【2023年最新】湊かなえの小説のおすすめ人気ランキング25選

ミステリーズ!新人賞,おすすめ,まとめ 小説
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湊かなえさんと言えば、読むといやな気持ちになるミステリー小説の略「イヤミス」を多く書かれている作家さんで「イヤミスの女王」と呼ばれています。全ての作品がイヤミスというわけではなく、ヒューマンドラマなど明るい雰囲気の作品も書いています。今回は湊かなえさん作品の選び方とおすすめ作品ベスト25を紹介します。

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おすすめの小説家湊かなえとは!? 

湊かなえ,おすすめ,概要

湊かなえさんは「イヤミスの女王」と呼ばれるきっかけになったのはデビュー作の「告白」でした。

告白はデビュー作にて本屋大賞を受賞し話題をよんだ作品です。どのイヤミスの作品でも人間のドロドロとした心理描写が繊細に書かれています。また、激しくなったと思えば突如静まり、静まったと思うと激しくなるなど、まるで波のような展開で一気に読む事ができるでしょう。イヤミスだけではなく最近では、短編作品をはじめ明るく爽やかな作品も書いています。

2023年最新の湊かなえの小説

『未来』

~内容~

「こんにちは、章子。私は20年後のあなた、30歳の章子です。あなたはきっと、これはだれかのイタズラではないかと思っているはず。だけど、これは本物の未来からの手紙なのです」

ある日突然、少女に届いた一通の手紙──。
家にも学校にも居場所のない、追い詰められた子どもたちに待つ未来とは!?

(Amazonより)

価格 858円
ジャンル ミステリー小説
著者 湊かなえ
ページ数 488ページ

湊かなえの小説のおすすめ人気比較ランキング

25位:山猫珈琲


~内容~

「山」「猫」「珈琲」は著者がとても好きで大切にしているもの。これらに励まされ、また癒され、日々の執筆活動に励んでいる。上巻は、朝日新聞、神戸新聞、日経新聞などに連載されたエッセイを収録。デビュー10周年記念の初エッセイ集、遂に文庫化!特別収録/同郷のポルノグラフィティの楽曲『Aokage』をイメージした掌編小説。

(「BOOK」データベースより)

価格 660円
ジャンル エッセイ
出版社 双葉社
著者 湊かなえ
ページ数 264ページ
口コミ
口コミ

“作家さんは皆そうだと思うのですが、この作品も魂を削るようにして書かれているところがあると感じました。湊さんの文体は柔らかで読みやすいと思います。巻末の小説は今も心が力を失っていないと、書けないような気がします。いろんなお話が読めて、楽しかったです。”amazon.co.jpより

24位:ブロードキャスト


~内容~

町田圭祐は中学時代、陸上部に所属し、駅伝で全国大会を目指していたが、3年生の最後の県大会、わずかの差で出場を逃してしまう。その後、陸上の強豪校、青海学院高校に入学した圭祐だったが、ある理由から陸上部に入ることを諦め、同じ中学出身の正也から誘われてなんとなく放送部に入部することに。陸上への未練を感じつつも、正也や同級生の咲楽、先輩女子たちの熱意に触れながら、その面白さに目覚めていく。目標はラジオドラマ部門で全国高校放送コンテストに参加することだったが、制作の方向性を巡って部内で対立が勃発してしまう。果たして圭祐は、新たな「夢」を見つけられるか―。

(「BOOK」データベースより)

価格 1650円
ジャンル 青春小説
出版社 KADOKAWA
著者 湊かなえ
ページ数 312ページ
口コミ
口コミ

“読んだ後に爽やかな気持ちになれました。主人公が、放送部にだんだんとのめり込んで行く気持ちが、すごく伝わった。周りの部員も良い!!
私も高校時代は演劇部で、みんなで作品を作り上げていく楽しさや、難しさやもどかしさを感じていました。まさにその気持ちを呼び起こしてくれて、懐かしい気持ちにさせてくれました。
続編希望します
amazon.co.jpより

23位:高校入試


~内容~

悪意は拡散する――。衝撃の結末が待ち受ける、『告白』以来の学校ミステリ!

