『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品のおすすめ人気比較ランキングトップ10です。各『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品のあらすじから特徴、価格までを徹底的にご紹介!みんなが選んだおすすめの『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品をあなたにお届けします。
おすすめ作品が満載!『このミステリーがすごい!』大賞とは!?
『このミステリーがすごい!』大賞とは、宝島社とNECとメモリーテックの3社が2002年に設立したノベルス・コンテストのことです。「エンターテイメントを第一義の目的とした広義のミステリー」を募集対象としており、大賞作品には賞金として1200万円が贈られます。
2022年最新の『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品
第20回『このミステリーがすごい!』大賞:『特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来』
~内容~
第20回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、現役弁理士が描く企業ミステリーです! 特許権をタテに企業から巨額の賠償金をせしめていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来が、「特許侵害を警告された企業を守る」ことを専門とする特許法律事務所を立ち上げた。今回のクライアントは、映像技術の特許権侵害を警告され活動停止を迫られる人気VTuber・天ノ川トリィ。未来はさまざまな企業の思惑が絡んでいることに気付き、そして、いちかばちかの秘策に……!
(Amazonより)
価格 | 1540円 |
受賞年度 | 2021年 |
著者 | 南原 詠 |
ページ数 | 267ページ |
『このミステリーがすごい!』大賞受賞のおすすめランキング
10位:怪物の木こり
~内容~
良心の呵責を覚えることなく、自分にとって邪魔な者たちを日常的に何人も殺してきたサイコパスの辣腕弁護士・二宮彰。ある日、彼が仕事を終えてマンションへ帰ってくると、突如「怪物マスク」を被った男に襲撃され、斧で頭を割られかけた。九死に一生を得た二宮は、男を捜し出して復讐することを誓う。一方そのころ、頭部を開いて脳味噌を持ち去る連続猟奇殺人が世間を賑わしていた―。第17回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 748円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 倉井 眉介 |
ページ数 | 318ページ |

“ここ何年も本を読む事もなかった私が、一気読みしてしまいました。斬新なタイトルと、展開の速さにページがどんどん進み、小説の面白さを実感しました。
“amazon.co.jpより
9位:チーム・バチスタの栄光
~内容~
心臓移植の代替手術“バチスタ”手術専門の天才外科チームで原因不明の連続術中死が発生。不定愁訴外来の田口医師は、病院長に命じられて内部調査を始めた。そこへ厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔がやってきて…。『このミステリーがすごい!』大賞を受賞したのち「SUGOI JAPAN Award 2015」の国民投票で、過去10年間のエンタメ小説の中からベストテンにも選出された傑作医療ミステリー。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 858円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 海堂 尊 |
ページ数 | 456ページ |

“中学1年生の子供に買ったのですが、漫画ばかり読んでいて、なんとか単行本を読む習慣を付けさしたかったのですが。悩んでいるとき、子供からテーム・バチスタの栄光シリーズ3冊買ってと頼まれました。友達に勧められたのだと思います。凄く面白かったと1月で2冊読んでしまいました。読書の面白さが分かって将来の役に立つと思います。”amazon.co.jpより
8位:果てしなき渇き
~内容~
部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。一方、三年前。級友から酷いイジメにあっていた尚人は助けてくれた加奈子に恋をするようになったが…。現在と過去の物語が交錯し、少しずつ浮かび上がる加奈子の輪郭。探るほどに深くなる彼女の謎。そして用意された驚愕の結末とは。全選考委員が圧倒された第3回『このミス』大賞受賞作品。読む者の心を震わせる、暗き情念の問題作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 694円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 深町 秋生 |
ページ数 | 509ページ |

“この作品の中から,サスペンスの中に潜む愛や希望を見つけ出そうとしたらそんなものはどこにもない。ドラッグ,いじめ,レイプ,殺人,人間の持っている闇の世界をこれでもかと最後の最後まで書きつづっている作品だからだ。
失踪した娘を捜す父親がどこまでも墜ちていく姿が哀れで切ないが,同時進行で,失踪した娘の同級生の視点から描かれた2本立てのようなストーリーは最近時々見かけるが,少年が受けるいじめや暴力,そしてその結末がこの作品の陰湿さをより鮮明に際だたせて効果十分である。
人間の闇だけをこうも凄惨に描いた作品はめずらしいかもしれないが,残念なことにはその闇の広がりは感じたが闇の深さはあまり感じられなかった。
最後まで正体がつかめない闇の中心であった失踪した娘。本人を登場させずに関係者の会話だけでイメージを想像させていく構成は,最後まで闇を闇とさせている。
“amazon.co.jpより
7位:生存者ゼロ
~内容~
北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地で職員全員が無残な死体となって発見された。陸上自衛官三等陸佐の廻田と感染症学者の富樫らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられる。しかし、ある法則を見出したときには、すでに北海道本島で同じ惨劇が起きていた―。未曾有の危機に立ち向かう!壮大なスケールで未知の恐怖との闘いを描く、第11回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 825円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 安生 正 |
ページ数 | 491ページ |

