【2023年最新】赤川次郎の小説のおすすめ人気ランキング20選

赤川次郎,おすすめ 小説
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赤川次郎さんは様々なミステリーのシリーズを長きにわたり執筆している方で、ミステリー作家の大御所の一人といえるでしょう。非常に読みやすい文章と個性的な登場人物のコミカルな掛合いが魅力的で、文体や雰囲気はライトノベルに近いのが特徴です。ただ、ミステリー自体は本格的で意外性のある結末に驚かせられることも少なくはありません。今回は赤川次郎さんのおすすめ作品と作品の選び方について紹介していきます。

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おすすめの小説家赤川次郎とは!? 

赤川次郎,おすすめ

赤川次郎さんは数多くの名作を世に送り出しており、作家生活30年を迎えた2006年には480作品の本を出版しています。数だけでなく人気もある作家さんで、数多くの作品がドラマ化や映画化されています。個性的な登場人物のコミカルな掛合いが面白く、その一方で上質なミステリーが展開されるのが赤川次郎さんの魅力といえるでしょう。また非常に読みやすい文章が特徴的で、読書が苦手な方でもすらすら読む事ができます。

2023年最新の赤川次郎の小説

『泥棒は幻を見ない』

~内容~

辻斬り事件、発生!
日本刀で男が殺害された。真弓と淳一夫婦が事件を追う!

子供を虐待し死なせた疑いでニュースを賑わせていた鎌田が路上で殺された。凶器は日本刀。太刀筋も只者ではない。一体、誰が鎌田を殺したのか。刑事の真弓と泥棒の淳一夫婦は、偶然〈夜のニュースワイド〉の敏腕プロデューサー・めぐみとファミレスで知り合い、辻斬り事件の真相を追い始める。事件を追ううちに、二十年の刑期を終え出所した男と繋がっていく――。殺人の罪で有罪になりながらも、動機を一切口にしなかった男の秘密とは。人気シリーズ「夫は泥棒、妻は刑事」第二十三弾!

(Amazonより)

価格 990円
ジャンル ミステリー小説
著者 赤川次郎
ページ数 256ページ

赤川次郎の小説のおすすめ人気比較ランキング

20位:回想電車


~内容~

深夜の電車に乗った男が遇った昔の恋人、同僚、かつて一期一会の出会いをした親子。一夜のうちに過去と未来が交錯して、その翌朝は…。不思議な時間軸で描かれた表題作ほか、孤独と愛と死、そして希望が見え隠れする全9篇を収録。様ざまな人生の断片を巧みに映し出す、優しさとほのかな怖さを秘めた傑作短篇集。

(「BOOK」データベースより)

価格 607円
ジャンル 短編集
出版社 集英社
著者 赤川 次郎
ページ数 352ページ
口コミ
口コミ

“正直、自分は赤川次郎のファンなんですが、書評に関しては決して贔屓目に星をつけたつもりなどありません。この作品は間違いなく五つ星です。赤川次郎の短編集は数々読みましたが回想電車がナンバ-1であると個人的には信じて疑いません。とにかくうまくいくことの少ない人生をやさしさという毛布で包み込むような暖かい作品なんです。小説を読んでいるとよくそんなにうまくいくかな、とかここまで悲惨にすることないだろうにとか思ってしまいますが回想電車ではそんなこと微塵も感じさせません。絶妙のバランスによって均衡が保たれています。本を読み進みラストの短編「回想電車」であなたは何をおもうのでしょうか?”amazon.co.jpより

19位:一億円もらったら


~内容~

莫大な財産をもてあましている大富豪・宮島勉。彼と青年秘書・田ノ倉は、とんでもない遊びを思いついた。田ノ倉が選んだ見ず知らずの人間に一億円を進呈し、その後の人生がどう変わってゆくかを観察するのだ。というわけで、ある日突然、大金をもらってしまった男女五名。一億円に翻弄される人、見事に使う人、泣く人、笑う人…。名手・赤川次郎の紡ぐ五億円の物語をご堪能あれ。

(「BOOK」データベースより)

