい教室へ入っていく。早く同じような風貌の「大人しい」友だちを見つけなくては。小学五年の律は目立たないことで居場所を守ってきた。しかしクラス替えで一緒になったのは友人もいず協調性もない「浮いた」存在の塚本瀬里奈。彼女が臆病な律を変えていく。

(「BOOK」データベースより)

価格 616円
ジャンル 文芸作品
出版社 講談社
著者 村田 沙耶香
ページ数 256ページ
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"舞台としては30-40年前のありふれた地方都市。小学五年生女子のヒエラルキー闘争が描かれています。作品のテーマよりも、心理描写が実に見事だと思いました。あの空気感をよく覚えているなあ、と。
自分のキャラクターを見定め、四月のうちに居心地のよいポジションを確保しなければならない、あの空気感。失敗すれば、グループ分けも遠足のバスの席順も体育のときの準備体操も、学校生活のすべてがうまくいかない感じ。
例えば、「自分たちで自由に遠足のグループ分けをしなさい」と言われることへの苦痛。
これは、明るく友達の多い活発な子ども時代を送れた人には分からない気持ちです。小中学校の先生に読んで欲しい本です。
"amazon.co.jpより

7位:タダイマトビラ


~内容~

母性に倦んだ母親のもとで育った少女・恵奈は、「カゾクヨナニー」という密やかな行為で、抑えきれない「家族欲」を解消していた。高校に入り、家を逃れて恋人と同棲を始めたが、お互いを家族欲の対象に貶め合う生活は恵奈にはおぞましい。人が帰る所は本当に家族なのだろうか?「おかえり」の懐かしい声のするドアを求め、人間の想像力の向こう側まで疾走する自分探しの物語。

(「BOOK」データベースより)

価格 539円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 村田 沙耶香
ページ数 239ページ
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"ネタバレ防止のため多くは書けませんが、前半部分は読んでいてとても嫌な気分になります。嫌な人間の嫌な生涯を子ども時代にさかのぼって書いているのですから、それは仕方のない事でしょう。しかし前半部分に、後半につながる伏線が巧みに張られていて、後半は読むのが止められなくなります。文字通りの「意外な結末」が待っています。"amazon.co.jpより

6位:丸の内魔法少女ミラクリーナ


~内容~

36歳のOL・茅ヶ崎リナは、オフィスで降りかかってくる無理難題も、何のその。魔法のコンパクトで「魔法少女ミラクリーナ」に“変身”し、日々を乗り切っている。だがひょんなことから、親友の恋人であるモラハラ男と魔法少女ごっこをするはめになり…ポップな出だしが一転、強烈な皮肉とパンチの効いた結末を迎える表題作ほか、初恋を忘れられない大学生が、初恋の相手を期間限定で監禁する「秘密の花園」など、さまざまな“世界”との向き合い方を描く、衝撃の4篇。

(「BOOK」データベースより)

価格 1760円
ジャンル 文芸作品
出版社 KADOKAWA
著者 村田 沙耶香
ページ数 216ページ
口コミ
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"小説野性時代に単発で掲載されていた幻の4作品がついに単行本化しました!
村田先生の作品の中で一番好きな作品である「ミラクリーナ」が単行本化するのをずっと待っていたので、まさしく「待望」の一冊です。
村田先生は独特の世界観と作風が特徴的ですが、「ミラクリーナ」はネット小説風のとても読みやすく理解しやすい内容なので、村田作品初心者にはうってつけです。他にも村田先生の持ち味が発揮されている「無性教室」や「秘密の花園」、ごく最近発表された「変容」が併録されていて読みごたえが有ります。
表紙も手に取り易いとても可愛らしい仕上がりです。ぜひ世の中を斜めから見ている様な変わった女性におすすめしたいです。
"amazon.co.jpより

5位:しろいろの街の、その骨の体温の


~内容~

クラスでは目立たない存在の結佳。習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に彼を「おもちゃ」にしたいという気持ちが高まり、結佳は伊吹にキスをするのだが―女の子が少女へと変化する時間を丹念に描く、静かな衝撃作。第26回三島由紀夫賞、第1回フラウ文芸大賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

