朝読書にはさまざまなメリットや効果があります。今回はそんな朝読書のメリット・デメリットから朝読書におすすめのジャンル、朝読書を効果的に習慣化するおすすめの方法までを徹底的に解説します!
そもそも朝読書とは?
朝読書とは文字通り朝に読書することを指します。日本の社会人の約半数に読書習慣がない現在、朝読書は注目を集めており、小中学校の9割近くが「朝読書運動」を実施しています。
朝読書のメリット・デメリット
朝読書にはさまざまなメリット・デメリットが存在します。

メリット
ストレス発散に繋がる
朝読書はストレス発散に繋がります。音楽を聞いたり散歩をしたりするよりもストレス発散発散効果があると、英国サセックス大学の研究で明らかになっています。さらに驚くことに6分程度の読書でもストレス発散に効果があることが判明しています。6分程度であれば忙しい方でも時間を捻出できるでしょう。
知識や情報がインプットされやすい
夜の睡眠で脳がリセットされているため、朝は脳が最もリフレッシュされている時間です。そのため朝に教養の本を読んだり資格の勉強をしたりすることで、効率的に知識をインプットすることができます。普段深夜に勉強をされている方は朝に変えてはいかがでしょうか。
新たな発想が出てきやすい
朝は知識や情報をインプットしやすいだけでなく、新たな発想も出てきやすいです。深夜であると脳が疲弊していて、なかなかアイデアが浮かばないものです。一方朝であれば睡眠によって脳の疲労が取れているので、新たな発想が出てきやすいです。朝読書をすることで、昨日までは思いつかなったようなことが思いつくこともあるでしょう。
成長を実感しやすい
毎日朝読書を続けることで成長を実感できます。成長とは本来感じにくいものです。しかし朝読書であれば読んできた本の数やページ数、ご自身の知識などで成長を実感することができます。読書ノートをつけることでさらに成長をを感じることができるでしょう。
朝起きるのが楽しみになる
朝読書を習慣化することで、朝起きるのが楽しみになります。朝起きるのが億劫な方はいらっしゃいませんか?そんな方にこそ朝読書はおすすめです。「朝起きたら昨日の続きが読める!」「朝からファンタジーの世界にのめり込める!」など人それぞれ楽しみと感じるポイントは異なりますが、朝が待ち遠しくなることはまちがいないでしょう。
デメリット
習慣化が難しい
デメリットの1つ目は習慣化が難しいことです。一般的に人がある事柄を習慣化するには66日かかるといわれています。そのため66日程度朝読書を続ける必要があります。この期間は朝起きるのが苦手な方や今まで読書習慣がなかった方の中には難しい方もいるでしょう。
人によっては起きてすぐに集中できない
人によっては起きてすぐに集中できない方もいます。この原因としては「睡眠不足」や「悩みを抱えている」ことが考えられます。1日の睡眠時間が6割に満たない睡眠不足の方は、まず睡眠不足を解消してから朝読書に取り組むと良いでしょう。
効果的な朝読書におすすめなジャンル
朝読書に効果的なジャンルを紹介します。
ビジネス書
ビジネス書とは、ビジネスに必要な情報や知識、思考法などを学び取れる書籍のことです。ビジネス書を読む目的は知識や考え方を取り入れることなので、睡眠によって脳がリセットされている朝に読むことは最適といえます。
自己啓発本
自己啓発書とは、読者の人生における成功や能力向上を目指すための考え方や方法を説く、自己啓発を目的とした書籍のことです。自己啓発本もインプットを目的としているのでビジネス書同様に、睡眠によって脳がリセットされている朝に読むことは最適といえるでしょう。また自己啓発本を読んで頭が整っている状態で一日をスタートできるので、ストレス軽減効果も期待できます。
小説
小説も朝に読むことをおすすめできます。朝一番にファンタジーの世界や非現実の世界にのめり込むことで、最高の精神状態で一日のスタートを切れます。また朝は睡眠によって脳がリセットされている状態なので、小説の世界に入り込みやすいです。

漫画
漫画も朝に読むことをおすすめします。理由は小説同様、朝一番にファンタジーの世界や非現実の世界にのめり込むことで、最高の精神状態で一日のスタートを切れるからです。
歴史書や自伝
歴史書や自伝を朝に読むことも効果的です。朝は夜の睡眠で脳がリセットされているため、脳が最もリフレッシュされている時間です。そのためこの時間に歴史書や自伝を読むことで、より効果的に頭にインプットできることが期待できます。
朝読書を効果的に習慣化するおすすめの方法
自分に合った場所で読む
朝読書は自分にあった場所で読みましょう。ここでいう自分にあった場所とは読書に最も集中できる場所を指します。家の中であれば机の前、ベッドの上、ベランダや庭があり、家の外であればカフェや公園があります。
好きな本を読む
自分の好きな本を読むことで習慣化につながります。自分の興味のない難しい本や受動的に読まされる本は読んでいて退屈になり、本を読みたいと思う気持ちそのものがなくなってしまいます。朝読書を習慣化するためには、読むのが退屈で億劫にならない自分の好みに合った本を読みましょう。
読む本を常に用意しておく
読む本は常にストックしておきましょう。本をストックしておくことによって読み終わったらすぐに次の本を手に取れるだけでなく、読んでいる本がつまらなかったときにすぐに別の本に読み換えることができます。本のストックは3~5冊ほどあると良いでしょう。
読書中はスマホやタブレットに触れない
読書中はスマホやタブレットに触れないことを意識しましょう。読書中にスマホやタブレットに触れるとどうしても集中力が途切れてしまいます。読書中はスマホやタブレットを目や耳の届かないところに置き、通知もオフにすることをおすすめします。
成果を出そうとしない
本を読むことを通して何か成果を出そうと考えることはとても素晴らしいことです。しかし成果を出そうとするあまり本を読むことそのものが苦痛になってしまうと本末転倒です。読書は本来楽しいものですので、成果を出そうとするあまり読書の楽しさを見失ってしまわないようにしましょう。
朝読書の効果まとめ
ここまで朝読書のメリット・デメリットから朝読書におすすめのジャンル、朝読書を効果的に習慣化するおすすめの方法までを紹介してきましたが、いかがでしたか?この記事を通してみなさんが朝読書を始める第一歩を踏み出す手助けになれていれば幸いです。みなさんが素敵な読書生活を送れることをお祈り申し上げます。
コメント