【2021年最新】川端康成の小説のおすすめ人気ランキング18選

山田風太郎賞,おすすめ 小説
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美しい日本語と聞いてどんな日本語を思い浮かべますか?現代において、そういった美しい言葉は日常から離れていき、使うことも滅多にないですよね。今回は、美しい日本語と表現で有名な川端康成さんのおすすめ作品を映像化、小説の長さ、著名作品を基準にご紹介いたします。

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おすすめの小説家川端康成とは 

川端康成,おすすめ

川端康成さんと聞いて、ノーベル文学賞を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。川端康成さんは、日本人で初めてノーベル文学賞を受賞したことで有名ですよね。川端康成さんがノーベル文学賞を受賞した理由に、日本的な表現が挙げられています。川端康成さんの作品は表現の仕方が美しく、日本語って繊細で綺麗だなと思わせてくれます。四季の美しさも美しく表現されており、日本人で良かったと思わせてくれる作家の1人です。

川端康成の小説のおすすめ人気比較ランキング

18位~4位

18位:浅草紅団


~内容~

昭和はじめの浅草を舞台にした川端康成の都市小説。不良集団「浅草紅団」の女首領・弓子に案内されつつ、“私”は浅草の路地に生きる人々の歓び哀感を探訪する。カジノ・フォウリイの出し物と踊子達。浮浪者と娼婦。関東大震災以降の変貌する都会風俗と、昭和恐慌の影さす終末的な不安と喧騒の世情をルポルタージュ風に描出した昭和モダニズム文学の名篇。続篇「浅草祭」併録。

(「BOOK」データベースより)

価格 459円
ジャンル 文芸作品
出版社 講談社
著者 川端 康成
ページ数 310ページ
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"日本初のノーベル文学賞受賞者の川端康成の都市小説です。「雪国」などを想像していると、面食らうかもしれません。昭和はじめの浅草が舞台ですが、浅草に行ったことがない私でも楽しめました。母はよく見世物小屋の話をしてくれたことがあり、そんなことも思いだしました。昭和レトロの世界が好きな人におすすめです。"amazon.co.jpより

17位:美しい日本の私


~内容~

日本人初のノーベル文学賞受賞者による記念講演「美しい日本の私その序説」。川端はここで和歌や俳句を引用しながら、日本人の心に通底する死生観や美意識、自らの小説家としての矜持を表明した。この講演を軸に、一生をかけて求めた「美」への思い、戦前から戦後への社会変化の中で見つめた国の姿など、日本文化を見つめ直す作品を詰め込んだ傑作随筆選。付/英訳「美しい日本の私」サイデンステッカー訳。

(Amazonより)

価格 792円
ジャンル 随筆
出版社 KADOKAWA
著者 川端 康成
ページ数 222ページ
口コミ
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"私たちは、この世を見るために、聞くために生まれてきた。春は花 夏はほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷しかりけり(道元)山の端にわれも入りなむ月も入れ 夜な夜なごとにまた友とせむ(明恵)形見とて 何か残さむ 春は花 山ほととぎす 秋はもみじ葉(良寛)自然との一体が詠まれている。末期の眼(芥川)、魔界入り難し(一休)は、死・虚無についても同様であることを示している。以上、日本人の人生観は「死即生」「無即有」「一即多」の世界である。当然ながら、日本画、茶、花、和歌も全て同様である。それは、「白」に最も多くの色を見、「無」に全てを蔵する豊かさを見る感性となる。
「わび・さび」は、これ以上ない豊穣を蔵しているのである。一輪の花に百輪の花の華やかさを見るのである。「古人、皆、花を活けて、悟道したるなり」(池坊専応)禅も偶像崇拝はせず、無涯無辺、無尽蔵に入る。そこは、論理でなく直観が働く。恋も、「いついつと待ちにし人は来りけり 今は相見てなにか思わん」(良寛)良寛68歳、29歳の貞心尼に巡りあへた喜びの歌である。ただ、縁に隨うのである。日本の伝統文化は、西欧流の「自他対立」ではなく、「自他一如」の世界である。
"amazon.co.jpより