(Amazonより)

価格 748円
ジャンル ミステリー小説
出版社 KADOKAWA/角川書店
著者 湊かなえ
ページ数 427ページ
口コミ
口コミ

“私はこの作品をドラマで知りました。その頃から、社会に疑問を投げかけた問題作として、話題になっていたので毎週観ていました。たくさんの登場人物の心情を配慮し、細かな視点からも描かれた作品として大変気に入っていました。
この度、書き下ろしとして、ドラマ以上に各登場人物の心情、思惑がはっきりとしていて面白かったです。登場人物ごとに話が分断されながら、それぞれの視点からものを考えられる構成になっています。
高校入試のあり方を問いかけることは勿論、人間の欲、責任の取り方、社会評価といったことにまで踏み込んだ社会性のある作品です。巻頭にも登場人物紹介がありますが、作品をより楽しむためにも、登場人物の特徴をはっきりしておくと読みやすいです。
僕はドラマを観ていて、各登場人物の特徴、性格、しゃべり方なんかをイメージしやすかったので、事前の情報収集もありかと思います。”amazon.co.jpより

22位:往復書簡


~内容~

高校教師の敦史は、小学校時代の恩師の依頼で、彼女のかつての教え子六人に会いに行く。六人と先生は二十年前の不幸な事故で繋がっていた。それぞれの空白を手紙で報告する敦史だったが、六人目となかなか会う事ができない(「二十年後の宿題」)。過去の「事件」の真相が、手紙のやりとりで明かされる。感動と驚きに満ちた、書簡形式の連作ミステリ。

(「BOOK」データベースより)

価格 660円
ジャンル 短編集
出版社 幻冬舎
著者 湊かなえ
ページ数 325ページ
口コミ
口コミ

“過去の事件を10数年後に振り返るという共通項の中で手紙がやり取りされる。短編集とは思えないほど一つ一つの話が濃厚。”amazon.co.jpより

21位:境遇


~内容~

政治家の妻であり、息子のために描いた絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった高倉陽子と、新聞記者の相田晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。ある日、「息子を返してほしければ、真実を公表しろ」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。「真実」とは一体何なのか。そして犯人は…。絵本『あおぞらリボン』(作・みなとかなえ、絵・すやまゆうか)を特別収録。

(「BOOK」データベースより)

価格 693円
ジャンル 文芸作品
出版社 双葉社
著者 湊かなえ
ページ数 320ページ
口コミ
口コミ

“湊かなえさんらしいすばらしい作品です。初めは、サスペンスかな?と思ったのですが・・・人間模様が複雑に入れ混じったラストでした。ぜひ、読んでみてください。”amazon.co.jpより

20位:未来


~内容~

ある日、突然届いた一通の手紙。送り主は未来の自分だという…。『告白』から10年。湊ワールドの集大成!待望の書き下ろし長編ミステリー!

(「BOOK」データベースより)

価格 1848円
ジャンル ミステリー小説
出版社 双葉社
著者 湊かなえ
ページ数 448ページ
口コミ
口コミ

“ミステリーではない湊かなえさんの作品を初めて読みました。未来の自分から手紙が届くところから始まり、ファンタジーかと思わせるがそんな単純なものではなく、深い深いストーリー。色々な登場人物の視点でエピソードが描かれ、それぞれが繋がってるという手の込んだ仕掛け。子供たちの単なる日常を描いているのかと思えば、悪い大人のオンパレード。最後は、どんでん返しに近い衝撃の事実が暴露。400ページを越えるボリュームに、非常に濃い物語が詰まった良い作品。”amazon.co.jpより

