【2023年最新】東野圭吾の小説のおすすめ人気ランキング30選

谷崎潤一郎賞,おすすめ,まとめ 小説
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数々の作品が映画化やドラマ化され人気の高い東野圭吾さん。いままで執筆した作品は90冊以上になります。「東野圭吾を読んでみたいけど、何から読んでいいか分からない」という方や「とりあえず有名どころは読んだから東野圭吾のディープな作品が読みたい」という方も多いでしょう。今回は東野圭吾さんの有名な作品からマイナーな作品まで幅広く紹介します。

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おすすめの小説家東野圭吾とは? 

東野圭吾さんの人気のひとつは、あっと驚かされる展開の面白さです。表現が複雑ではなく一気に読めてしまう読みやすさとは裏腹に、予想もしなかったが展開に驚かされたり泣かされたりするでしょう。また「登場人物のキャラの立て方」がうまいのも東野圭吾作品の魅力のひとつです。キャラクターの個性が強く、登場人物の心理描写がとても上手いので、そのキャラクターに知らず知らずにのめり込んでいきます。

2023年最新の東野圭吾の小説

『白鳥とコウモリ』

~内容~

幸せな日々は、もう手放さなければならない。

遺体で発見された善良な弁護士。
一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。
「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」
2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の”告白”、その絶望――そして希望。
「罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない」
私たちは未知なる迷宮に引き込まれる――。

(Amazonより)

価格 2200円
ジャンル ミステリー小説
著者 東野圭吾
ページ数 523ページ

東野圭吾の小説のおすすめ人気比較ランキング 

30位:鳥人計画

”「鳥人」として名を馳せ、日本ジャンプ界を担うエース・楡井が毒殺された。捜査が難航する中、警察に届いた一通の手紙。それは楡井のコーチ・峰岸が犯人であることを告げる「密告状」だった。警察に逮捕された峰岸は、留置場の中で推理する。「計画は完璧だった。警察は完全に欺いたつもりだったのに。俺を密告したのは誰なんだ?」警察の捜査と峰岸の推理が進むうちに、恐るべき「計画」の存在が浮かび上がる…。精緻極まる伏線、二転三転する物語。犯人が「密告者=探偵」を推理する、東野ミステリの傑作。”「BOOK」データベースより

価格 616円
ジャンル ミステリー小説
出版社 角川文庫
著者 東野圭吾
ページ数 400ページ
口コミ
口コミ

“スキージャンプをテーマにしたミステリーです。
序盤に多くの登場人物が出てくるので頭の中で人物関係を組み立てるのが大変です。
スキージャンプに興味が無いと最初は物語のテンションに乗るまでしんどいかもしれません。
中盤から後半は物語の展開がどんどん変わっていきます。
殺人の動機は最後にようやくはっきりして行きます。
少しだけスキージャンプに興味が出ました。
それにしても、スポーツとは楽しむものなのか、結果のためにはどんな手を使ってもいいのか考えさせられます。”amazon.co.jpより

29位:どちらかが彼女を殺した

”最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。”「BOOK」データベースより

価格 748円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 356ページ
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“読みやすくてほぼ1日で読んだのですが。結論は巻末の袋とじを開けるのかな?終盤にかけて少々編集の色が。文庫化の際の編集だとか否かと。少々消化不良気味です。”amazon.co.jpより

28位:放課後

”校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を二人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将―犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第二の殺人が…。乱歩賞受賞の青春推理。”「BOOK」データベースより

価格 704円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 353ページ
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“読み終わって思ったのは。
「いや、そもそもそんな所でやらないと思う」でした。
これはまあ、個人的な性格と、私が共学高校だったから。というのがあります。

女子高校が舞台なので、現在同年代くらいの方は、また違った意見が出てきそうですね。
また、年代的に、今では考えられない事が普通に描かれている事にも、驚かされるかも?

そんな意味でも、トリックスターの様な、面白さが絶えない作品かと思います。

トリック解明したい読者に優しい図面があるので、トリックを解く楽しみもあり。動機が何なのか?
火スペ世代には逆に安心した所で突然驚かされる展開が面白いと思います。
一読者の意見ですみません。”amazon.co.jpより

27位:私が彼を殺した

”婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。”「BOOK」データベースより

価格 902円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 448ページ
口コミ
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“婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。”amazon.co.jpより

