【2023年最新】乾くるみの小説のおすすめ人気ランキング15選

中村文則,おすすめ,暗い 小説
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乾くるみさんは、密室殺人もののミステリー作品から恋愛小説、短編集にまで幅広いジャンルを手掛ける人気作家です。最後の最後のどんでん返しで、あっと驚かされる作品も多く、何度も読み返したくなる作品も多いです。

いずれの作品も緻密に計算しつくされたストーリーなので、読んでいて感動するほど。ここではそんな乾くるみさんのおすすめ小説からその選び方まで徹底解説いたします!

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おすすめの小説家乾くるみとは!? 

乾くるみ,おすすめ

乾くるみさんは1963年に静岡で生まれました。静岡大学理学部数学科を卒業しており、34歳で作家デビューを果たします。デビュー作は1998年に第4回メフィスト賞を受賞した『Jの神話』で、サイエンスフィクションのようなホラーのようなとにかく衝撃的な作品で注目を集めました。

2004年には『イニシエーション・ラブ』を手掛けており、この作品は「本格ミステリベスト10」の第6位に入り、映画化されました。この話題作をきっかけに乾くるみさんの名前を知った人も多いかと思います。

2023年最新の乾くるみの小説

『カラット探偵事務所の事件簿3』


~内容~

「謎解き専門」を謳うカラット探偵事務所。父親の墓に人知れず花を供える怪しい墓参者の正体を追う「秘密は墓場まで」事件、「謎を〝作ってほしい″」という不思議な依頼に挑む「遊園地に謎解きを」事件など、日常に潜む些細な謎や奇妙な謎を、所長の古谷と助手の井上が鋭い推理で解き明かす!
ミステリの名手による大人気シリーズ、8年振りの最新作にして待望の第三弾。

(Amazonより)

価格 803円
ジャンル ミステリー小説
著者 乾 くるみ
ページ数 272ページ

乾くるみの小説のおすすめ人気比較ランキング

15位:北乃杜高校探偵部


~内容~

「せうえうか」漢字にすれば「逍瑶歌」。京都府宇治市にある名門・北乃杜高校で校歌や応援歌のほかに歌い継がれてきた歌だ。生徒に親しまれ愛されているその歌詞が、実は書き変えられているという。いつ、誰が、どんな理由で?北乃杜高校探偵部の5人が辿りつく、胸を打つ真実とは?傑作短編「“せうえうか”の秘密」ほか、楽しくてやがて切ない青春本格ミステリー連作4編を収録!

(「BOOK」データベースより)

価格 715円
ジャンル 青春ミステリー小説
出版社 講談社
著者 乾 くるみ
ページ数 192ページ
口コミ
口コミ

“暗号解読や殺人予告などのさまざまな謎解きと、高校生が送る日常が見事にマッチしていて、思わず読みふけってしまった。”amazon.co.jpより

14位:林真紅郎と五つの謎


~内容~

林真紅郎、元法医学者。愛妻を事故で亡くしたのを契機に、勤務先の大学を辞し、35歳の若さで「隠居」生活に入った。そんなある日、12歳の姪と行ったコンサートで事件は起きた。ステージ上のマジックで消えた女性が、トイレの個室で殴打された姿で発見される(「いちばん奥の個室」)。バラバラの謎が真紅郎の脳裏でシンクロするとき、一挙に“事件”は解決する!本格推理の傑作。

(「BOOK」データベースより)

価格 550円
ジャンル ミステリー小説
出版社 光文社
著者 乾 くるみ
ページ数 299ページ
口コミ
口コミ

“あまり期待せずに購入したが、内容は本格推理ものでこの作者を再認識した。”amazon.co.jpより

13位:六つの手掛り


~内容~

見た目は「太ったチャップリン」の謎めく男、林茶父は神出鬼没。変死事件にたびたび遭遇して、犯人と、犯人が隠匿しようとした事実をカラリと鮮やかに暴いてみせる。普段はおかしみのある雰囲気でも、洞察鋭く、奥に潜む真実にたどりつく。さあご覧あれ、類い稀なる見事なロジック!全六話のうち三作が日本推理作家協会や本格ミステリ作家クラブ編のアンソロジーに入った傑作ミステリー短編集。遊び心もたっぷりで、凝った趣向にニヤリだ。