16位:反橋・しぐれ・たまゆら


~内容~

“あなたはどこにおいでなのでしょうか”戦後間もなく発表された「反橋」「しぐれ」「住吉」三部作と、二十余年を隔て、奇しくも同じ問いかけで始まる生前発表最後の作品「隅田川」。「女の手」「再会」「地獄」「たまゆら」他。歌謡・物語、過去、夢、現、自在に往来し、生死の不可思議への恐れと限りない憧憬、存在への哀しみを問い続ける、川端文学を解き明かす重要な鍵“連作”等、十三の短篇集。

(「BOOK」データベースより)

価格 1324円
ジャンル 短編集
出版社 講談社
著者 川端 康成
ページ数 284ページ
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"1965年(昭和40年)、NHK朝の連続テレビ小説に向けて川端康成としての初のテレビ書き下ろしの作品が、小説として刊行されたものである。主演の笠智衆はテレビ初出演であった。
会社役員を退任した主人公と、妻、三人娘の家族のそれぞれの人生を温かく描いている。場面設定も、主人公の旅行先や長女の嫁ぎ先に合わせて、居住する鎌倉のほかに宮崎・京都などが風光明媚に川端一流の審美眼を通して描かれており、読者を楽しませてくれる。残念ながらドラマの放映は拝見する機会がないのだが、笠智衆の主演はまさに主人公にピタリと嵌まっていたものと想像される。
穏やかな、そして川端の清楚で上品な、それでいて鋭い審美眼がこの小説をなんとも心地よい作品に仕上げている。
"amazon.co.jpより

15位:女であること


~内容~

女人の理想像に近い弁護士夫人市子や、市子を同性愛のように慕いながら、各自の恋愛に心奥の業火を燃やす若い二女性を中心に、女であることのさまざまな行動や心理的葛藤を描いて女の妖しさ、女の哀しさをみごとにとらえた名作。ここには、女が女を知る恐怖、女の気づかぬ女の孤独と自負が、女の命のなまなましさと無常の美とをたたえながら冷酷に照らし出されている。

(「BOOK」データベースより)

価格 924円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 688ページ
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"それぞれの登場人物の心理描写が巧みで、それらが複雑に絡み合いながらストーリーが展開していく様は秀逸です。名作!"amazon.co.jpより

14位:雀の媒酌


~内容~

唯一の肉親である祖父の火葬を扱った自伝的な「骨拾い」、町へ売られていく娘が母親の情けで恋人のバス運転手と一夜を過す「有難う」など、豊富な詩情と清新でデリケートな感覚、そしてあくまで非情な人生観によって独自な作風を打ち立てた著者の、その詩情のしたたりとも言うべき“掌編小説"122編を収録した。若い日から四十余年にわたって書き続けられた、川端文学の精華である。

(Amazonより)

価格 1045円
ジャンル 短編集
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 656ページ
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"60代の爺様。川端のきっかけは百恵&友和コンビの『伊豆の踊子』。それ以来、文庫に飽き足らず復刻本まで手を出すが、如何せん、二十歳前後の若読み。精読と云えるのは書写までやらかした『伊豆の踊子』のみ。還暦後になって、川端を再読開始。『雪國』は肌に合わず『山の音』は嫌った。そして本書、短編の集大成だが「これぞ川端ワールド」と膝を連打!一篇一篇が繊細なガラス細工、「新感覚派」の面目躍如だ。病院や待ち合わせの合間に飴玉舐めるように楽しんでいる。も少し、生き永らえれば苦手な作品も美味と思うか?"amazon.co.jpより