26位:殺人の門

”「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。”「BOOK」データベースより

価格 924円
ジャンル ミステリー小説
出版社 角川文庫
著者 東野圭吾
ページ数 624ページ
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“人間には決して超えてはならない一線がある。大体の人はこの線を目の前にして踏みとどまるのだが、これはその一線を越えようとする田嶋の話。ページをめくるたびに段々と気分が沈んでくる内容でした。条件さえ整えば自分自身も本書に書かれた内容の経緯に転落することもありうるかと。
倉持の様ないわゆる「悪い奴」の精神構造には「どうしてそんな風に考えることができるのだろうか」と計り知れないものがありましたが、一つの類型が最後に示されていました。
しかし東野圭吾さんの自作解説に「主人公(田嶋)に対して”早く殺せばいいのに”と読者が思ってくれたら、この本は成功なんですよ」と書かれていましたが、そんな事は全然思わなかったな。倉持の様な奴に田嶋の人生を棒にふるようなことにならないようにと読み進めていました。残酷な現実であっても、せめて小説の中だけは希望が持てるものであってほしいと願いを込めて。”amazon.co.jpより

25位:分身

”函館市生まれの氏家鞠子は18歳。札幌の大学に通っている。最近、自分にそっくりな女性がテレビ出演していたと聞いた―。小林双葉は東京の女子大生で20歳。アマチュアバンドの歌手だが、なぜか母親からテレビ出演を禁止される。鞠子と双葉、この二人を結ぶものは何か?現代医学の危険な領域を描くサスペンス長篇。”「BOOK」データベースより

価格 765円
ジャンル ミステリー小説
出版社 集英社文庫)
著者 東野圭吾
ページ数 472ページ
口コミ
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“ずいぶん前に動物でクローンの実験を耳にしたことがあります。
それが実際に優秀な人間を作るために様々な方法で実験されています。
あってはいけない事が実は地球の何処かで試されているのではと思ってします作品です。
読んでいて怖いなと思いました。”amazon.co.jpより

24位:探偵倶楽部

”「お母さん、殺されたのよ」―学校から帰ってきた美幸は、家で母が殺害されたことを知らされる。警察は第一発見者である父を疑うが、彼には確かなアリバイがあった。しかしその言動に不審を抱いた美幸は、VIP専用の調査機関“探偵倶楽部”に調査を依頼する。探偵の捜査の結果、明らかになった意外な真相とは?冷静かつ迅速。会員制調査機関“探偵倶楽部”が難事件を鮮やかに解決。”「BOOK」データベースより

価格 572円
ジャンル ミステリー小説
出版社 角川文庫
著者 東野圭吾
ページ数 302ページ
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“本格ミステリのエッセンスを煮詰めたような連作集。余計な要素を排除し純粋な推理だけで勝負しようと言う面白い趣向だが、成功しているかどうかは微妙。「探偵倶楽部」自体が謎めいており、ロボットだと言われても納得出来そうな探偵2人組の心理描写は一切なしと徹底している。そのため彼らに感情移入する事は不可能で、何をやってるのやら読者にも不明の間に、ほぼ純粋推理だけで依頼された事件を解決するのだけれど、浮世離れしておりリアリティに欠ける。推理自体はなるほど、と思わせる卓抜なものを見せるけど、扱ってる事件もトリッキーであり得ない要素が多過ぎると感じた。いかにも本格ミステリを志向している作品らしいと言えば、それまでで、ある意味パロディーで書いたのではなかろうか。”amazon.co.jpより

23位:魔球

”9回裏二死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる“魔球”を投げた。すべてはこの一球に込められていた…。捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理。”「BOOK」データベースより

価格 726円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 326ページ
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“私は、これの前に「バッテリー」(あさのあつこ)と、「青い炎」を読んでいたのですが。

これらの主人公達に似通った部分が、この作品の主人公にはある様だ。と、私は感じました。

下手な大人よりも。中高生を題材にした時の作者さんの方が、「青春」や「思春期」と名付けられた子どもなのか大人なのか、誰も解らないただ真っ直ぐで生きている時期を、理解しているのではないか?
と、思う作品です。

高校の頃に。自身と、自分の家族以外に目を向けて、その人は何を一番大事に思っているか?
考えた事があったかな…。
と、思った作品でした。”amazon.co.jpより

22位:むかし僕が死んだ家

”「あたしには幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは…。超絶人気作家が放つ最新文庫長編ミステリ。”「BOOK」データベースより

価格 682円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 314ページ
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“父が死んだ、奇妙な鍵と地図を残して。
地図に沿って森の中を行くと奇妙な白い家にたどり着く。鍵も合う。
幼少の頃の記憶が無いと言う元カノは、そこに真実があるということで一緒にその家を調べていく話。