(「BOOK」データベースより)

価格 252円
ジャンル 短編集
出版社 双葉社
著者 乾 くるみ
ページ数 304ページ
口コミ
口コミ

“イニシエーション・ラブで有名な「乾くるみ」さんと言えば、ミスリードとサプライズというイメージがありますが、本作は遊び心がいっぱいの作品でした。(ペンネームが女性に見えて実は男性なのもミスリード?)
手品が得意で、見た目は太ったチャップリン。今は世界中のパフォーマーの紹介業(?)を営んでいる林茶父を主人公に、六つの短編が収められています。
と言っても「さぶりん(林茶父の愛称)」視点ではなく、六作とも異なる人間の視点で事件が描かれます。六→五→四と数字がキーになる事件が続き、最後は「一巻の終わり」というタイトルです。
「さぶりん」は手品を超能力のように扱うのが嫌いで、全てにはトリックがあることを説明します。そして、手品の種明かしをするように、事件の謎を解いていきます。
乾くるみさんは、好き嫌いが分かれやすい作家さんだと思いますが、私は遊び心満載のパズルを解くような気持ちで楽しめました。
amazon.co.jpより

12位:物件探偵


~内容~

利回り12%の老朽マンション!?ひとりでに録画がスタートする怪現象アパート?新幹線の座席が残置された部屋??間取り図には、あなたの知らない究極の謎が潜んでいる。大家さんも間取りウォッチャーも大興奮の本気で役立つリアル不動産ミステリ!

(「BOOK」データベースより)

価格 1540円
ジャンル 短編集
出版社 新潮社
著者 乾 くるみ
ページ数 269ページ
口コミ
口コミ

“不動産がらみの犯罪を、リアルに作られた物件情報ページを表紙としてオムニバス構成したミステリ。文中の不動産描写も実に詳細で、謎解きも劣らずしっかりしている。誰にでもお勧めできる、しゃれた仕上がりの好短編集だ。
探偵役の不動尊子(ふどうたかこ)が面白い。別に超常的キャラクターでもなんでもないが、微妙に神出鬼没で、毎回聞かれもしないのにきっちり自己紹介しているわりりには結局最後まで正体不明で、きちんとビジネスウーマンの風貌なのにふわふわと天使っぽいのだ。このレベルでぜひ、もう1冊読みたい。
amazon.co.jpより

11位:蒼林堂古書店へようこそ


~内容~

書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリファンのパラダイス。バツイチの大村龍雄、高校生の柴田五葉、小学校教師の茅原しのぶ―いつもの面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、至福の十四か月が過ぎたとき…。乾くるみがかつてなく優しい筆致で描くピュアハート・ミステリ。

(「BOOK」データベースより)

価格 692円
ジャンル ミステリー小説
出版社 徳間書店
著者 乾 くるみ
ページ数 349ページ
口コミ
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“まず最初に頭に浮かんだのは、岡嶋二人の「ちょっと探偵してみませんか」に似てるかなって事。(似てねーよ!ってツッコミはしないように)この手の作品って、きっと読み手が思うより何倍も労力がかかってるんでしょうね。その気になれば、2〜3冊書けるくらいのネタを詰め込んでますからね。一つ一つの話には、特に大きな仕掛けや感動がある訳ではないのですが、何とも言えない居心地の良さはきっと評価に値すると思います。
難しい本を読んだ後に、ホッと一息入れたいアナタ。オススメです。
amazon.co.jpより

10位:クラリネット症候群


~内容~

ドレミ…の音が聞こえない?巨乳で童顔、憧れの先輩であるエリちゃんの前でクラリネットが壊れた直後から、僕の耳はおかしくなった。しかも怪事件に巻き込まれ…。僕とエリちゃんの恋、そして事件の行方は?『イニシエーション・ラブ』『リピート』で大ブレイクの著者が贈る、待望の書下し作が登場。