価格 500円
ジャンル ミステリー小説
出版社 新潮社
著者 赤川 次郎
ページ数 295ページ
口コミ
口コミ

“大富豪の宮島は「突然大金が入ると、人間はどうするか」に興味を持った。そこで一億円をプレゼントするゲームをすることにした、その人選は有能な秘書、田ノ倉に任されている。通勤途中にある女性とすれ違い、会釈することをささやかな楽しみにしている男の話である表題作の他、田舎で町一番の大きな屋敷の新しい住人は、ある復讐のために戻っていた「故郷は遠くにありて」、痴漢に間違われたり昇進したりと平凡なサラリーマンの浮き沈みの激しいある一日から始まる「一、二の三、そして死」、思い付いたらじっとしていられない少女が制服をより可愛く着こなし、その制服に惹かれた病弱な少女と知り合う温かい話「仰げば尊し」、有能な女性を妻に持つ夫の優しさを描いた「ミスター・真知子の奮闘」が収録さ!れています。感動的なもの、因果応報というブラックなものなど、どれも心に残る話で非常におすすめです。一億円が暴く美しい、あるいは醜い人間の真実の側面が描かれた作品です。”amazon.co.jpより

18位:ヴァージン・ロード


~内容~

叶典子は29歳。英文タイピストとして働く、ごく普通の会社員。ある日、結婚パーティから疲れて帰ってくると、一人暮らしをするアパートの隣人が、お見合いの話をもって待ち構えていた。説得に根負けして、典子はさして気乗りのしないままお見合いをすることに。さらに「貴女を見ている」という差出人不明の手紙、弟の結婚の相談、典子の周りはたちまち騒がしい結婚モードに―。ウェディング・エンタテインメント開幕。

(「BOOK」データベースより)

価格 748円
ジャンル 恋愛小説
出版社 KADOKAWA
著者 赤川 次郎
ページ数 336ページ
口コミ
口コミ

“ヒロインは「地味なOL」だという設定だが、自活しているしっかり者のキャリアレディーである。「お一人様」でケーキを食べたり、デパートでお茶をし、ラーメン屋さんにもちょっと贅沢めのレストランにも入る。親よりしっかりと弟妹の結婚支度を仕切り、後輩同僚にも頼りにされていながら、決して出過ぎることはない。
赤川作品にしては異色で、冒頭から最後までずっと彼女の生活、行動をつぶさに描写されており、その辺りの緻密さは村上春樹にも通じそうだ。温かみのある筆致は彼女の人柄をより際立たせ、じれったいくらいおくてなヒロインが幸福をつかめるよう、読者は応援したくなってくる。
「えー、赤川次郎って青春ミステリーでしょ」と先入観のある人は、騙されたと思って読んでみると良い。いわゆる赤川作品とはかなり毛色の違う素敵な恋愛物語である。
amazon.co.jpより

17位:殺人を呼んだ本


~内容~

林の中の古びた洋館―それが私立野々宮図書館だ。ここに所蔵されている本は、どれも犯罪や事件に関係のあった本ばかり。殺人現場で被害者が抱いていた本や、連続殺人犯が愛読していた本、首吊り自殺の踏み台として使われた本など…。この一風変わった図書館に住み込みで勤めることになった松永三記子。彼女が書庫の本を手に取ると、その本にまつわる不思議な出来事が次々と起こるのだった。一冊の「本」が引き起こす様々な事件を描く連作小説集。

(「BOOK」データベースより)

価格 565円
ジャンル 短編集
出版社 KADOKAWA
著者 赤川 次郎
ページ数 352ページ
口コミ
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“とても風変わりな設定の中、魅力的な主人公が、コミカルに、ホラーテイストも盛り込まれながら、短編の1話1話に引き込まれます。短編集とは言っても、前編通して、同じ主人公、同じ舞台設定なので、長編のような味わいもありました。おすすめの1作です。”amazon.co.jpより

16位:子子家庭は危機一髪


~内容~

父は贈賄の容疑で手配中の逃亡犯、母は男と二人で駆け落ち―両親が同時に家出して、残されたのは姉と弟二人だけの“子子家庭”。慣れない台所仕事にアルバイトとてんてこ舞いの小学生主婦・律子とたよりない弟・和哉。泥棒の仲間に引き込まれそうになったり、父を捕まえようとする刑事に尾行されたりで、“子子家庭”は今日も危機一髪!元気満点の小学生主婦・律子が大活躍。

(「BOOK」データベースより)