登場人物が少なく、小さな白い家の中だけで語られるミステリー。
日記や、小さな証拠から段々と導かれる展開は臨場感があります。

佑介少年……。”amazon.co.jpより

21位:レイクサイド

”妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。”「BOOK」データベースより

価格 715円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文春文庫
著者 東野圭吾
ページ数 278ページ
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“子供の中学校受験のための合宿先で、引き起こされた殺人事件を描いたサスペンス小説。

事件を隠匿する親達の結束の強さに不信感を抱く主人公と親達の間に張り詰める緊張感が、物語の展開を終始引き締めている。

劇的な結末へと導く布石の配しかたも実に巧妙で、読み終えたあとは素直にうまく練られた作品という感想を抱いた。

湖畔の別荘地で起こる密室性を帯びた殺人事件、こうした題材はこれまでも多く用いられてきたが、親と子の関係をエッセンスにすることで、これまでにない作品に仕上げられている。”amazon.co.jpより

20位:仮面山荘殺人事件

”八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。”「BOOK」データベースより

価格 704円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 294ページ
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“山郷離れた一軒の別荘で物語が進行していきます。
結婚を控えた資産家の娘の謎の死から物語が始まり、婚約者を交え娘の友人や秘書等総勢8人での避暑旅行!ところが二人組の銀行強盗犯の立て籠りにより思わぬ方向へ。
途中いくらなんでも強盗犯と一緒に犯人探しなんて…
えっ!お父さん湖に飛び込んじゃうの?
ちょっと設定に無理あるな~と感じながら読んでいました。
ところが…さすがは東野さん!
クライマックスでどんな展開になるんだろう?というワクワク感と中盤からのテンポの良さに一気読みでした。
ちょっと無理あるな~で終わる訳ないですよね!東野圭吾作品なんですから。今回も見事に予想を裏切られ、テンポの良さによる?爽快感もあり気持ち良く読めました。
こちらの作品もクライマックスでは、人を一途に愛する朋美の純粋な想いに心を射たれ泣けました。
東野圭吾さんは、それぞれの立場のそれぞれの人間模様、心の奥底に潜む繊細な感情をリアルに本当に巧く描写していると思います。
amazon.co.jpより

19位:流星の絆

”何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。”「BOOK」データベースより

価格 1012円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 480ページ
口コミ
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“読んでいる途中で、9年前にテレビドラマ化されていた
ことを知り、気になって配役を調べてしまった。
結局ずっと、その俳優さんたちの顔を浮かべながら
読んでいました。
でも、イメージがピッタリでしたので、
かえって面白く読めた気がします。
最後の意外な結末が、さすがという感じでした。
ドラマの方も、機会があったら見てみたいです。
amazon.co.jpより

18位:人魚の眠る家

”「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。娘がプールで溺れた―。病院で彼等を待っていたのは、“おそらく脳死”という残酷な現実。一旦は受け入れた二人だったが、娘との別れの直前に翻意。医師も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。狂気とも言える薫子の愛に周囲は翻弄されていく。”「BOOK」データベースより

価格 803円
ジャンル ミステリー小説
出版社 幻冬舎文庫
著者 東野圭吾
ページ数 469ページ
口コミ
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“ミステリーかと思ったら違いましたが、のめり込んで一気に読みました。
脳死と臓器提供。子どものいる自分の立場で考えてみても、その場にならないとわからないとしか言えません。
同級生が学生時代に脳内出血で倒れ、ほぼ意識の回復しないまま5年以上病院生活を送っていました。
葬儀では家族はむしろ憑き物が取れたようにすっきりとした表情だったのが印象的でした。
脳死であっても身体があれば触れることも語りかけることもできる。それは残された者のエゴなのか。
いったいいつ何を潮時とできるのか。
これは誰もが考えてみるべき問題ではあるが、自分も周りの人もこんな究極の選択をせずにいられることを祈るばかり。”amazon.co.jpより

17位:天空の蜂

”奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき…。驚愕のクライシス、圧倒的な緊迫感で魅了する傑作サスペンス。”「BOOK」データベースより

価格 990円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 634ページ
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“映画が観たくて、その前に本を読んでおこうと、講入し読みました。原子炉についての内容(説明)等、詳しく書かれていて読んで行くうちに、どんどん引き込まれ、あっと言う間に読み終えていました。この映画がこのタイミングで公開された事、本と映画では、内容が少し違いましたが、東野圭吾の世界、読み終えて改めて考えさせさせられる事の次元の高さに感動をさせられました。”amazon.co.jpより