(「BOOK」データベースより)

価格 649円
ジャンル ミステリー小説
出版社 徳間書店
著者 乾 くるみ
ページ数 333ページ
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“マリオネット症候群の体の中に誰かが……心理状態の表現と次々と変わる体を操る主人……面白いです。クラリネット症候群は最初の話の展開から、どんどんと急転回、最後のほうはだんだんとストーリーがよめてきたけど、これもたいへん面白かったです。
amazon.co.jpより

9位:マリオネット症候群


~内容~

とにかく私は驚いた。ある晩、目覚めたら、勝手に動いている自分の身体。意識はハッキリしてるのに、声は誰にも通じない―まさか私、何かに乗っ取られちゃったの!?誰の仕業かと思っていたら、なんと操り主は、あこがれの森川先輩らしいの。でも、森川先輩って、殺されちゃったらしくって…それっていったい、どういうこと?とっても奇妙なパラサイト・ストーリー。書き下ろしで登場。

(「BOOK」データベースより)

価格 1500円
ジャンル 文芸作品
出版社 徳間書店
著者 乾 くるみ
ページ数 187ページ
口コミ
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“二人の人物の精神が入れ替わる、というのは(マンガや小説では)良くある話。
またそれ?飽きた…と思われるかもしれないが、「乾くるみが書くとこうなるのか~!」と感心する面白いヒネリ具合。
精神が入れ替わるのではなく、誰かが自分の体に引っ越してきて、その相手は、「私」の精神も同じ体に残っていることを知らないのである。このへんのじれったい感じが一味違います。最後まで楽しめる、意外な名作。
amazon.co.jpより

8位:スリープ


~内容~

テレビ番組の人気リポーター・羽鳥亜里沙は、中学卒業を間近にした二月、冷凍睡眠装置の研究をする“未来科学研究所”を取材するために、つくば市に向かうことになった。撮影の休憩中に、ふと悪戯心から立ち入り禁止の地下五階に迷い込んだ亜里沙は、見てはいけないものを見てしまうのだが。どんでん返しの魔術師が放つ傑作ミステリー、待望の文庫化。

(「BOOK」データベースより)

価格 649円
ジャンル ミステリー小説
出版社 角川春樹事務所
著者 乾 くるみ
ページ数 366ページ
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“イニシエーション・ラブの洗礼を受けてから、乾作品を何冊か読んできましたが、私もだいぶ乾さんの思考に慣れてきたみたいです。『スリープ』というタイトルにはひっかけられませんよ(笑)。今回は第3章の最後に出てきた機械で、なんとなくオチがわかりました。でもSFとして面白かったですよ。乾作品だからと身構えて読んでしまう人がいけない。私も含めてですけど。要するにファンなんですよ。結局こうやって、片端から買って読んでいるもんね。普段は小説なんかまったく読まない人が。
そして、この作品は、SFとして結構深いです。人間は何でも作ることができるようになっても、結局、生命を操ることはできないのではないか? そんな本質的な問いがあるように感じました。
amazon.co.jpより

7位:セブン


~内容~

一見シンプルなトランプの数当てゲームが、生死をかけた心理バトルへと変貌する「ラッキーセブン」ほか、時間を何度もワープする男の話――「TLP49」、超ショートショート――「一男去って……」、戦場で捕らえられた兵士の生き残り作戦とは――「ユニーク・ゲーム」などロジカルな企みに満ちた七つの物語。トリッキーな作品世界に二度読み三度読み必至の驚愕の短篇集。

(「BOOK」データベースより)