価格 770円
ジャンル 青春小説
出版社 朝日新聞出版
著者 村田 沙耶香
ページ数 320ページ
口コミ
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"今日の昼に読み始めて、一気に読み終わりました。思春期の少女のこころとからだの変化のお話です。わざとひらがなにしたのは、ここまで丁寧に描いたものを読んだことがないからです。
中学校のクラスでの人間関係。本当は好きなのに好きだと分からないまま、突き進もうとする一方的なあり方。身体の変化に対する戸惑い。性を暖かいものとして受け入れていくプロセス。作者の視点と、それを描く能力にしみじみ感動しました。
作者を知ったのは、コンビニ人間が初めてでした。すごい人が出てきたと思い、読んだ二作目がこの作品です。
思春期文学というジャンルがあるなら、この作品は間違いなく第一位になるのだろうと思います。
"amazon.co.jpより

4位:地球星人


~内容~

私はいつまで生き延びればいいのだろう。いつか、生き延びなくても生きていられるようになるのだろうか。地球では、若い女は恋愛をしてセックスをするべきで、恋ができない人間は、恋に近い行為をやらされるシステムになっている。地球星人が、繁殖するためにこの仕組みを作りあげたのだろう―。常識を破壊する衝撃のラスト。村田沙耶香ワールド炸裂!

(「BOOK」データベースより)

価格 1760円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 村田 沙耶香
ページ数 246ページ
口コミ
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"なかなかのエキセントリックな人や性癖にオリジナリティがたくさん混じってる人には楽しめる作品であります。性的な部分の描写は狂っているがリアリティが感じ取れるので入り込める人は村田ワールドは没頭出るが、そういうのが苦手な方は気持ち悪いだけになるので読まない方がいい。最後の結末はベリーハードで、頭の中で想像するととてもえげつない描写が映りました。僕自身はこの主人公に部分的には共感できましたが、全面的に共感できた人は相当やばい人だと思います。"amazon.co.jpより

3位:殺人出産


~内容~

今から百年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」で人口を保つ日本。会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日、突然変化する。表題作他三篇。

(「BOOK」データベースより)

価格 660円
ジャンル SF小説
出版社 講談社
著者 村田 沙耶香
ページ数 208ページ
口コミ
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"こわかったけど、いつかこういう時代が来るのかもしれないし、今の私達にはきっと、いや、絶対ない登場人物達の気持ちを咀嚼して理解するのが、とても楽しかったです。異次元へ連れて行っていただきました。
"amazon.co.jpより

2位:消滅世界


~内容~

セックスではなく人工授精で、子どもを産むことが定着した世界。そこでは、夫婦間の性行為は「近親相姦」とタブー視され、「両親が愛し合った末」に生まれた雨音は、母親に嫌悪を抱いていた。清潔な結婚生活を送り、夫以外のヒトやキャラクターと恋愛を重ねる雨音。だがその“正常”な日々は、夫と移住した実験都市・楽園で一変する…日本の未来を予言する傑作長篇。

(「BOOK」データベースより)

価格 693円
ジャンル SF小説
出版社 河出書房新社
著者 村田 沙耶香
ページ数 288ページ
口コミ
口コミ

"コンビニ人間よりも本作はかなり寓話的なSF地味た世界の話となっている。主人公もコンビニでもよりも、作品を通しての価値観の変化や揺らぎが大く、周囲や環境に影響を受けやすい人物である。引き込まれる内容で一気に読んでしまい。ラストは特に鳥肌が立つ内容だった。
荒唐無稽なようで決して現実の社会とは無関係ではない物語になっている。男か、女か、未婚か、既婚か、子供の有無によってかなり受け止め方が異なる作品だと思われる。独身の男の僕からすると、実験都市として描かれる千葉はゾッとさせられる部分が多かった。
一方で性欲の煩わしさや、家族、婚姻の意義の不確実さには共感を強く感じた。主人公一人の目線で一貫して描写されるにも関わらず、様々な登場人物のそれぞれの価値観がきちんと描かれているのが見事。
"amazon.co.jpより

1位:コンビニ人間


~内容~

「いらっしゃいませー!」お客様がたてる音に負けじと、私は叫ぶ。古倉恵子、コンビニバイト歴18年。彼氏なしの36歳。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて…。現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