13位:眠れる美女


~内容~

波の音高い海辺の宿は、すでに男ではなくなった老人たちのための逸楽の館であった。真紅のビロードのカーテンをめぐらせた一室に、前後不覚に眠らされた裸形の若い女―その傍らで一夜を過す老人の眠は、みずみずしい娘の肉体を透して、訪れつつある死の相を凝視している。熟れすぎた果実の腐臭に似た芳香を放つデカダンス文学の名作『眠れる美女』のほか二編。

(「BOOK」データベースより)

価格 539円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 256ページ
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"文体から湧き立つ、老人の内心の気持ち悪さ。妄想と現実の区別がつかない男。死んだ女に対する、ありもしない懺悔のような男の独白。読んでいて楽しい作品ではないが、グイグイと話に中に引きずり込まれる。"amazon.co.jpより

12位:名人


~内容~

悟達の本因坊秀哉名人に、勝負の鬼大竹七段が挑む……本因坊の引退碁は名人の病気のため再三中断、半年にわたって行われた。この対局を観戦した著者が、烏鷺の争いの緊迫した劇にうたれ、「一芸に執して、現実の多くを失った人の悲劇」を描く。盤上の一手一手が、終局に向って収斂されてゆくように、ひたすら“死"への傾斜を辿る痩躯の名人の姿を、冷徹な筆で綴る珠玉の名作。

(「BOOK」データベースより)

価格 473円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 131ページ
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"川端康成の小説は難しくて読んでもよくわからないんですが、この名人は人物名は偽名ですがノンフィクションで読ませてくれます。著者も囲碁に造詣が深いのがわかり、また著者の格調高い文章はさすがです。"amazon.co.jpより

11位:虹いくたび


~内容~

建築家水原のそれぞれ母の違う三人の娘、自殺した母の悲劇と戦争に恋人を奪われた心の傷みのために次々と年下の美少年を愛する姉百子、京都の芸者の子である妹若子、全く性格の違う姉や妹をはらはらと見守る優しい麻子。大徳寺、都踊、四条から桂離宮―雅やかな京風俗を背景に、琵琶の湖面に浮かんだ虹のはかなさ美しさにも似た三姉妹の愛と生命の哀しみを詩情豊かに描く名作。

(「BOOK」データベースより)

価格 605円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 320ページ
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"作品は素晴らしいです。川端康成の説明的でない文章、繊細でいて鋭く緊張感のある雰囲気、私は日本刀のような美しさを川端文学に感じます。ただ、田中慎也による解説が駄目です。彼の解説は的を外している。彼の作品を読んだことがありますが、下手です。下手な作品同様、解説も的外れで駄目です。作品中の「あめ玉で赤子の片頬がふくれるかと、麻子は見ていたが、ふくれないので、吞んだのかと、ひやっとしたが、そうではなかった。」という、文章に対して、田中慎也はそうでないならどうなったか書けばよさそうなのに、この場面はこの一文で切れていて、読んでいる方は放り出された気分になる。と解説しています。この文章から田中慎也の勘の悪さがよく分かります。「そうではなかった。」という終わり方で十分伝わります。それ以上の説明など要りません。
そもそも、赤子はあめ玉を片頬に移動させて舐める、という器用なことは出来ません。吞んだわけではなかった、というのは口の真ん中であめ玉を舐めているのです。田中慎也は川端康成をよく読んだそうですが、それにしても物分かりが悪すぎる。たぶん、察しのわるさは、もともとの知能の問題なのでしょう。田中慎也の解説は読む価値がありません。
"amazon.co.jpより

10位:愛する人達


~内容~

母の死後、母の初恋の人、佐山に引きとられた雪子は佐山を秘かに慕いながら若杉のもとへ嫁いでゆく――。雪子の実らない恋を潔く描く『母の初恋』。
さいころを振る浅草の踊り子の姿を下町の抒情に托して写した『夜のさいころ』。
他に『女の夢』『燕の童女』『ほくろの手紙』『夫唱婦和』など、著者が人生に対し限りない愛情をもって筆をとった名編9編を収録する。

(「BOOK」データベースより)