16位:眠りの森

”美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。”「BOOK」データベースより

価格 726円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 328ページ
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“この作品を読むきっかけになったのは、阿部寛さんの映像版を観てからです。加賀恭一郎シリーズの2作目で発行されたのももう四半世紀以上前。実際、映像化を観て、何だか?となった。だいたい、原作を超える映像化されたものは、あまりに少ない。だからこそ、東野圭吾作品で、これほど観終わってモヤモヤが残った。原作はどんな作品だろうと思い、今更ながら読んでみたら、加賀恭一郎の恋、父との関係の深さが、心を揺さぶる。まさか、ラストで彼が守るべきもの、愛するという意味。また、父親の会話。ネタバレするので書けないが、加賀恭一郎の心の優しさ、寛大さ、誠実さ。また、二転三転する連続事件、もし、映像化を観られている方でも、一読の価値があると思います。”amazon.co.jpより

15位:虚ろな十字架

”中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。数年後、今度は小夜子が刺殺されるが、すぐに犯人・町村が出頭する。中原は、死刑を望む小夜子の両親の相談に乗るうち、彼女が犯罪被害者遺族の立場から死刑廃止反対を訴えていたと知る。一方、町村の娘婿である仁科史也は、離婚して町村たちと縁を切るよう母親から迫られていた―。”「BOOK」データベースより

価格 704円
ジャンル ミステリー小説
出版社 光文社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 367ページ
口コミ
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“最初から中盤までモヤモヤウズウズ。ラストはずるい(苦笑)。読了後も何度となく考えてしまう”生”と”死”。
人と人との心が何処まで向き合えるかを問う作品でした。”amazon.co.jpより

14位:名探偵の掟

”完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。”「BOOK」データベースより

価格 748円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 348ページ
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“作者に限らず、世の作家たちは本当に良く他作家の作品を読み込んでいる。古典扱いされるものから新しいものまで。
出尽くした感のあるミステリ小説の、一定のセグメント毎に風刺しながら、しかも笑いを意識しながら
根底にある愛を感じさせる手法は素晴らしい。天下一大五郎、最高。”amazon.co.jpより

13位:宿命

”高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果すとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。”「BOOK」データベースより

価格 384円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 378ページ
口コミ
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“今作品も東野圭吾さんらしい演出・構成で巧くまとまっており、大変読みやすくスイスイ読めました。
ただ、東野圭吾作品にしては珍しく?登場人物が多くて、前半は一族の家系図を作って
それを見ながら読みました。

出来るだけ古い作品から東野作品を読んでいますが、最後が後味の悪い終り方の作品が多々あるなか、こちらはスッキリ読み終えた感があります。
ラストに勇作と晃彦の関係が解き明かされます。二人が産まれてから現在に至るまでの双方がある共通な「宿命」を抱えながらお互い違った道を歩んできたのだと分かります。そして行き着く最後の「宿命」は同じ所に辿り着いたような気がします。
晃彦に何においても勝てなかった勇作、ラストの一行にジーンときました。温かい気持ちでエンディングを迎える事が出来ました。
大変良い作品でした。”amazon.co.jpより

12位:ナミヤ雑貨店の奇蹟

”夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。野望をとるか、幸せをとるか。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。”「BOOK」データベースより

価格 748円
ジャンル ミステリー小説
出版社 角川文庫
著者 東野圭吾
ページ数 413ページ
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“あまり…というか、基本的に本は読まないライフスタイルを送ってきました。
ですが、なんとなく本が読みたくなり、「読みやすい本ないかな~」と物色していた時、
本好きな方がオススメしていた本書と出会いました。
手元に届いて読み始めると、段々ストーリーに入り込むようになり、
毎日、寝る前に少しずつ読み続け、一週間ほどで読み終えました。
読書の習慣がある人なら、「一週間もかかんの?」と馬鹿にされるのでしょうが、
私のように本を読むのが好きではない人間からすれば、
完読できたことに喜びを感じましたし、
それくらい、東野圭吾さんの文章は読みやすく、
魅力的な内容であることの証だと感じます。
オススメです。
amazon.co.jpより

11位:夢幻花

”花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。第一発見者の孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた…。宿命を背負った者たちの人間ドラマが展開していく“東野ミステリの真骨頂”。第二十六回柴田錬三郎賞受賞作。”「BOOK」データベースより

価格 858円
ジャンル ミステリー小説
出版社 PHP文芸文庫
著者 東野圭吾
ページ数 476ページ
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“東野圭吾作品は最近、ガリレオシリーズ最新作が出て、やっぱり本気出すと東野圭吾は凄い!と思いましたが、他の作品は、なんかやっつけ仕事みたいなものもあったりで当たり外れがありました。でも、まぁ、こんな偶然が重なり合うのは小説だからかな?と思うぐらい、偶然がありすぎますが、読んでいて初期の頃の東野圭吾作品に触れたような、ちょっと青春を感じさせる話でした!だから、これは当たりでした。”amazon.co.jpより