19位:サファイア


~内容~

あなたの「恩」は、一度も忘れたことがなかった―「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲しいな」。わたしは恋人に人生初のおねだりをした…(「サファイア」より)。林田万砂子(五十歳・主婦)は子ども用歯磨き粉の「ムーンラビットイチゴ味」がいかに素晴らしいかを、わたしに得々と話し始めたが…(「真珠」より)。人間の摩訶不思議で切ない出逢いと別れを、己の罪悪と愛と夢を描いた傑作短篇集。

(「BOOK」データベースより)

価格 693円
ジャンル 文芸作品
出版社 角川春樹事務所
著者 湊かなえ
ページ数 320ページ
口コミ
口コミ

“「真珠」と「ムーンストーン」だけでも充分に読む価値はあります。
真珠はイヤミス的な。ぞくっ、とします。
ムーンストーンは友情の話。マドンナ的な存在の小百合と極度のあがり症の久美。当時の小百合は正義感に燃えていただけなのかもしれないが、学生時代に助けてもらったことって本当にずっと覚えているのかもしれない。仲間だと思っていたグループに実は自分は入ってなくて(しかも意地悪とかではなく空気みたいな感じで)当然のように自分の分のお土産はない。もしそんな場にいたら消えてしまいたくなると思う。そのときにとった小百合の行動が久美にとって本当に救われたのだろう。”amazon.co.jpより

18位:山女日記


~内容~

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。…真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ?誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。

(「BOOK」データベースより)

価格 715円
ジャンル 文芸作品
出版社 幻冬舎
著者 湊かなえ
ページ数 381ページ
口コミ
口コミ

“ドラマで先に観て、本も図書館で借りて読んでみることにしました。ドラマも本も、どちらもすごく良いです。普通の女性たちの心理をよく描写していて共感できるし、山の景色や空気を感じられる。大変清々しい!
これは、疲れたなぁって感じた時とかに、また手にとって読みたくなるだろうなぁと思って、文庫本を買うことにしました。
すっきりした気分になれるし、実際に山にも出かけてみたくなります。文庫版には新しいエピソード「カラフェスに行こう」が加わっています。買って良かった!
amazon.co.jpより

17位:Nのために


~内容~

超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。なぜ夫妻は死んだのか?それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか?切なさに満ちた、著者初の純愛ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

価格 693円
ジャンル ミステリー小説
出版社 双葉社
著者 湊かなえ
ページ数 328ページ
口コミ
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“湊ワールドには いつも衝撃を受けます。この本も最初のページを読んだ瞬間から引き込まれ一気に読んでしまいました。
特に、主人公の青春期、家庭崩壊の内容は、凄まじく涙が溢れました。どんな逆境にも挫けず、明るい方に向かっていこうとする主人公の姿は 現代社会で、もがいている若者たちにエールを送っているようにもおもえます。最近民放でドラマ化されました。通常はドラマと原本の違いに呆れることが多いのですが、今回は「罪の共有」「究極の愛」を描けていたのでドラマも一見の価値があると・・。”amazon.co.jpより

16位:母性


~内容~

女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。…遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも―。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。

(「BOOK」データベースより)

価格 649円
ジャンル ミステリー小説
出版社 新潮社
著者 湊かなえ
ページ数 359ページ
口コミ
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“いきなり話にグイグイ吸い込まれていく行く感じで読んでしまいます。
人物設定も心理描写もよどみなく表現されていて、とても面白かったです。
amazon.co.jpより

15位:豆の上で眠る


~内容~

小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。―お姉ちゃん、あなたは本物なの?辿り着いた真実に足元から頽れる衝撃の姉妹ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

価格 693円
ジャンル ミステリー小説
出版社 新潮社
著者 湊かなえ
ページ数 367ページ
口コミ
口コミ

“幼少の記憶から現在に至るまでの主人公の揺れる心が胸に響き、いやミスの女王とよばれる湊かなえを存分に味わえる作品です。
読んでいくうちに、いつの間にか文面の情景が見えてくるのが不思議であり、クライマックスが衝撃的でありながら、
なぜか静かに本を閉じて、主人公のそれからを空想してしまう作品です。”amazon.co.jpより