価格 506円
ジャンル 短編集
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 240ページ
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"「美しい日本の私」と言った際の「美しい日本」とは、実は、美しい日本の女性のことであり、それこそが美しい日本の伝統の精髄なのではないか、と考えさせられた。円熟期の作品集というから、川端晩年の作品集かと思いきや、本作品集は概ね昭和10年代半ばに書かれたもので、まだ戦後の日本の空気に触れていない時代の作品群である。思えば、川端康成は美しい日本の女性をひたすら描き続けた作家だ。「母の初恋」はじめ全9編のほとんどがそういう女性たちの美しさの結晶である。「夜のさいころ」は「伊豆の踊り子」に出てくる踊り子を髣髴とさせ、とても印象的な作品だ。これら諸編には日本女性の宿命的な哀しみが垣間見られるが、日本の女性の持つ優しさであったりもする。心が洗われ、癒されるものが確かにある。
だが、現代の日本の女性は、どうであろうか?(と考えてみるのは意地悪かもしれないが。)たくましくもなり、時にわがままにもなり、上述のような美しさは希薄になったに違いないが、今もそういうものをどこか引きずっている気はする。男女平等が叫ばれる割には、日本の女性たちは伝統的な日本女性の美しさを今もなお引きずっていないだろうか?そう考えるのは、男たちの身勝手な甘い幻想に過ぎないだろうか?
"amazon.co.jpより

9位:乙女の港


~内容~

舞台は昭和初期、横浜のミッションスクール。新入生の三千子に、ふたりの上級生から手紙が届く。品よく儚げな洋子と、負けず嫌いで勝気な克子。ふたりの間で揺れ動く三千子だが―昭和12年、伝説の雑誌「少女の友」に連載された本作は一大ブームを巻き起こした。少女時代特有の愛と夢、憧れとときめきに満ち満ちた、永遠の名作。雑誌初出時の中原淳一の挿絵を全点収録。

(「BOOK」データベースより)

価格 838円
ジャンル 文芸作品
出版社 実業之日本社
著者 川端 康成
ページ数 336ページ
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"漫画の『文豪失格』でこの本の存在を知り、割と軽い気持ちで購入しました。高校まででほぼ代表作は読み尽くしていていたのですが、近年私にとって新しい作品がぽつぽつと出てきて、嬉しい限りです。家庭教師をしていると、いわゆる「ラノベ」や流行のマンガを生徒さんから薦められたりします。世代間のギャップは覆いがたいものもありますが、若い人たちが楽しんでいるものに触れてみると、時代的道具立てや設定を除けば意外に、私たちが触れていたものと通底する部分があります。人気が出る作品には、作り方の丁寧さや、籠められたメッセージの質の高さがあります。
この作品は筋立てのやや不自然なところを除けば、思春期の感傷を上品に繊細に表現している、文学的価値の高いものです。川端康成と中里恒子という、優れた作家の共作は、現在の著作権の観点では確かに違和感があるものの、二人が心を合わせて少女たちのための良い糧を提供しようしている姿勢が伺えます。ネット上で検索してみると、この作品の制作過程の情報が得られます。そこから判断すると、今でいう「ゴーストライター」的な感覚、つまり自分の利益のために他人を利用するような感覚は、少なくともこの作品には皆無と言っていいと思います。
新進作家に名義を貸して創作を指導するという目的とともに、依頼された仕事の性質に忠実であろうとする川端康成の態度に、人としての器量の大きさを見る、と言ってしまえば贔屓のし過ぎと思われる方もおられるかも知れませんが……。
もちろん、平成生まれの人たちには、時代の隔てが大きすぎて強いて薦めるべきではないかもしれませんが、いわゆる「ラノベ」というジャンルが注目されている今だからこそ再び日の目を見たこの作品に、今の若い人たちがどう感じるか、知りたい気もします。
"amazon.co.jpより