10位:素敵な日本人

”一人娘の結婚を案じる父に、娘は雛人形を指差して大丈夫という。そこには亡き妻の秘密が…。(「今夜は一人で雛祭り」)独身女性のエリーが疑似子育て体験用赤ちゃんロボットを借りたところ…。(「レンタルベビー」)世にも珍しい青色の猫。多くの人間が繁殖を目論むが…。(「サファイアの奇跡」)日本人に馴染み深い四季折々の行事を題材にした4編と、異色のミステリ5編を収録!”「BOOK」データベースより

価格 770円
ジャンル 短編集
出版社 光文社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 336ページ
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“2011年~2016年に発表された短編作品を収録。以下、それぞれの作品の寸評を。
『正月の決意』…警察の手抜きっぷりは『マニュアル警察』を思い起こさせる。しかし、いくらなんでも素人の推理に負けちゃイカンでしょう。
『十年目のバレンタインデー』…盗作作家を罠に嵌める女刑事。やや最後の演出が臭い。
『今夜は一人で雛祭り』…雛人形について学べる一編。仕返しに関してはややみみっちい気もする。
『君の瞳に乾杯』…刑事と指名手配犯の女。2人を唯一結びつけたものはアニメだった。切ないストーリー。
『レンタルベビー』…本書唯一の近未来的な作品。最後のオチが面白い。
『壊れた時計』…主人公が迂闊すぎ&警察が強すぎ。
『サファイアの奇跡』…思わずホロリとさせられる感動作。猫の脳移植がテーマだが、近い将来人間の脳も移植できるようになるのだろうか。既に腕については移植できるようだが。
『クリスマスミステリ』…俳優の男よりも脚本家の女の方が何枚も上手だった。秀逸なミステリー。
『水晶の数珠』…我が子を想う親の愛に負けました。”amazon.co.jpより

9位:手紙

”強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。”「BOOK」データベースより

価格 759円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文春文庫
著者 東野圭吾
ページ数 428ページ
口コミ
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“本作品、刹那さと喜び、哀しみ…色々な思いを噛み締めながら読みました。
読み終えてなんだろう…なんともいえない心に温もりを感じ、不思議ととても心地好い感覚でした。
兄剛志の想い、弟直貴の想い、そして由実子それぞれの想いが交錯し、場面場面でその都度感情移入してしまったからでしょうか、途中読みながら何故だか涙が溢れる場面もありました。
また社長平野が「差別されて当然なんだよ」と言った時は少し悲しかったけど、読んでいくうちにその意味、どういう事なのかが解っていきますね。ただ闇雲に腫れ物を隔離するという事ではなく、その言葉にもっと深い意味があったのだと。
要所で社長平野が出てきますが、決して答えは言わず的確な道標は残してくれます。とっても素敵な上司であり尊敬出来ます。自身も色々な事を考える事が出来たので私にとっても恩師です。平野社長、ありがとうございます。
こちらを読み終え直ぐプライムビデオで映画を観ました。本を読みながら、映画を観ながらと1日に何度も泣いてしまいました。とっても良い作品でした。”amazon.co.jpより

8位:沈黙のパレード

”突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を憎悪と義憤の空気が覆う。秋祭りのパレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたのか。殺害方法は?アリバイトリックは?超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。”「BOOK」データベースより

価格 1870円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文藝春秋
著者 東野圭吾
ページ数 448ページ
口コミ
口コミ

“東野圭吾はとても好きな作家で、ほとんどの作品を読んでいますが最近は作品によってクオリティに随分と落差があるように感じて、発売日の購入は見送ることも多くなっていました。
本作はガリレオシリーズということで、久々に発売日に購入しました。ネタバレになるので詳細は控えますが、これぞ東野圭吾というクオリティに仕上がっていると思います。スケールの大きなストーリーなので、おそらく映画化されるのではないかなと思いますが、真夏の方程式や容疑者Xの献身のように丁寧に映像化してほしいですね。
まだまだガリレオシリーズ続きそうですので、次回作も期待しています!”amazon.co.jpより