14位:落日


~内容~

新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。『笹塚町一家殺害事件』引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた。15年前に起きた、判決も確定しているこの事件を手がけたいという。笹塚町は千尋の生まれ故郷だった。この事件を、香は何故撮りたいのか。千尋はどう向き合うのか。“真実”とは、“救い”とは、そして、“表現する”ということは。絶望の深淵を見た人々の祈りと再生の物語。

(「BOOK」データベースより)

価格 1760円
ジャンル ミステリー小説
出版社 角川春樹事務所
著者 湊かなえ
ページ数 380ページ
口コミ
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“綺麗で早めに届きました。ありがとうございます。私は精神を病んだ母親に思春期悩まされたので、その描写のリアリティはよく理解できました。
好き嫌いはあるでしょうが、湊さんの臨場感ある描写は素晴らしい。
amazon.co.jpより

13位:ポイズンドーター・ホーリーマザー


~内容~

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。欠席を表明したのは、今も変わらず抑圧的な母親に会いたくなかったからだ。だが、理穂とメールで連絡を取るうちに思いがけぬ訃報を聞き…。(「ポイズンドーター」)母と娘、姉と妹、友だち、男と女。善意と正しさの掛け違いが、眼前の光景を鮮やかに反転させる。名手のエッセンスが全編に満ちた極上の傑作集!

(「BOOK」データベースより)

価格 660円
ジャンル ミステリー小説
出版社 光文社
著者 湊かなえ
ページ数 291ページ
口コミ
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“湊かなえさんの得意とするサスペンスタッチの小説でした。主人公となる娘から見た母親像は、何んと「毒親」としての描写が中心になっていましたが、友人の義母から見た主人公の母親像は、真逆の「良親」として登場してくるなど、何回か読み直して初めて、そのからくりに気づくという我ながらに難解な内容のものでした。そこが何んともいえない魅力でもあり、湊かなえさんの書いた本が癖になってしまうのです。”amazon.co.jpより

12位:望郷


~内容~

暗い海に青く輝いた星のような光。母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた“おっさん”が海に出現させた不思議な光。そして今、私は彼の心の中にあった秘密を知る…日本推理作家協会賞受賞作「海の星」他、島に生まれた人たちの島への愛と憎しみが生む謎を、名手が万感の思いを込めて描く。

(「BOOK」データベースより)

価格 693円
ジャンル 短編集
出版社 文藝春秋
著者 湊 かなえ
ページ数 293ページ
口コミ
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“湊かなえ原作ドラマは見て面白いと思っていたので、本の方も読んでみたいと思い購入。タイトルの「望郷」はその言葉で思い浮かべる、故郷を懐かしむ思い…みたいな話ではなく狭い島の行き詰まる様な人間関係と、途中でそれまで見えていた景色がガラリと変わってしまうような、色々な逆転が起こる。ミステリー?と思って読み進めましたが、読み終わってみれば鮮やかなミステリーでした。短編集ですが、話と話が微妙にリンクしていたり舞台が同じ島というくくりでまとまっています。”amazon.co.jpより

11位:白ゆき姫殺人事件


~内容~

化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。ひょんなことから事件の糸口を掴んだ週刊誌のフリー記者、赤星は独自に調査を始める。人人への聞き込みの結果、浮かび上がってきたのは行方不明になった被害者の同僚。ネット上では憶測が飛び交い、週刊誌報道は過熱する一方、匿名という名の皮をかぶった悪意と集団心理。噂話の矛先は一体誰に刃を向けるのか。傑作長編ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

価格 660円
ジャンル ミステリー小説
出版社 集英社
著者 湊かなえ
ページ数 320ページ
口コミ
口コミ

“こうした、無責任な人の噂、それを真に受けたり、面白がったりする私達人間の本質をついた作品でした。
こうしたネットやゴシップ記事は極力見ないようにしていますが、まれに行き当たってしまうこともあり、嫌な気持ちになります。そうしたなかで、一人の人への多くの人の見方。というものは、本当に千差万別であることは救いでもあり、この物語の面白さだと思いました。
この作品を通して作者が言いたかったことは、今の時代に生きる私達への大事なメッセージではないかと思いました。考えさせられる一冊でした。
amazon.co.jpより