価格 605円
ジャンル 文芸作品
出版社 新潮社
著者 赤川 次郎
ページ数 337ページ
口コミ
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“まだ小学生の姉弟が、ふとしたことから子供2人だけで生活していかなきゃならなくなる。母子家庭や父子家庭ならぬ、子子家庭です。ころ93年ころ、TBSで昼ドラになり、子供の頃、夏休みに見ていました。当時は口うるさい両親に悩んでいたから、大変ながらのびのび生きてる彼らがとっても羨ましかったです。深刻な事態だけど、赤川さんらしく、ユーモアを交えて描かれています。そして、子供の繊細な気持ちも上手く描かれていて、この作品にも赤川さんの優しい眼差しを感じる事ができました。しっかり者のお姉さんと可愛い弟の日々が、ハラハラするものの微笑ましくなる、素敵な作品です。”amazon.co.jpより

15位:殺人よ、こんにちは


~内容~

今日、パパが死んだ。昨日かもしれないけど、私には分らない。そんなこと、どっちでもいい。何しろ私のパパは、仕事、仕事で、1年のうち半分は外国を飛び回っている。そんなパパをいわば子供らしく愛せと言われたって無理な話だ。でも私は知っている。本当は、ママがパパを殺したんだっていうことを…。父の死。莫大な遺産をめぐる争い。母の若き婚約者の出現。やがて、13歳の少女、有紀子に残酷な殺意の影が―。

(「BOOK」データベースより)

価格 616円
ジャンル ミステリー小説
出版社 KADOKAWA
著者 赤川 次郎
ページ数 256ページ
口コミ
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“13歳の少女が体験するひと夏の様々な経験。父が亡くなり、その莫大な遺産を相続した未亡人の母。明らかにその遺産目当てで近づく若い男。その男と母は結婚すると言う。海の別荘で起こる殺人事件。周辺は慌ただしく、きな臭い。大人たちと一定の距離を保ちながら、母の婚約者を事故に見せかけて殺害する。単に財産目当てなら、事故に見せかけて殺害しようなどと思っていたとしても実行はしなかったかもしれない。だが、きっかけとなったのは、友人の聡美が母の婚約者、金沢にレイプされたことだろうと思う。罪や罰については言及していないがこういった終わり方はわりと好み。殺人よ、さようならは続編のようだが、まだ未読。”amazon.co.jpより

14位:三毛猫ホームズの怪談


~内容~

西多摩のニュータウンで子供が次々と謎の事故に見舞われ、近くの猫屋敷の女主人が十一匹の猫とともに殺された。そして第二、第三の殺人が……楽しくてスリリングな長編ミステリ。

(「BOOK」データベースより)

価格 607円
ジャンル ミステリー小説
出版社 角川書店
著者 赤川 次郎
ページ数 383ページ
口コミ
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“三毛猫ホームズ・シリーズの第3弾。おそらくは多摩ニュータウンを参考にしていると思われる、開発が進みつつある郊外を舞台とした作品です。団地が建ち並ぶ土地でも一歩奥に入ると森のようになっているというところが、隔世の感を感じさせますね。その団地から一歩入ったところに通称“猫屋敷”と呼ばれる地主の家があります。その女主人が殺され、同時に飼われていた猫も大量に殺害されます。それ以降、その集落には猫の呪いかと思えるような怪事件が次々と起きるというお話。
『怪談』というタイトルからイメージするような怖い話では決してなく、いつものドタバタ劇なのですが、超自然現象かと思われた事件に論理的な決着が付いた後で、「やっぱり超自然現象だったのかな」と思わせるような謎を残しておく趣向はカーの『火形法廷』を思わせるものがあります。ところで、本作では晴美の仕事シーンが殆ど出てこず、途中までは家事手伝いになったのかなと思ったのですが、前作の舞台となったカルチャー・センターでまだ勤めていることが中盤で明かされます。結構気丈な子なのですね。
amazon.co.jpより

13位:東西南北殺人事件


~内容~

警視庁捜査一課の迷惑男・大貫警部がもたらした驚くべき連続殺人事件の情報。それは何の関連もない三つの事件なのだが、大貫によれば事件の起きたのは全て金曜日、被害者の名字が東・西・南……トーゼン次の金曜日に北某が殺される!? 鼻クソとばしフケとばし、ハタの迷惑かえりみず事件を混迷にみちびく愛すべきアンチ・ヒーロー大活躍の傑作集。

(「BOOK」データベースより)