7位:時生

”不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。”「BOOK」データベースより

価格 935円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 544ページ
口コミ
口コミ

“問題なく読むことができました。
特に終盤の200ページは一気に読み進めていたと思います。

話のジャンルはSFにあたり、内容は失踪した恋人の行方を追う話です。

小説あまり読まない僕でも楽しく読めましたので
基本的に誰に勧めても問題ないと思います。

あえてお勧めできない部分をあげるとしたら
分厚いので手を出しにくいことですね。”amazon.co.jpより

6位:希望の糸

”死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない。”「BOOK」データベースより

価格 1870円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社
著者 東野圭吾
ページ数 354ページ
口コミ
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“普通の書下ろし小説だと思い読みましたが、まさかの内容でびっくり、祈りの幕が下りるときで加賀の過去を描き
そして今回はいとこの松宮の過去を描いていて、東野圭吾の加賀恭一郎シリーズを読んでいるひとには
たまらない内容でした。大満足です。”amazon.co.jpより

5位:秘密

”妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。”「BOOK」データベースより

価格 803円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文春文庫
著者 東野圭吾
ページ数 452ページ
口コミ
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“まずタイトルが非常に優れています。
読みながら「秘密」というタイトルがすぽんすぽんとパズルのピースのようにはまっていくのを感じ、何度も関心させられました。
そしてその文章力、構成力、キャラクター造形の深さ。
目から入った文章が脳内で文章として処理されることなく、そのまま映像化されるイメージです(あくまでイメージ)。
プロの小説はそもそもそういうものだと思うのですが、このレベルの文章にはそうそうお目にかかれません。
読み終えて改めて眺めてみても特別うまい文章という感じはしないのですが、
シンプルな文章とストーリー、キャラクター構成がそうさせているのでしょうか。
主人公に感情移入しすぎるあまり、そして自分がこの主人公程潔く諦めることができない性格のため、
読後の後味の悪さは今まで読んだ作品の中でもトップクラス。自分が既婚者でなく本当に良かった。
既婚者の男性には良くも悪くも実生活に影響を与える作品だと思います。
とてつもなくすごいものを見たという感想とともに、二度と読みたくないと思ってしまう程のめり込んだ作品でした。
以上、五度目の読了を終えて。”amazon.co.jpより

4位:片想い

”十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが…。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。”「BOOK」データベースより

価格 990円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文春文庫
著者 東野圭吾
ページ数 624ページ
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“アマゾンのレビューでとても高評価が多かったのと、ドラマ化するということで
とりあえず原作を見てみようと思い、購入しました。
結構なボリュームですが、今現代でも問題となるLGBTにつながる
男女感、性的な問題を問題に組み込んでいる巧みな構成にやはり東野先生!
と思わせてくれました。期待は裏切りませんよ!!”amazon.co.jpより

3位:麒麟の翼

”「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。”「BOOK」データベースより

価格 814円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 384ページ
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“分厚い本なので ゆっくり読むつもりでしたが、続きがどう展開するのかと気になり、どんどん読み進んでいました。
まだ読んでいない作者の本を読むつもりです。”amazon.co.jpより

2位:白夜行


~内容~

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

(「BOOK」データベースより)

価格 1100円
ジャンル ミステリー小説
出版社 集英社文庫
著者 東野圭吾
ページ数 864ページ
口コミ
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“各章ごとに様々な舞台で色々な境遇の人々が登場する約19年間にも及ぶ壮大なストーリー。
そして、それらは複雑に結びつき影響し合っている。
その中で、不穏に浮かび上がる数々の決定的証拠の無い犯罪。
読者にも敢えて読み進むにつれて疑念から確信を持たせる構成だが、最後まで全ての始まりとなった最初の殺人の犯人の動機と背景は見事謎に包まれている。
850ページを超える内容だが、その中身は一切冗長な無駄はなく、章や節で舞台やシーンが切り替わっても、前後の伏線や関連性を匂わすプロットが散りばめられているので抵抗なく読み進められる。それがページをめくる手を止まらなくさせる。
そして、衝撃の結末。ラストにたどり着けば、あの時読んだ伏線が生きていたのかと、良い意味でミステリーのセオリーをきちんと踏襲されているのがわかる傑作。
緻密な人間模様とミステリーを味わいたい人にはオススメの一冊。”amazon.co.jpより

1位:容疑者Xの献身


~内容~

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

価格 770円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文春文庫
著者 東野圭吾
ページ数 394ページ
口コミ
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“東野圭吾の本は何冊も読みましたが、特にこの作品は、ガリレオ湯川が主役ではなく、容疑者Xがまさに主役!!映画の堤真一のラストの名演技にも大泣きさせられましたが、やはり原作を越える映像はありません!本をお勧めします。”amazon.co.jpより