8位:千羽鶴


~内容~

鎌倉円覚寺の茶会で、今は亡き情人の面影をとどめるその息子、菊治と出会った太田夫人は、お互いに誘惑したとも抵抗したとも覚えはなしに夜を共にする……。志野茶碗がよびおこす感触と幻想を地模様に、一種の背徳の世界を扱いつつ、人間の愛欲の世界と名器の世界、そして死の世界とが微妙に重なりあう美の絶対境を現出した名作である。他に「波千鳥」(続千羽鶴)を収録。詳細な注解を付す。

(「BOOK」データベースより)

価格 605円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 336ページ
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"川端康成の文章から滲み出る美の表現は、くどくなくそれでいてとても美しいです。流れるような文章、とでも言うのでしょうか。それにしても此の話は父の愛人だった太田夫人と関係を持った上、その娘とまで……というとてつもなくどろどろした話なのですが、あまり沿う感じさせられないのも川端康成の文章力の賜物なのかもしれません。
しかし太田夫人は本当に男性から見たらいわゆる「男好きされる女性」そのもののような気がします。女性からしたらこういう女性は……って感じです。太田夫人が女として主人公の父から相手されなくなった元愛人ちか子からつらい仕打ちをされるのも、ちか子が大田夫人を軽蔑するように嫌うのも、女から見ればとても理解できる。もしかしたら、男性と女性で太田夫人に対する印象はぜんぜん違うものになるかもしれませんね。それも意図してこの小説は描かれているとしたら、すごい話です。
"amazon.co.jpより

7位:古都


~内容~

京都の年中行事絵巻を背景に、まったく異なる人生を歩んできた美しい姉妹の交わりを描く。
川端が六十二歳で文化勲章を受けた、その年に書かれた作品。京都に暮らし、執筆された。
捨子ではあったが京の商家の一人娘として美しく成長した千重子は、祇園祭の夜、自分に瓜二つの村娘苗子に出逢い、胸が騒いだ。二人はふたごだった。互いにひかれあい、懐かしみあいながらも永すぎた環境の違いから一緒には暮すことができない……。古都の深い面影、移ろう四季の景物の中に由緒ある史蹟のかずかずを織り込み、流麗な筆致で描く美しい長編小説。

(Amazonより)

価格 605円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 288ページ
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"川端康成の「雪国」はあまり好きではありませんでしたが、「古都」で川端康成の良さがわかりました。読んで特別疲れる作品ではないので、純文学をあまり読まない方にもおすすめだと思います。
"amazon.co.jpより

6位:山の音


~内容~

深夜ふと響いてくる山の音を死の予告と恐れながら、信吾の胸には昔あこがれた人の美しいイメージが消えない。息子の嫁の可憐な姿に若々しい恋心をゆさぶられるという老人のくすんだ心境を地模様として、老妻、息子、嫁、出戻りの娘たちの心理的葛藤を影に、日本の家の名状しがたい悲しさが、感情の微細なひだに至るまで巧みに描き出されている。戦後文学の最高峰に位する名作である。

(「BOOK」データベースより)

価格 693円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 400ページ
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"いまの時代は、文体などどうでも良いということになったらしいが、この小説の内容は、きっとこの文体でなければ出せない。文体を無視して、どう面白い小説を書けるというのだろう。それはカメラワークも台詞回しも全部無視して映画を撮っても、コマ割りやキャラクターのデザインの適当な漫画を描いても、滑舌が悪く口の悪い演説でも、話さえ作り込んでいれば面白いということだろうか?
まさか、私は字が汚いラブレターなんて嫌だよ。真剣に向き合ったら、下手なりにだって丁寧に書こうとするし、表現自体を無視するはずないじゃないか。とりあえず、この本はとても良い。れっきとした小説である。
"amazon.co.jpより

5位:禽獣


~内容~

鏡の前の女の意識の流れ、性をめぐる自由奔放な空想と溢れるイメージの連鎖を結晶化させた実験小説「水晶幻想」。亡き恋人を慕い〈輪廻転生〉を想う女の独白「抒情歌」。生きものの死を冷厳に見据える“虚無”の視線「禽獣」。「青い海黒い海」「春景色」「死者の書」「それを見た人達」、「散りぬるを」等、前衛的手法のみられる初期短篇8篇。“死への強い憧憬”を底流とした著者の文学の原点。