価格 565円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社
著者 赤川 次郎
ページ数 196ページ
口コミ
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“警察官の大貫と井上の二人組。いいかげんな先輩と,生真面目な新人。生真面目とはいうものの,警察官にしては,ざっくばらんなところもある。本当に、ただ生真面目なだけではやっていけないことが推測できる。
女性の登場するのは,被害者や犯罪者やその関係者だけなのがちょっと寂しい。そのあたりが,三毛猫ホームズシリーズよりも人気がいまいちのところかも。赤川次郎作品は,透明感のある女性の主人公が必須かも。それでも楽しさは、大満足。栗本薫が解説を書いているので星6つにしたいが,指定できないのが残念。
amazon.co.jpより

12位:黒い森の記憶


~内容~

深く黒い森の果て、かつて名医と呼ばれた老人が1人で暮らす山小屋へ、足を撃たれた男が転がり込んでくる。男は、世間を騒がせている連続少女暴行殺人事件の容疑者として追われていた。配達員にすら会わないほど人嫌いのはずの老人は、なぜか男を匿うことにする。同じ頃、老人のもとには差出人不明の不気味な小包が次々と届いていた…。森の見せる悪夢に、人々はなすすべもなく呑み込まれていく。初期の異色サスペンス長編!

(「BOOK」データベースより)

価格 748円
ジャンル ミステリー小説
出版社 KADOKAWA
著者 赤川 次郎
ページ数 288ページ
口コミ
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“余りに面白くて一気に読んでしまった!大変オススメの本です。赤川次郎作の本では傑作の一つだと思います!
amazon.co.jpより

11位:ひまつぶしの殺人


~内容~

世界有数のダイヤコレクションを携えて、謎の石油王橘源一郎が、中東から突如帰国した。そのニュースを知った早川家は大騒動。なにしろ母は泥棒、兄は殺し屋、妹は詐欺師、弟は警察官という偉大なる一家なのだ――。弁護士をしていて、ただ一人まともな圭介の悩みは深まるばかりだ。そんな圭介の心配をよそに、一家の関心は、もっぱら橘の滞在先のS湖のVIPホテルへ……。盗む側と守る側の華麗な知恵くらべの幕が開く!! 人気作家赤川次郎の長編ユーモア・ミステリー。

(Amazonより)

価格 370円
ジャンル ミステリー小説
出版社 角川書店
著者 赤川 次郎
ページ数 358ページ
口コミ
口コミ

“シリーズ物の第一弾です。これを書いている時点で2作目まで読了していますが、こちらの作品のほうが出来がいいと思います。とある5人家族のお話なのですが、それぞれのキャラが濃すぎてドタバタコメディーかと思うほど(もちろん良い意味で)。笑いあり、ドキドキありで最後まで楽しく読めました。
amazon.co.jpより

10位:裁きの終った日


~内容~

大富豪が殺された。高名な犯罪研究家が事件を解明しようとしたその時、犯人と名乗り出た娘婿はナイフで研究家の心臓を一突きに!この事態を皮切りに一族を巡る企みは回り出す。失脚工作、浮気の復讐…様々な思惑や打算が渦巻く中、詳細を黙秘する娘婿は果して犯人なのか?赤川ミステリー初期の傑作長篇。

(「BOOK」データベースより)

価格 591円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文藝春秋
著者 赤川 次郎
ページ数 339ページ
口コミ
口コミ

“あまり赤川次郎を「本格ミステリ作家」として扱う人はいないでしょう(ミステリマニアであれば特に)。そういった人もこの作品を読むと考えが変わるかもしれません。冒頭殺人事件の最終場面から始まり、犯人を指摘しようとした探偵が殺されるシーンから始まります。
その後探偵の息子が事件の再調査を行い新たな展開を見せるというのが本筋。事件を複雑にするためだけに入れたような場面があるのは気になりますが、そういった不満もラストに吹き飛びます。
海外の作品では散見する探偵と××の関係性、というプロットに挑戦した作品で赤川次郎は新本格の先駆者でもあったのだと思いました。
amazon.co.jpより

9位:三毛猫ホームズの追跡


~内容~

片山晴美が受付嬢になった新都心教養センターで事件が……金崎沢子と名乗る女性が四十数万円の授業料を払い、三十クラスの全講座の受講生になった途端に、講師が次々と殺されたのだ。

(Amazonより)