“ひとつひとつの描写がとても具体的で手に取るように状況がわかる事から、世界観にどっぷり浸かってしまう魅力のある作品でした。私の勉強不足で、具体的描写の中にわからないキーワードがいくつもあったので、そこはもっといろいろな見聞を広げていきたいと思いました。
“amazon.co.jpより
6位:ブレイクスルー・トライアル
~内容~
懸賞金1億円の一大イベント<ブレイクスルー・トライアル>に参加することを決めた、門脇と丹羽。それは、技術の粋をつくした難攻不落の研究所に侵入し、制限時間24時間以内に、所定のものを持ち帰るというものだった。彼らにはそれぞれの過去があり、このイベントで優勝することによって人生を変えようと考えていた。
ひょんなことからイベントに紛れ込んだダイヤモンド強盗犯グループ、保険会社の依頼で、その強盗を追う私立探偵、研究所の守りを固める叩き上げ頑固一徹の管理人、ライバル会社から派遣されたスパイチームなどが参加を表明し、それぞれ思惑を胸にイベントに集結する。侵入者を阻むため、各所に設けられた指紋、静脈、虹彩などの生体認証。さらには、凶暴な番犬や新型警備ロボットの一群など、数々の障害に立ち向かい、突破するのはどのチームなのか。(Amazonより)
価格 | 2480円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 伊園 旬 |
ページ数 | 333ページ |

“襲撃小説としてのアイデアがふんだんに盛り込まれた贅沢な小説ですいすい読んでしまった。セキュリティアタックの手法やプロセスがわかりやすく、楽しく読める。何より登場人物が魅力的なのがいい。名もない端役にさえ強烈な個性があって忘れられない。スピンオフ作品も欲しいくらいに愛着が湧いてしまった。
伊坂幸太郎や藤原伊織にあるような「ちょっと可愛い感じのする三十男(でもすこぶる有能)」が存分にその能力を発揮して問題を次々クリアしていく。読後感は爽やか。リズムのある文体は読むのに心地よくもっと読んでみたいと思わせるものでした。
“amazon.co.jpより
5位:パーフェクト・プラン
~内容~
第2回『このミス』大賞においてダントツで賞賛を受けた大賞受賞作がついに文庫化!代理母として生計を立てている良江は、かつて出産した息子を救うため、ある“犯罪”を企てる。そして始まる「身代金ゼロ!せしめる金は5億円!」という前代未聞の誘拐劇!幼児虐待、オンライントレード、ES細胞、美容整形…現代社会の危うさを暴きつつ、一気に読める面白さ。予想を裏切り続けるノンストップ・誘拐ミステリー、ここに登場。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 614円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 柳原 慧 |
ページ数 | 418ページ |

“第2回このミス大賞受賞作ということで、損はしない内容。登場人物が、皆、個性的で魅力的。身代金ゼロ!せしめる金は5億円!いったい方法は…読み進むうちに止められなくなる面白さ。一度このスピード感をお試しあれ。
“amazon.co.jpより
4位:紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人
~内容~
どんな紙でも見分けられる男・渡部が営む紙鑑定事務所。ある日そこに「紙鑑定」を「神探偵」と勘違いした女性が、彼氏の浮気調査をしてほしいと訪ねてくる。手がかりはプラモデルの写真一枚だけ。ダメ元で調査を始めた渡部は、伝説のプラモデル造形家・土生井と出会い、意外な真相にたどり着く。さらに翌々日、行方不明の妹を捜す女性が、妹の部屋にあったジオラマを持って渡部を訪ねてくる。土生井とともに調査を始めた渡部は、それが恐ろしい大量殺人計画を示唆していることを知り―。第18回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 1518円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 歌田 年 |
ページ数 | 315ページ |

“模型好きな人には「あるある」としても楽しめます。模型を知らない人には、より斬新な切り口に感じられるでしょう。紙の薀蓄も楽しい。そんな中で、気軽に引き受けた人探しが、どんどんヤバイことになって行くハラハラドキドキ感。久しぶりに一気に読んでしまいました。映像化、続編も期待します。”amazon.co.jpより
3位:一千兆円の身代金
~内容~
第12回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作。元副総理の孫が誘拐された。日本政府に突きつけられた犯人からの要求は、財政赤字とほぼ同額の1085兆円の支払いか、巨額の財政赤字を招いた責任を公式に謝罪し、具体的再建案を示すかの二択だった―。警視庁は捜査一課特殊犯係を直ちに全国に派遣し、国家の威信をかけた大捜査網を展開させる。やがて捜査陣は、あるブログを見つけるが…。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 2196円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 八木 圭一 |
ページ数 | 414ページ |

“誘拐に対する身代金が国の借金と同額という発想が、ずば抜けて優れていると感じました。返せるアテのない金額というのは犯人も知っているはず。それをどう解決していくか、そしてそもそもの動機は何かという謎が、物語を牽引していきます。2020年3月末には国の借金が1,114兆円という、途方もない数字が財務省から発表されたこともあり、今この本を読んでも充分に楽しむことができました。”amazon.co.jpより
2位:さよならドビュッシー
~内容~
ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。第8回『このミス』大賞受賞作品。
(「BOOK」データベースより)
価格 | 618円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | 宝島社 |
著者 | 中山七里 |
ページ数 | 415ページ |