価格 638円
ジャンル 短編集
出版社 角川春樹事務所
著者 乾 くるみ
ページ数 295ページ
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“著者の作品はどれもハズレがなくミステリ・パズルを愛するファンには堪らない魅力で絶大なる信頼が置けるでしょう。唯例えば「木曜の女」はブラウン神父で有名なチェスタトン作「木曜の男」のパロディなのですがそういうマニアックさや、本書の各編や名作「イ二シエーション・ラブ」で感じる残酷さが読者を選ぶかもと懸念しますが但し全て最悪ではないですよ。
『ラッキーセブン』話の面白さは別にして全員が戦わずに餓死する道を選んで欲しかったとも思いますね。『小諸-新鶴343キロの殺意』西村京太郎みたいな題名。こじつけの言葉遊びが楽しかった。『TLP49』7分の場面がバラバラに訪れ推理しながらの結末は?現実にはあり得ねーけど最高に良かった!『一男去って・・・』諺の洒落はいいけど殺人母さん野放しは駄目!『殺人テレパス七対子』麻雀を知らなくても楽しめます。『木曜の女』陽性の下ネタ噺。『ユニーク・ゲーム』単純に偶数と奇数にすれば良いのに人は考え過ぎて墓穴を掘るのですね。
amazon.co.jpより

6位:匣の中


~内容~

探偵小説愛好家グループの中心人物・伍黄零無が謎の言葉を残して密室から消失。その後もグループの一員・仁行寺馬美が書くモデル小説どおりに密室殺人が連続する。衒学的な装飾と暗号。推理合戦の果てに明かされる、全世界を揺るがす真相とは!?新本格の聖典『匣の中の失楽』に捧げる華麗なるオマージュ。

(「BOOK」データベースより)

価格 825円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社
著者 乾 くるみ
ページ数 576ページ
口コミ
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“クイーンの国名シリーズには、手がかりがすべてそろった段階で『読者への挑戦』というページが現れる。もし「匣の中」に『読者への挑戦』を入れるとしたら、いちばん最後のページになるだろう。つまり『解決編』はこの本の中には書かれていないのだ。その点では東野圭吾の「どちらかが彼女を殺した」に通じるものがあるが、難易度は「匣の中」の方が桁違いに高い。おそらく自力で真相にたどり着いた人間は、まだ数名しかいないのではないか、と思われる。
それだけに真相が分かったときの快感はとても大きい。真相に到達した後で再読すると、ミステリ小説としての贅肉がほとんどないことに驚かされる。普通に読んでいくと、違和感のある文章や、つじつまの合わないところが何箇所か出てくるのだが、それらはすべて作者が用意したヒントだったのだ。だから気になる箇所があっても、下手な文章だな、と思う前に、その部分をよく読み返してもらいたい。作者の真の意図に触れることが出来れば、感動することは間違いない。
amazon.co.jpより

5位:セカンド・ラブ


~内容~

1983年元旦、僕は、会社の先輩から誘われたスキー旅行で、春香と出会った。やがて付き合い始めた僕たちはとても幸せだった。春香とそっくりな女、美奈子が現れるまでは…。清楚な春香と大胆な美奈子、対照的な二人の間で揺れる心。『イニシエーション・ラブ』に続く二度読み必至、驚愕の「恋愛ミステリー」。

(「BOOK」データベースより)

価格 715円
ジャンル 恋愛ミステリー小説
出版社 文藝春秋
著者 乾 くるみ
ページ数 298ページ
口コミ
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“噛めば噛むほど味が出る。感じ方も味わい方も十人十色。私的にはとても面白かったですけど。
叙述ミステリーってとても苦手なんですが、この作品も一通り読んだ後、ネットで色んな解説を読み、再読して楽しみました。
色んな解釈、受け取り方、あるんだなーと、それを導き出す作者さんはすごいなーと、ただただ感心するばかりです。
amazon.co.jpより

4位:リピート


~内容~

もし、現在の記憶を持ったまま十ヵ月前の自分に戻れるとしたら?この夢のような「リピート」に誘われ、疑いつつも人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げて…。あの『イニシエーション・ラブ』の鬼才が、『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ仰天の傑作。

(「BOOK」データベースより)

価格 951円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文藝春秋
著者 乾 くるみ
ページ数 523ページ
口コミ
口コミ