価格 616円
ジャンル ミステリー小説
出版社 KADOKAWA
著者 赤川 次郎
ページ数 352ページ
口コミ
口コミ

“昔、高校生くらいの頃、赤川次郎さんの本にはまってよく読んでいました。三毛猫ホームズは全巻よみましたし、他にも黒いシリーズや、杉原爽香シリーズ、盗んでシリーズ、第九号棟シリーズ、マザコン警部シリーズなど全部好きです^^中でも三毛猫ホームズは大好きで、この本はとても印象深く残っていた本なのですが手持ちの赤川次郎の中になぜかこれがなくて、懐かしさもありまた読みたくもなり購入しました。やっぱり面白いですね~♪石津刑事との出会いの本でもあるので、三毛猫ホームズのシリーズには欠かせない一冊かと思います。
amazon.co.jpより

8位:三姉妹探偵団


~内容~

タイプの違う美人三姉妹を突如襲った火事騒動。辛うじて逃げ出したものの自宅は丸焼け、しかも焼けあとから若い女の全裸死体が出てきて、姉妹は呆然となる。頼るべき父親は出張中なのだ。若い女はいつ屋内に入っていたのか?父親との関係は?魅力的な三姉妹が各自の特徴を生かして活躍するユーモアミステリの決定版!

(「BOOK」データベースより)

価格 565円
ジャンル ミステリー小説
出版社 講談社
著者 赤川 次郎
ページ数 292ページ
口コミ
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“15年ほど前、中学生だった私は夏休みに何を読んで読書感想文を書こうか迷っていて、本屋さんでこの本を見つけました。家に帰り早速読み始めたら、あまりの面白さに夕食を食べるのも惜しいくらい没頭してしまいました。三姉妹の個性とその個性をうまく活かした背景に感心しながらもこの作品をきっかけに赤川次郎という作家を好きになったと同時に推理小説も好きになりました。今は昔ほど多くの本を読む時間はありませんが、いつまでもあの頃の感動を思い出させてくれる作品です。”amazon.co.jpより

7位:三毛猫ホームズの運動会


~内容~

三毛猫シリーズ初めての短編傑作集

(「BOOK」データベースより)

価格 692円
ジャンル 短編集
出版社 角川書店
著者 赤川 次郎
ページ数 434ページ
口コミ
口コミ

“何年ぶりかで読み始めました。あっという間に引き込まれて懐かしさも手伝ってぐいぐい読めます。時代が少し古いのも今とのギャップがあっていいものです。
amazon.co.jpより

6位:マリオネットの罠


~内容~

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない”…森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は?錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史上に燦然と輝く赤川次郎の処女長篇。

(「BOOK」データベースより)

価格 759円
ジャンル ミステリー小説
出版社 文藝春秋
著者 赤川 次郎
ページ数 379ページ
口コミ
口コミ

“恥ずかしながら赤川先生の作品は早川家シリーズしか読んだ事がなく、殺人事件をえらい軽いタッチで書くなぁ〜ラノベなのかな?と思っていたのですが、その印象をいい意味で裏切られました。テンポの良さはそのままに話の展開が私の好みのどストライクでこんな推理小説も書くんだと嬉しく思い、と同時にこれが長編小説処女作と知りびっくり。時代背景が古い為か所々引っかかる箇所もありましたが、最後までページをめくる手が止まりませんでした。他の作品も読みたくなりました。”amazon.co.jpより

5位:セーラー服と機関銃


~内容~

父の死の直後、弱小やくざ目高組組長になった泉。17歳の女子高生親分の誕生とともに、事務所には機関銃が撃ちこまれる。組どうしの抗争、誘拐、殺人…泉は次々とせまる危機に立ち向かう!青春ミステリーの代表作。

(「BOOK」データベースより)

価格 200円
ジャンル ミステリー小説
出版社 岩崎書店
著者 赤川 次郎
ページ数 368ページ
口コミ
口コミ

“映画を見た後原作を読みました。機関銃は、本当に最後の最後で、映画の宣伝場面と印象が違いました。映画がいかに原作を生かしているかが分かりました。親の死にまつわるいろいろな事態と、祖父の死から起因した暴力団の親分に。最後が、誰がどうなったかがよくわかりませんでした。映画好きの赤川次郎ならではの映画なのでしょう。どういう要望を出したのか知りたい。
amazon.co.jpより