“作者の「中山七里」さんを教えてもらい、その中でレビューを見て、面白そうだったのでこの作品を読みました。
最初はまずまずでしたが、中盤から夢中になり最後で驚きました。ドラマだったら、誰がいいかななど情景がイメージしやすい文章だと思いました。クラシック音楽に興味ない方も関係なく楽しく読めます。”amazon.co.jpより
1位:臨床真理
~内容~
人の感情が色でわかる「共感覚」を持つという不思議な青年―藤木司を担当することになった、臨床心理士の佐久間美帆。知的障害者更生施設に入所していた司は、親しくしていた少女、彩を喪ったことで問題を起こしていた。彩は自殺ではないと主張する司に寄り添うように、美帆は友人の警察官と死の真相を調べ始める。だがやがて浮かび上がってきたのは、恐るべき真実だった…。人気を不動にする著者のすべてが詰まったデビュー作!
(「BOOK」データベースより)
価格 | 836円 |
ジャンル | ミステリー小説 |
出版社 | KADOKAWA |
著者 | 柚月裕子 |
ページ数 | 400ページ |

“美帆という臨床心理士の主人公が「共感覚」を持つ少年と一緒に事件を解決していくというストーリー。
共感覚とは一つの刺激から複数の感覚が呼び覚まされるというもので、この少年の場合は言葉という音がそれを発する人間の回りに色となって広がって見えるというものであった。「赤が見えたらその言葉は嘘」であり、「白ならば本当のこと」であり、「オレンジ色は生命の活力」であるとか、その少年には解るのです。
これは怖いです、色を読まれる方は怖い。しかし、この能力は大抵は妄想として扱われてしまい、そのことから「統合失調症」などと診断されてしまうのです。けれども、美帆は信じる、信じてくれる美帆を信頼する少年。そしてこのコンビが施設で起きた殺人事件(自殺として処理されてしまいそうだった事件)を解決して行きます。
“amazon.co.jpより
『このミステリーがすごい!』大賞以外のおすすめの作品賞は?
直木賞
直木賞は、大衆文学に贈られる賞で日本で有名な賞の一つと言えるでしょう。娯楽性の高い面白い本が受賞される傾向があります。娯楽性の高い小説や本当に面白い小説を読みたい方はこの賞の受賞作を手に取ってみると良いでしょう。

芥川賞
芥川賞は純文学を対象にした文学賞で、直木賞と並び日本で最も有名な賞といえるでしょう。
芸術性や文章の美しさなどが審査の対象になります。純文学が好きな方や小説に芸術性を求める方は芥川賞受賞作品を読むのをおすすめします。

江戸川乱歩賞
江戸川乱歩賞はミステリー小説や推理小説などを対象とした賞です。ミステリー好きな方や意外性を求める方におすすめです。また、受賞後のサポートがしっかりしているのもこの賞の特徴と言えるので、気に入った作品があったら、その作家さんの他の作品を取って見るのもいいでしょう。

本屋大賞
本屋さんの書店員だけが投票して選ばれる賞です。本屋さんが選ぶ作品ですので有名無名にかかわらず、本当に面白い小説が選ばれることが多いです。作品選びに失敗したくない方や作品世界に引き込まれたい方におすすめです。

星新一賞
SFなどの「理系文学」を対象にした賞です。星新一さんがショートショートの名手だったこともあり、短編やショートショートが対象になります。SF小説が好きな方はもちろんですが、短編で読みやすいので読書慣れしていない方や読書の時間があまり取れない方におすすめです。
すばる文学賞
「すばる文学賞」とは集英社主催の純文学の公募新人文学賞で、エンターテメイト性を兼ね備えた作品が選ばれることが多いのが特徴です。芥川賞の候補にも挙がる文学賞でもあり、注目度の高い文学賞の一つと言えるでしょう。ストーリー重視の純文学を読みたい方におすすめの賞です。

山本周五郎賞
「山本周五郎賞」は三島由紀夫賞と同時に1988年に創設されました。昭和期に大衆文学や時代歴史小説で有名な山本周五郎にちなんで、目を見張るような物語性を有する小説に贈られる文学賞です。一般には「山本賞」や「山周賞」などと呼ばれています。

日本SF大賞
日本SF大賞は、1980年に日本SF作家クラブが設立した文学賞です。SFジャンルの中で、プロの作家がプロの作品を選ぶ形式の賞では初めてで、小説以外にも漫画やノンフィクションなども受賞しているのが特徴です。

『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品のおすすめまとめ
ここまでおすすめの『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品やその他の文学賞を紹介してきましたがいかがでしたか。この記事がみなさんの小説選びの一助になっていれば幸いです。みなさんの読書生活がよりよいものになることを切に願っております。
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