東野圭吾の小説のおすすめの選び方 

東野圭吾作品を初めて読む方ではライトな作品を選ぶことをおすすめします。ページ数が少なかったり、シリアスな内容ではなく、現実でも起こり得る内容をベースにした比較的わかり易い作品が読みやすいでしょう。衝撃作と呼ばれるような本格ミステリーは、逆に読みごたえがあり作品にのめり込むものもあります。濃厚なストーリー、心理描写を楽しみたい方やにおすすめのジャンルです。またシリーズ化されている作品や賞を受賞されている作品も多く、そちらから読んでいくのもおすすめです。

シリーズで選ぶ

東野圭吾,小説,おすすめ,シリーズで選ぶ

ガリレオシリーズ 

福山雅治さんの主演で人気に火が付いたガリレオシリーズ。「さっぱりわからない」「実に面白い」はおなじみのセリフですね。

東野圭吾さん自身が理系の技術者出身とうだけあって科学的な理論を駆使したトリックで読者を驚かせます。シリーズ発行部数は400万部を超える大人気シリーズです。「容疑者Xの献身」は直木賞を受賞しており、玄人好みのシリーズともいえます。

加賀恭一郎シリーズ 

加賀恭一郎シリーズは安部寛さんが加賀役で出演した「新参者」で有名になりました。刑事として鋭い観察力と考察力を持ちながら、被害者だけでなく加害者にも思いやりを持つことができる人情深いキャラクターです。

加賀というキャラクターに関しては東野圭吾さんも「頼りになるキャラクター」と語っていて、主人公としてでなく脇役としても作品にしばしば登場しています。父親や従兄弟など、家族との関係も丁寧に描かれており、人間ドラマとしても味わい深いシリーズです。

マスカレードシリーズ 

東野圭吾作品の中で最新のシリーズ(2020年現在)が「マスカレード・ホテル」シリーズです。

第一作目の「マスカレードホテル」は木村拓哉さんと長澤まさみさんが共演して映画化され話題になっています。

マスカレードは仮面舞踏会という意味です。登場人物全員がなにかしらの仮面をかぶっており、登場人物すべてが重要人物です。被疑者の仮面の下に潜むもう一つの顔がテーマとなっています。複雑な人間関係に感情移入しつつ、王道のどんでん返しが魅力のシリーズとなっています。

ジャンルで選ぶ

東野圭吾,小説,おすすめ,ジャンルで選ぶ

謎解きミステリー 

東野圭吾作品でまず気になるのは、やはり王道の本格ミステリーと言っていいでしょう。

緻密な伏線の数々といい意味で期待を裏切る展開は大きな魅力です。

また東野圭吾の特徴として、犯人がだれなのか?どうやったのか?だけではなく、なぜやったにのか?という点に注目した謎解きも多くあります。

謎解きミステリーの代表的な作品は「ブルータスの心臓」「無限花」「むかし僕が死んだ家」などですが、他にも多く出版されてます。

謎解きの好きな方はもちろん、事件の背後にある心理の動きが気になる方にもおすすめです。

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青春ミステリー 

青春や友情といったテーマの作品は「パラレルワールド・ラブストーリー」「魔球」「卒業」「放課後」などがあります。ただの青春ものだけではなくミステリーと掛け合わされた作品ですので、登場人物の心理描写やストーリー展開や構成力が抜群の東野圭吾さんですので、普段ミステリーを読まない方でも楽しめる作品が多いのです。

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ヒューマンミステリー 

東野圭吾さんは心理描写が非常にうまい作家さんですので、すべての作品が人間ドラマと言えますが、その中でも人にスポットライトを当てた作品が多くあります。

「宿命」「悪意」「手紙」「白夜行」「幻夜」などがそれに当たります。

人物の細かな心の動きや、一つでは表現できない人間の複雑に入り混じった感情などを見事に表現しています。時にそれが、ハッピーエンドではなく読者が納得できない終わり方だとしてもリアルに表現する作風は賛否がありながらも高い評価を受けています。リアルな感情を生々しく感じたい方におすすめです。

社会派ミステリー 

東野圭吾さんはキャリアの中で書きたいものが変わってきたとインタビューでも答えますが、時事的な社会問題をテーマにした作品もおすすめです。

「虚ろな十字架」では死刑を「人魚の眠る家」では脳死「さまよう刀」では少年法を「手紙」では犯罪者家族と差別など、どれも重いテーマですが、強烈に引き込まれる作品になっています。

全てがハッピーエンドになる訳ではなく、痺れる読後感がある作品や自分だったらどうするか?と深く考えされる作品が多いです。小説を楽しむだけでなく、自分の価値観を見直したい人におすすめです。