“今の記憶を持って、過去に戻れる。といっても好きな時点に戻れるわけでは無く、戻れる時は決まっていてかなり近過去。
乾くるみの小説は他にはイニシエーションラブしか読んだことが無いのだけれど、どちらもとても感想を書くのが難しい。何を書いてもネタバレになりそうなのです。 ただ、途中からかなり夢中になって読んでしまいまして、本の世界に入り込むと、現実に戻ってくるのがかなり難しいです。
amazon.co.jpより

3位:カラット探偵事務所の事件簿


~内容~

謎解きだけを専門に扱う探偵事務所に持ち込まれた六つの事件を、探偵・古谷が鮮やかに解決!メールのやりとりから夫の浮気をあぶり出す「卵消失事件」、三つの和歌からお宝を掘り当てる「兎の暗号」、差出人不明の手紙から父の居場所を見つけ出す「別荘写真事件」など、『イニシエーション・ラブ』『リピート』で大反響を巻き起こし、練達の愛好家を唸らせつづける著者の連作短篇集、待望の文庫化。

(「BOOK」データベースより)

価格 713円
ジャンル ミステリー小説
出版社 PHP研究所
著者 乾 くるみ
ページ数 355ページ
口コミ
口コミ

“すっきりした印象のタイトル、表紙。書店で手に取り、初めて知った作者名。軽い読み物という感じ。頭の体操のような謎解き。解けそうで解けない。推理を読んで納得。決して重たい事件ではない。血なまぐさくもなく、本当に明るく読める。ホームズとか古典的な推理小説が好きな人は気に入るはず。と、そこまでは思ったとおりだったのです。基本的に想定の範囲内で、安心して読み終わるだろうと。
しかし、最後の最後で意外な展開がふいにやってきました。警戒も防備も何もなかったので、簡単にやられてしまいました。作者に完敗です。最後の1ページを読んでいてもまったくわかりませんでした。そういえば伏線はいっぱいあったのに……。こんなふうにやられたのは、レイモンド・チャンドラーの『湖中の女』、『長いお別れ』以来です。読んでよかった。
amazon.co.jpより

2位:Jの神話


~内容~

全寮制の名門女子高を次々と襲う怪事件。一年生が塔から墜死し、生徒会長は「胎児なき流産」で失血死をとげる。その正体を追う女探偵「黒猫」と新入生の優子に追る魔手。背後に暗躍する「ジャック」とは何者なのか?「イニシエーション・ラブ」の著者が、女性に潜む“闇”を妖しく描く衝撃のデビュー作。

(「BOOK」データベースより)

価格 792円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文藝春秋
著者 乾 くるみ
ページ数 478ページ
口コミ
口コミ

“遺伝子の染色体から異生物の話へと展開するところがたいへんおもしろかった。本格ミステリーでありながらSFっぽい展開で最後まで一気に読んでしまいました。作者のパターンである最後にミステリーっぽくなる話の展開は生きてました。”amazon.co.jpより

1位:イニシエーション・ラブ


~内容~

大学四年の僕(たっくん)が彼女(マユ)に出会ったのは代打出場の合コンの席。やがてふたりはつき合うようになり、夏休み、クリスマス、学生時代最後の年をともに過ごした。マユのために東京の大企業を蹴って地元静岡の会社に就職したたっくん。ところがいきなり東京勤務を命じられてしまう。週末だけの長距離恋愛になってしまい、いつしかふたりに隙間が生じていって…。映画化記念書き下ろし「11年目のあとがき」を付した特別限定版!

(「BOOK」データベースより)

価格 590円
ジャンル 恋愛小説
出版社 原書房
著者 乾 くるみ
ページ数 277ページ
口コミ
口コミ

“ミステリー小説だと思って読んでいたら、青春群像劇に思えたり何か違和感があるなと思いつつも、気にしなかったり退屈に感じ流し読みしていると、重要な伏線を見落としたりこの本を読んでいると普段自分が物事をどのように解釈し、どういった癖があるのかがよくわかると思います。ジャンルがミステリーになるのかはわかりませんが、ものすごく考えられて書かれている本で、感動します。キャッチフレーズ通り「最後の2行で覆る」”amazon.co.jpより