10位:ユートピア


~内容~

太平洋を望む美しい景観の港町・鼻崎町。先祖代々からの住人と新たな入居者が混在するその町で生まれ育った久美香は、幼稚園の頃に交通事故に遭い、小学生になっても車椅子生活を送っている。一方、陶芸家のすみれは、久美香を広告塔に車椅子利用者を支援するブランドの立ち上げを思いつく。出だしは上々だったが、ある噂がネット上で流れ、徐々に歯車が狂い始め―。緊迫の心理ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

価格 704円
ジャンル ミステリー小説
出版社 集英社
著者 湊かなえ
ページ数 360ページ
口コミ
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“サスペンスとしての殺人事件との関係性などはそこまで秀逸とは思えなかったが、芸術家たち、地元民、地元の工場勤務のため移住した人たちそれぞれの嫉妬や高飛車さなどむしろそのあたりが丁寧で面白い。町の情景が目に浮かびます”amazon.co.jpより

9位:リバース


~内容~

深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある“クローバー・コーヒー”に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。深瀬は懊悩する。遂にあのことを打ち明ける時がきたのか―と。

(「BOOK」データベースより)

価格 704円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社
著者 湊かなえ
ページ数 352ページ
口コミ
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“読後の絶望感が半端ありません。突き放されたようなこの感じ…後味悪いこと、この上ないのに、なんではまるのでしょう。
ドラマも見ていますが、本を読んで結末が分かっても、ドラマはドラマで楽しめてます。ドラマには原作にない作り込みをしているからかもしれません。
amazon.co.jpより

8位:物語のおわり


~内容~

病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発…様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。その旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。そして本当の結末とは。あなたの「今」を動かす、力強い物語。

(「BOOK」データベースより)

価格 704円
ジャンル 文芸作品
出版社 朝日新聞出版
著者 湊かなえ
ページ数 360ページ
口コミ
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“私は北海道と真反対な温暖地に住んでいるしあまり接点はないのだが、行った事はかなりある。私事になるが嫁と一緒にスキー旅行しようと計画していたが、彼女が妊娠してキャンセルした、などと言う事まで思い出した。が何と言っても旅ゲーの金字塔「風雨来記」の3をすぐに想起した。もしかしたらそのまま参考にして書かれたのではないか? と思ってしまうくらいに出て来る場所も、そしてほろ苦い内容も類似を感じた。別にけなしてる訳ではなく、「風雨来記」ファンとして感激してるのだ。
それはともかく、「イヤミス」のイメージの湊かなえが、ガラリと印象の変わる好感度の高い作品を書いたものである。読み易い文章でグイグイ引き込まれるのはいつもの湊かなえだが、毒気が最小限に抑えられて嫌味が感じられない。2作品を読み始めて脈絡のない短編集かと思いきや、最初の作品をキーに繋いでラスト2作でまとめる長編だったとは。若干無理な繋ぎ方とも思うし、こんなに沢山短いエピソードを繋げなくても良かったのでは、と感じなくもないが、北海道の美しい情景と、夢を追う事と挫折と言う感傷的なテーマがマッチしてとても読後感が良かった。
個人的な思い入れもあり満点評価とする。湊かなえの新境地であるのは間違いない。
amazon.co.jpより

7位:贖罪


~内容~

15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った―あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!?特別収録:黒沢清監督インタビュー。

(「BOOK」データベースより)

価格 681円
ジャンル ミステリー小説
出版社 双葉社
著者 湊かなえ
ページ数 316ページ
口コミ
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“キョンキョンが、主演でドラマをしていた時に予告だけ見て、「随分ひどい母親だな〜」と思っていて、内容が気になっていました。
次々と悲しくて残忍な事件が起こって行くので、本を読みながら想像してハラハラしました。
amazon.co.jpより