(「BOOK」データベースより)

価格 1540円
ジャンル 文芸作品
出版社 講談社
著者 川端 康成
ページ数 318ページ
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"小鳥を観る目に根源的な虚無感を感じさせる。このあたりが川端文学の本質で、自死に至るまでの彼の人生を象徴しているように思えてくる。戦前、死者を弔う儀式に、「放鳥」という習慣があったことを初めて知った。確かに、死者は死後、天に向かうのだから、鳥が途中まで死者の霊を見送るという考え方なのだろう。"amazon.co.jpより

4位:みずうみ


~内容~

美しい少女を見ると、憑かれたように後をつけてしまう男、桃井銀平。教え子と恋愛事件を起こして教職の座を失ってもなお、異常な執着は消えることを知らない。つけられることに快感を覚える女の魔性と、罪悪の意識のない男の欲望の交差――。
現代でいうストーカーを扱った異色の変態小説でありながら、ノーベル賞作家ならではの圧倒的筆力により共感すら呼び起こす不朽の名作である。

(Amazonより)

価格 473円
ジャンル 恋愛小説
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 192ページ
口コミ
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"表現そのもの美しさに加えて、少女の汚れの無い美しさを感じる。それは、具体的にどういう部分が美しいというよりも、醸される雰囲気が美しい。その美しさは、まるで、幻想の中を、のたうちまわっているかの様だ。
銀平の意識そのものも美しい。奇妙な思考が、少女の美をとらえて離さない。
宮子自身も快楽を感じた。宮子は銀平につけられる事によって、突発的な快感に戦慄する。この下りにより、宮子の美しさが増幅される思いだ。
銀平は少女の眼にみずうみを見る。少女の眼が、愛にうるんでいる様が、こんな風に表現される。そして、銀平は、そのみずうみに、裸で泳ぎたいという憧憬と絶望を同時に感じる。
夢遊病の様に少女の後をつける銀平により、少女の美があらゆる角度から表現される。みずうみとは、意識の底に沈んでいる、手の届きにくい美なのだろうか?
独特な美しさに満ちた、川端文学の傑作だ。
"amazon.co.jpより

3位~1位

3位:舞姫


~内容~

ベルリン留学中の若いエリート・太田豊太郎は、街で出合った美しい踊り子・エリスの危機を救った。やがてふたりは魅かれ合い、豊太郎は友人の中傷により免官となる。いったんは栄誉を捨て、エリスとの愛を貫こうと決意するが…鴎外自身の体験をもとにした表題作ほか『普請中』、『妄想』、『雁』を収録。

(「BOOK」データベースより)

価格 509円
ジャンル 文芸作品
出版社 ゴマブックス株式会社
著者 川端 康成
ページ数 30ページ
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"鴎外のいくつかの作品を読み、その人生を辿り、評論や俳諧なども知って、最初に戻って読み返してみると、数々の苦悩と対峙しながら、書くことで心と考えを整理し、自らの処し方、行く末を見極めて行ったのだろうと理解する。
この作品は処女作であり、彼の作家として人としての基軸になっていると感じた。
教科書で読んだ時、こんなに堅い文語体の文章だったかしら?と改めて思った。ストーリーとその後の二人の再会と別れの経緯だけが強く残っていた。
"amazon.co.jpより

2位:伊豆の踊子


~内容~

旧制高校生である主人公が孤独に悩み、伊豆へのひとり旅に出かける。途中、旅芸人の一団と出会い、そのなかの踊子に、心をひかれてゆく。清純無垢な踊子への想いをつのらせ、孤児意識の強い主人公の心がほぐれるさまは、清冽さが漂う美しい青春の一瞬……。ほかに『禽獣』など3編を収録。巻末の三島由紀夫による「解説」は、川端文学の主題と本質についてするどく論じている。