乾くるみの小説のおすすめの選び方

シリーズで選ぶ

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タロウ・シリーズ 

乾くるみさんの作品の1シリーズとして知られている「タロウ・シリーズ」。

特徴は3つあり、タロットがモチーフとなっている(英語でタロットはタロウと発音)。天童太郎という共通の人物が登場する。恋愛がテーマの作品が多いです。

「塔の断章」や「リピート」そして「イニシエーション・ラブ」もこのシリーズの一つとして知られているほど、話題の作品の多くがこのシリーズに含まれています。シリーズものではありますが、それぞれが独立した作品となっているので、順番は気にせず読める点も読みやすい特徴です。

林四兄弟シリーズ 

林四兄弟シリーズとは、名前の通り林兄弟が探偵役をつとめるシリーズです。乾さんの作品の中でも、推理小説を束ねたシリーズになりますので、推理小説やミステリー小説が好きな人にはおすすめの作品です。

「林真紅郎と五つの謎」や「六つの手掛かり」などの作品がありますが、それぞれ作品中には複数の短編の作品が収録されている形式になっています。小分けにして小説を楽しめるので、時間のない方にも物語ごとに考えながら楽しんでいただけるシリーズです。

カラット探偵事務所シリーズ 

乾くるみさんの数々の作品の中でもミステリー小説のシリーズになります。主人公は謎解き専門の「カラット探偵事務所」の所長で、抜群の推理力と洞察力を持つ古谷。

しかし実際は、浮気調査や信用調査は苦手です。そんな古谷が助手の井上と共に依頼人が持ち込む謎をカラッと解決していく作品です。物語は、「事件簿」を記す形で進むため、作品も「カラット探偵事務所の事件簿1」「カラット探偵事務所の事件簿2」というタイトルで進んでいきます。

ミステリー小説好きは、ぜひ手に取っていただきたい作品です。

ジャンルで選ぶ

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ミステリー小説 

幅広いジャンルの中にミステリーを融合させた作品を手掛ける乾くるみさん。そのミステリー作品は、日常的なミステリーのものから恋愛ミステリー、「7」という数字にちなんだミステリー作品までさまざまです。

こんなところに答えがあったのか?!と、驚くほど繊細なストーリーで、最後の最後に思いがけない展開が起こるといった面白さも秘めています。物語の中に衝撃度や刺激が欲しい、といった人には乾くるみさんのミステリー小説はおすすめです。

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アンソロジー 

異なる作者による作品を集めた作品集であるアンソロジー。乾くるみさんはアンソロジーも出版しています。「平成ストライク」は9人のミステリー作家によるアンソロジーで、さまざまなミステリーが楽しめます。

「自薦 THE どんでん返し2」もミステリー作家による物語が展開されます。違ったテイストの物語が展開され、つい一気読みしてしまうアンソロジー作品もイチオシです!

映像化された作品を選ぶ 

「本格ミステリベスト10」や「このミステリーがすごい!」のランキングにも入っている「イニシエーション・ラブ」は、乾くるみさんの代表作品です。この作品は、松田翔太と前田敦子により映画化されたことでも話題になりました。

衝撃的などんでん返しの結末なので、本を読んで映画を観る人や、映画を観て本を読む人が続出した作品でも知られています。どちらから見ても、作品の面白さが伝わる衝撃的なストーリーになっているのでおすすめです。

【2023年最新】映画化した小説のおすすめ人気ランキング10選
【最新版】映画化した小説のおすすめ人気比較ランキングトップ10です。各映画化した小説のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめの映画化した小説をあなたにお届けします。

乾くるみの小説のおすすめまとめ 

乾くるみさんは代表作である「イニシエーション・ラブ」でその名前を広げたとされていますが、まだまだ手掛ける作品の数々の魅力は奥深いところにあります。

衝撃的な作品を中心としているので、最後の最後に裏切られた気持ちにはなりますが、その予想外の展開が読者を病みつきにさせていると言っても過言ではありません。ぜひ一度、乾くるみさんの作品を手に取ってみてください。

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