6位:絶唱


~内容~

五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵―。奪われた人生を取り戻すため、わたしは今、あの場所に向かう(「楽園」)。思い出すのはいつも、最後に見たあの人の顔、取り消せない自分の言葉、守れなかった小さな命。あの日に今も、囚われている(「約束」)。誰にも言えない秘密を抱え、四人が辿り着いた南洋の島。ここからまた、物語は動き始める。喪失と再生を描く号泣ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

価格 605円
ジャンル ミステリー小説
出版社 新潮社
著者 湊かなえ
ページ数 322ページ
口コミ
口コミ

“湊かなえさんらしくないという投稿もありましたが、ほんの一部しか読んでいない方だと思います。後味が悪い作品だけじゃありませんよ!私にとっては大切な本になりました。
でも本はやはり好みの問題です。イヤミスを求めてるならば読まない方がいい。”amazon.co.jpより

5位:夜行観覧車


~内容~

高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。

(「BOOK」データベースより)

価格 713円
ジャンル ミステリー小説
出版社 双葉社
著者 湊 かなえ
ページ数 384ページ
口コミ
口コミ

“テレビの放映が始まった。しかし、第一話を観た限りでは、テレビはテレビ、原作は原作として楽しめそうだ。原作は一気に読ませる。「告白」以上に、読後感想は読んだ人それぞれの環境によって違うのではないか。なぜかは、読んでみるしかない。”amazon.co.jpより

4位:少女


~内容~

親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

価格 681円
ジャンル ミステリー小説
出版社 双葉社
著者 湊かなえ
ページ数 328ページ
口コミ
口コミ

“好きです。湊かなえさんの、ラストでそんな結末、という感じが大好きです。
この本も、ラストにそうくる?!が何度か。
妄想でここまでのオチを想像できるなんて、すごいですね。
amazon.co.jpより

3位:花の鎖


~内容~

両親を亡くし仕事も失った矢先に祖母がガンで入院した梨花。職場結婚したが子供ができず悩む美雪。水彩画の講師をしつつ和菓子屋でバイトする紗月。花の記憶が3人の女性を繋いだ時、見えてくる衝撃の事実。そして彼女たちの人生に影を落とす謎の男「K」の正体とは。驚きのラストが胸を打つ、感動の傑作ミステリ。

(「BOOK」データベースより)

価格 737円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文藝春秋
著者 湊かなえ
ページ数 357ページ
口コミ
口コミ

“1度読み終えて「ああ、そうだったか」と構図の巧みさに感心した。
解説者の勧めにしたがってすぐに2度目にとりかかった。物語の構図をわかったうえで読み進めると、登場人物たちの仕草や言動にも背景が見えてくる。登場人物たちの心の動きがより感じられ物語に巻き込まれてゆく。ラストで主人公が涙するシーン、われ知らず私も泣いていた。清々しい涙だった。
amazon.co.jpより

2位:告白


~内容~

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。

(「BOOK」データベースより)

価格 681円
ジャンル ミステリー小説
出版社 双葉文庫
著者 湊 かなえ
ページ数 320ページ
口コミ
口コミ

“読む人の多くを不快にさせるであろう傑作。それは本作で描かれている醜い人物の誰かの心性に恐らくあなたが似ているからだ。少なくとも私は数人の登場人物の心性に共感してしまい、それがいかに醜く場合によって人を傷付けるものであるかを赤裸々に突き付けられて気分が悪くなった。もちろん登場人物の誰にも共感出来ず、何だコレ、人間の醜さをことさらあげつらってるだけではないかと思う人もいるだろう。それでも、本作の登場人物達が決して特異な心性を持った異常な人達ではなく、どこにでもいる普通の人達である事はわかると思う。そういう普遍的な人間の醜さを一切の容赦なく描き切った本作の文学性の高さを私は評価したい。
作者のデビュー作だが、いきなりこんなバケモノを世に出してしまうと、これを超える作品が書けるのか心配になるくらいだ。デビュー作が生涯の最高傑作とならないよう頑張って欲しいものだ。”amazon.co.jpより

1位:カケラ


~内容~

美容クリニックに勤める医師の久乃は、ある日、故郷の同級生・八重子の娘が亡くなったことを知る。母の作るドーナツが大好物で、性格の明るい人気者だったという少女に何が起きたのか―。“美容整形”をテーマに、容姿をめぐる固定観念をあぶりだす心理ミステリ長編!