(「BOOK」データベースより)

価格 473円
ジャンル 恋愛小説
出版社 新潮社
著者 川端 康成
ページ数 208ページ
口コミ
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"伊豆の踊子は作品名はあまりにも有名すぎるので一度は読んでみたいと思い、読んでみた。内容としては有名な作品というバックグラウンドがあるためか本当に心に刺さるような物語だった。一生に一度は読んでおきたい小説だと思う。
"amazon.co.jpより

1位:雪国


~内容~

無為徒食の男、島村は、駒子に会うために雪国の温泉場を再訪した。駒子はいいなずけと噂される好きでもない男の療養費のために芸者をしている。初夏の一夜以来、久々に会えた島村に駒子は一途な情熱を注ぐが、島村にとって駒子はあくまで芸者。島村は雪国への汽車で会った女、葉子にも興味を抱いていて…。「無為の孤独」を非情に守る男と、男に思いを寄せる女の純情。人生の悲哀を描いた著者中期の代表作。

(「BOOK」データベースより)

価格 398円
ジャンル 恋愛小説
出版社 角川書店
著者 川端 康成
ページ数 208ページ
口コミ
口コミ

"数十年ぶりに読み返した。若い時は刺激が少ない感じしかなかった。歳をとって読み返してみて、文章の表現と奥深さに感激した。越後湯沢の温泉街。駅舎と汽車の車内の情景が思い浮かぶ。そして言葉であったり、些細な心の情景や顔の表情、動作まで思い浮かべながらじっくりと読ませていただいた。食事の時間も惜しんで一気に読んだ。食べ物は腹を満たし体を作る。自分にとって良い本は心を満たし、記憶に残る。"amazon.co.jpより

川端康成の小説のおすすめの選び方

映像化された作品を選ぶ 

川端康成さんの作品はこれまでに数多くの作品が映像化されてきました。また、同じ作品も監督を変え、何度も映画化を繰り返してきました。監督が違えば、作品も変わってきますよね。また、川端康成さんの作品は文章が非常に繊細で美しいです。その表現を映像ではどう表現しているかも見どころの一つです。映画と原作で色々と違うので、いろんな川端康成さんの作品を楽しむことができます。ぜひ、いろんな監督の作品を楽しんで、原作も読んでみてください。

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小説の長さで選ぶ

長編小説 

川端康成さんの作品で最も、有名で人気の高い「雪国」という作品も長編です。長編ですと、話を深く掘り下げてありますので、小説の世界観にどっぷりと浸りやすくなりますよね。川端康成さんのような世界観が美しい表現は、長編で読むのがおすすめです。川端康成さんの作品を読んでいると語彙力も上がりますので、語彙力を上げたい人にもおすすめです。

短編小説 

長編で読みたいけれど、最後まで読める自信がないという方には短編がおすすめです。また、川端康成さんは表現が美しい分、少し難しいです。国語に苦手意識があるという方にも、比較的読みやすい短編をおすすめいたします。川端康成さんの代表作である「伊豆の踊り子」や「抒情歌」が短編小説となります。短編でも川端康成さんの世界観は健在しており、短編だからこその良さもありますので、ぜひ短編も読んでみてください。

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著名作品を選ぶ 

先にも述べていますが、川端康成さんの有名作と言えば「雪国」です。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」という冒頭文を知っている方も多いのではないでしょうか。有名作は、読んだことがある方も多いので話題にもしやすいですし、有名作ならではの良さがあるのでぜひ読んでみてください。

川端康成の小説のおすすめまとめ 

川端康成,おすすめ,まとめ

いかがでしたでしょうか。美しい日本的な表現を見ると、日本に生まれてきて良かったなと思いませんか?美しい表現をふんだんに使用した川端康成さんの作品を読んで改めて日本を好きになってみるのはいかがでしょうか。ぜひ、こちらを参考にして純文学に触れてみてください。

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