価格 638円
ジャンル 文芸作品
出版社 文春文庫
著者 村田 沙耶香
ページ数 168ページ
口コミ
口コミ

"この本のレビューで「主人公はサイコパスのような、この世に生まれたはいけない人間なんだ」と書いている方がいて、その感想に「いいね」が沢山ついていました。
自分はそれを見て複雑だったのですが、そんな感想を持てる人はこの世界では多分「普通の人」側の人間であり、そんな人が正直羨ましくもあります。
私は多分主人公程極端ではないけど、主人公側の少数派の人間です。誰にも迷惑をかけていないし、自分は幸せなのに それでも「そんな事ではいけない」と口を出してくる人がいます。
そのことにずっと悩んでいました。自分はいけない生き方をしているのか・・・?
でもこの本を読んで救われました。
ラストの主人公のふっきれが本当に気持ちがいいです!
自分は「少数派」側の人間で肩身が狭く生きている方におすすめしたい一冊です"amazon.co.jpより

村田沙耶香の小説のおすすめの選び方

文学賞受賞作品を選ぶ

【徹底解説】文学賞の種類や各小説の賞の特徴・代表作をご紹介!!
日本や世界の文学賞の種類や特徴、代表作を徹底的にご紹介!ご応募をご検討の方や文学賞受賞作品を読んでみたい方はぜひこの記事をご覧ください!

芥川賞

芥川賞は芥川龍之介賞の略称です。純文学の新人に与えられる賞で、文藝春秋社内の日本文学振興会によって選考と授与が行われます。2020年上半期現在で最初の授与から85年が経っており、すでに163回の授与が行われている歴史ある賞です。

村田沙耶香さんの作品は言わずもがなご存知の「コンビニ人間」が受賞しています。

160ページと読みやすい長さに、次々と読み進みたくなる中毒性のある内容となっていますので、読んだことのない方はこの機会に是非ご一読下さい。

【2021年最新】芥川賞受賞作品のおすすめランキング20選!直木賞との違いや特徴まで!
【最新版】芥川賞受賞作品のおすすめ人気比較ランキングトップ20です。各芥川賞受賞作品のあらすじから直木賞との違いや特徴までを徹底的にご紹介!みんなが選んだおすすめの芥川賞受賞作品をあなたにお届けします。

三島由紀夫賞

三島由紀夫賞とは新潮社の新潮文芸振興会によって選考と授与が行われます。対象は小説、評論、詩歌、戯曲の”文学の前途を拓く新鋭の作品一篇に授与する”とされており、斬新な作品に与えられる幅広い賞です。

村田沙耶香さんの小説では「しいろい街の、その骨の体温の」が受賞しています。この作品は村田さんが生まれ育ったニュータウンが舞台となっている、成長物語です。

野間文芸新人賞

野間文芸新人賞とは講談社の野間文化財団が主催する純文学の新人作家に与えられる文学賞です。芥川賞との違いは、文芸誌掲載作だけではなく単行本も対象となる点にあります。

村田沙耶香さんの作品は「ギンイロノウタ」が受賞しています。中には表題作と「ひかりのあしおと」の二編が収められています。

二編どちらも人間の強い感情を描いていて、心揺さぶられること間違いありません。

小説の長さで選ぶ

村田沙耶香さんの単行本の多くは短編小説に位置しますが、「コンビニ人間」から2年後に発表された「地球星人」などは長編小説です。

短編小説の短くも鋭く心に強く残る村田沙耶香性溢れる文章は、長編小説になっても失われていません。

長編ではさらに深く描かれていることから、短編とはまた違った良さの読了感を得ることができます。

【2021年最新】短編集のおすすめ人気比較ランキング20選
【最新版】短編集のおすすめ人気比較ランキングトップ20です。各短編集のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめの短編集をあなたにお届けします。

村田沙耶香の小説のおすすめまとめ 

村田沙耶香,おすすめ,まとめ

いかがでしたか?村田沙耶香さんの小説は総じて”こういった作品である”と説明するのが難しいものとなっています。純粋さ、見栄、精神や人間関係があらゆる方面から描かれていて、人によって様々な受け取り方ができます。他の作家さんの作品にも言えることではありますが、村田沙耶香さんの作品はその傾向がより顕著です。

既に数冊読んだという方も、まだ読んだことのない方も、村田沙耶香さんの小説は全て一読の価値ありです。気になる作品があれば、是非お手に取ってみて下さい。

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