(「BOOK」データベースより)

価格 1650円
ジャンル ミステリー小説
出版社 集英社
著者 湊かなえ
ページ数 288ページ
口コミ
口コミ

“正義とは、悪とは何なのだろうと思います。誰かにとって悪でも、誰かにとっては悪では無い。むしろ善意のこともあるし、時には法で罰せられることもある。
当事者同士が納得できていればいいのに、正義感でそれに介入する人がいてどんどんややこしくなる。ただそれを悪だと呼んでしまうのは違うと思うし、違うと言うことが悪になることもある。
そういうことを考えさせられました。
やっぱりモヤモヤはします。何が悪かなんて言うことができないし、悪人だと思う人がコロコロ変わってしまいます…。そこがまた面白い訳ですが。
純粋に、一気読みしてしまったくらいに私にとっては面白い作品でした。普段あまり本を読まないので深いことは何一つ言えませんが、最後がモヤッとするからこそ、自分がどうしたいか、どうしたらいいのかを考えさせられる作品でした。
読んで良かったです。”amazon.co.jpより

湊かなえの小説のおすすめの選び方

ジャンルで選ぶ

イヤミス 

湊かなえさんは「イヤミスの女王」と呼ばれるほどイヤミスのジャンルで様々な作品を産み出しています。「イヤミス」とは「嫌なミステリー」の略称で、作中に陰鬱な雰囲気やショッキングな展開もあり、嫌な気持ちが残る作品を指します。湊かなえと言えば「イヤミス」と言えるほど「イヤミス」が多いのですが、世界観に魅力があり、最後まで一気に読み切ってしまいます。イヤミスの王道を読みたい方や湊かなえさんの代表的な作品を読みたいという方におすすめです。

ミステリー小説 

湊かなえ,おすすめ,ミステリー小説

湊かなえさんのミステリーは本格的なミステリーというよりもミステリーの設定を使って湊かなえさんの世界観を醸し出しています。トリックを暴く、真犯人を捕まえるといったミステリーではなく、精神的なミステリーが好きな方におすすめです。

なぜ犯人はこんな過ちを犯したのか、なぜこんな事件が起きてしまったのか、人間の闇がもたらす精神的ミステリーに迫った作品が多くあります。

【2023年最新】ミステリー小説のおすすめランキング50選
【最新版】ミステリー小説(推理小説) のおすすめ人気比較ランキングトップ50です。各ミステリー小説(推理小説) のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめのミステリー小説(推理小説) をあなたにお届けします。

ヒューマンドラマ 

イヤミスの印象が強い湊かなえさんですが「リバース」「望郷」「山女日記」などポジティブな要素が含まれていたり、読書に勇気を与えてくれるような描写が描かれている作品を書いています。イヤミスが苦手な方はヒューマンドラマ系の作品から選んでみるといいでしょう。

自伝系作品 

湊かなえさん自身をよく知ってから作品を読みたいという方は、自伝系作品がおすすめです。

「絶唱」は阪神淡路大震災とトンガ王国の二つを軸にした4つの物語を収録した作品ですが、この作品湊かなえさんの実体験に基づいて書かれた作品だと言われています。この作品を読めば湊かなえさんの本質的な部分が見えてくるかもしれません。

映像化された作品を選ぶ

湊かなえ,おすすめ,映像化

映画化 

湊かなえさんの作品を読んだことがなくても、映画化された作品を見たことのある方は多いかと思います。映画は2時間程度で見ることができ、その後に映画の雰囲気や映像を思い出しながら原作小説を楽しむことができます。