小説の読みやすさで選ぶ 

東野圭吾,小説,おすすめ,読みやすさで選ぶ

小説なれしている人はともかく、そうでない人にとっては読みやすさというのも選ぶ際の重要なポイントになると思います。文章力が高くスラスラ読めるのも東野圭吾作品の特徴の一つと言えます。その中でも「パラレルワールド・ラブストーリー」や「時生」「魔球」「ナミヤ雑貨店の奇跡」など、比較的ページ数の少なくほっこりとした作品がおすすめです。

映像化された小説を選ぶ 

東野圭吾作品は映像化された作品が非常に多いです。普段小説を読まない方でも、ドラマ版や映画版なら見たことがあるという方も多いでしょう。

自分が見たことのある作品を小説で読み直してみるといのも一つの選び方です。

ストーリーを知っているからこそ、それぞれの違いを楽しむこともできますし、小説版を読むことで映像作品の理解を深めることにもつながります。

映像化されたものを見てから小説版を読むことは、小説に慣れ親しんでいない方には入り口として最適です。また小説は読むけど東野圭吾作品は読んだことないという方にもお勧めです。

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読了時間で選ぶ

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東野圭吾の作品には400ページ前後のそれほど長くない作品から、辞書のように鞄にいれるとずっしりと重くなるような長い小説まで、さまざまな長さの小説があります。400ページ前後の小説だと「変身」「パラレルワールドラブストーリー」「仮面山荘殺人事件」「手紙」などがあげられます。「白夜行」「幻夜」などが逆に長い小説です。隙間時間にサラリと読みたい場合とじっくり腰をすえて読みたい時と状況に合わせてページ数に併せて読むのも楽しいかもしれません。

また時間がないけれども、東野圭吾作品を短時間で読みたい方は「新参者」「嘘をもうひとつだけ」「名探偵の掟」など短編集を手に取ってみるのもいいかもしれません。

受賞作品で選ぶ

江戸川乱歩賞 

江戸川乱歩賞は推理作家の登竜門として名高い賞です。東野圭吾は第29回「人形たちの家」(二次通過)第30回「魔球」(候補)と二年連続、江戸川乱歩賞候補に選ばれ、三年目の第31回「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞しています。

有名になった東野圭吾ではなく、初々しい新人の頃の作品を読みたい方は「人形たちの家」「魔球」「放課後」の三作品を読むことをお勧めします。

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日本推理作家協会賞 

東野圭吾がたびたび賞を受賞している日本推理作家協会賞はミステリー界で最も権威のある賞と言われてかなりの伝統があります。

江戸川乱歩賞は無名な新人を発掘する賞として知られていますが、対して、日本推理作家協会賞は一人前のミステリー作家として認められた証となる賞です。

この賞に選ばれる作品は、その年で一番優秀な推理小説といえるので、その作家の才能を実感できるでしょう。

このミステリーがすごい!大賞 

このミステリーがすごい!は2002年に宝島社、NEC、メモリーテックの三社が創造したノベルズ・コンテストで、国内部門と海外部門い分かれた作品を投票形式で選ぶ賞になっています。

この賞は江戸川乱歩賞や日本推理作家協会賞とは違い、一般の読者の投票により選ばれているため、専門家の独特な感性を活かした評価ではなく、一般の方の感性で選ばれていることになります。そのため単純に面白い作品が選ばれる傾向があると言えます。

表紙やタイトルで選ぶ 

東野圭吾,小説,おすすめ,表紙やタイトルで選ぶ

東野圭吾作品は種類が豊富にあり出版数も非常に多いですし、作品一つ一つが評価される事が多いため、結局どれを手に取れば良いか悩むことがあるかと思います。

その場合は、表紙のビジュアルやタイトルのインパクトさなどから直感で選んでみるのもよいかもしれません。自分の直感を信じて好みの表紙やタイトルで選んでみてください。

もしかすると、直観が当たりご自身のお気に入りの一冊になるかもしれません。

口コミで選ぶ 

口コミで評判のいい作品を選ぶのもおすすめです。

口コミを調べると、自分とあった小説であるかどうか知ることもできますし、口コミで評判のいい作品は読みやすく万人受けしやすい作品が多いです。売上上位の作品もそれだけ多くの人が評価している作品ですのでハズレを引くことは少ないかと思います。

小説やミステリー初心者の方や作品選びで失敗したくない方は口コミや売り上げを参考にえらんでみるのもいいかと思います。

東野圭吾の小説のおすすめまとめ

東野圭吾,小説,おすすめ,まとめ

東野圭吾作品の選び方や魅力について紹介しましたがいかがだったでしょうか?今回の紹介で気になる作品があれば、是非手に取ってみてください。きっと映画や動画と遜色ない臨場感を体験できるでしょう。今回の紹介で、お気に入りの一冊が見つかれば幸いです。

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