ベストセラー作家の「告白」は湊かなえさんの代表作と呼べる作品で、映画化された作品の中でも特に有名です。学校がテーマなので中高生の読書感想文の題材として選ばれているようです。最初から湊かなえワールドに引き込まれる事は間違いないです。映画とまた違った角度から作品を楽しめるでしょう。

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ドラマ化 

湊かなえさんの作品は「Nのために」「リバース」など多くがテレビドラマ化しています。いずれも実力派女優・俳優がキャスティングされ注目を集めました。

ドラマでじっくりと物語の世界に触れた後に原作を読むと、映像がイメージしやすく読みやすくなるでしょう。また、登場人物の細かな気持ちや原作とドラマの違いが分かってより一層楽しめるでしょう。

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雰囲気で選ぶ

暗い雰囲気の小説 

湊かなえさんの本領はイヤミスなど暗い雰囲気の作品と言えるでしょう。ただショッキングなシーンが多かったり、理不尽な仕打ちがキャラクターに待ち受けているというわけではありません。現代社会を反映した作品が多く、そこから読み取れることはたくさんあります。

イヤミスが好きな方や、社会風刺が織り込まれた作品を読むのが好きな方にはおすすめです。

明るい雰囲気の小説 

イヤミスの苦手な方は明るい雰囲気の作品を選ぶのがおすすめです。湊かなえさんの短編作品はさわやかな雰囲気の作品が多いのです。凝ったキャラクター設定や、作りこまれた世界観が楽しめます。湊かなえさんをある程度読んでいて、違った作風も読んで見たい方にもおすすめです。

口コミで選ぶ 

湊かなえ,おすすめ,口コミ

湊かなえさんは多くのファンから支持されています。新作が発売されるたびにファンの方が口コミやレビューを投稿しています。まずAmazonのレビューやSNSの口コミを参考にしてください。作品のとらえ方は様々ですが、口コミの数が多ければ多いほどいろいろな意見が参考にでき、作品の雰囲気もなんとなく見えてくるでしょう。

文学賞受賞作品を選ぶ 

湊かなえさんは数多くの文学賞を受賞しています。主なものとしては、日本推理作家協会賞を受賞した「望郷、海の細」本屋大賞を受賞した「告発」山本周五郎賞を受賞した「ユートピア」などが挙げられます。さらに「ポイズンドーター・ホーリーマザー」などの直木賞の候補にノミネートされている作品もあります。湊かなえさんは、人気だけでなく賞を得るほど実力を兼ね備えた作家さんと言えるでしょう。どの作品を読めばいいかわからない方は、賞を取った作品を選ぶのもおすすめです。

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長さで選ぶ

短編小説 

イヤミスのイメージあ強い湊かなえさんの作品ですが、短編作品はライトな作品も多く湊かなえさ引け初めて読む方で試しに読んでみたいという方におすすめです。短編であっても長編に引けをとらない高品質のストーリを楽しむことができるので、本読みなれていない方やすきま時間などに読書する方にもおすすめです。

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長編小説 

イヤミスの女王の本領発揮とばかりに陰鬱な展開と人間の闇が細かに描かれている長編作品は読めごたえのある作品ばかりです。昨今のインターネット社会や人間関係がもたらす害など、社会風刺的なテーマを湊かなえさん独特の世界観で描ききります。読書を通じて深く思索に潜りたい方や、イヤミスの世界に浸りたい方におすすめです。

湊かなえの小説のおすすめまとめ 

湊かなえ,おすすめ,まとめ

今回は湊かなえさん作品の選び方とおすすめトップ25について紹介してきました。イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえさんのイヤミス作品は、イヤミス好きの方にはたまらないでしょう。どのイヤミス作品も心理描写が見事で、急展開のストーリー展開は読む手が止まらなくなるでしょう。イヤミス作品もそれ以外の作品もレベルの高い作品なので好みに合わせて読んで見てください。

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