4位:午前0時の忘れもの


~内容~

愛していれば、奇跡もきっと起こる―バスの転落事故で湖の底に沈んでしまった死者たちが、愛する人たちに別れを告げるために、午前0時に戻って来た!深夜のバス・ターミナルでの、死者と生者の不思議な出会い。生きることの切なさ、命の輝き、そして人を愛することの素晴らしさを描ききった、赤川ファンタジーの傑作。(大林宣彦監督・映画『あした』原作)。

(「BOOK」データベースより)

価格 704円
ジャンル ファンタジー小説
出版社 集英社
著者 赤川 次郎
ページ数 307ページ
口コミ
口コミ

“赤川さんの作品は愛読しています。いつも思うんですが、スピード感もあるし時代を感じさせないんですよね。新しくはない作品なんですが、今読んでみても全く「時」を感じさせません。この作品も心のずっと奥の方でキュンとするものを感じてしまいました。”amazon.co.jpより

3位:ふたり


~内容~

お姉ちゃんは高校二年までしか生きなかった。でも、私が来年高校一年になり、二年になり、三年になったら、私はお姉ちゃんの歳を追い越してしまう。それでもお姉ちゃんは、ずっと私の中にいてくれる?死んだはずの姉の声が、突然、頭の中に聞こえてきた時から、千津子と実加の奇妙な共同生活が始まった…。妹と十七歳で時の止まった姉。二人の姉妹のほろ苦い青春ファンタジー。

(「BOOK」データベースより)

価格 605円
ジャンル ファンタジー小説
出版社 新潮社
著者 赤川 次郎
ページ数 304ページ
口コミ
口コミ

“大林監督の映画をみた後で、原作を読みました。原作を読んで改めて映画はファンタジックに作ってあることがよくわかりました。原作は、無論ファンタジーには違いないのですが、「愛するものとの永久の別れをしなければならなくなった人たちの心の行方」がしみじみと描かれているように思えました。この物語では、姉妹の姉が突然いなくなってしまい、妹の中に現れるのですが、姉妹ではなくとも愛する人を失った時、しばしば人の心に生き続ける場合があるように思います。生きている側は、忘れることが悪いと感じていますが、亡くなった側は少しづつ忘れて欲しいと願っているのかもしれません。そしてある時、その人は姿を現さなくなる瞬間がやってきます。そうやって我々は日々この世を生きているのかもしれないな、という感想を抱きました。とても読みやすく親しみやすい文章です。”amazon.co.jpより

2位:死者の学園祭


~内容~

武蔵野にある手塚学園。この一角にある立ち入り禁止の部屋に、3人の女子高生の姿があった。軽いいたずらを仕掛けるためだったのだが、彼女たちは気づかなった。背後に冷酷な視線があることを。そして、3人は次次と謎の死を遂げる―。クラスメイトの死に疑問を抱いた結城真知子は、1人で捜査に乗り出した。学園に忍び寄る恐怖の影に立ち向かう、女子高生探偵の活躍を描く青春サスペンス・ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

価格 616円
ジャンル ミステリー小説
出版社 KADOKAWA
著者 赤川 次郎
ページ数 272ページ
口コミ
口コミ

“面白かったー!最後ちょっと涙が滲みました。私が赤川次郎の作品を好きになったきっかけ?の作品だった気がする。小学生の頃に読んで、懐かしく読み始めました。読んで行くうちに、少しずつ自分で推理をしつつも、なかなか結末がわからないちょうどいい展開でした。事件の種明かしを演劇で公開するところがいいですね。
amazon.co.jpより

1位:三毛猫ホームズの推理


~内容~

時々物思いにふける癖のあるユニークな猫、ホームズ。血、アルコール、女性と三拍子そろってニガテな独身刑事、片山。二人のまわりには事件がいっぱい。三毛猫シリーズの記念すべき第一弾。

(Amazonより)

価格 704円
ジャンル ミステリー小説
出版社 KADOKAWA
著者 赤川 次郎
ページ数 368ページ
口コミ
口コミ

“さすがに面白いです。赤川次郎さんは、やっぱり天才ですね。最初からこれだけのミステリーを創造していたわけですから。改めて記念すべき三毛猫ホームズの第一作を読めば、赤川さんはずっと楽しんで創作してきたのだろうなと感じられました。最初から読み手の想像を超えるストーリー展開と、先に先にとひっぱてゆく魅力的な文体は読んでいて楽しいです。
amazon.co.jpより

赤川次郎の小説のおすすめの選び方

シリーズで選ぶ

三毛猫ホームズシリーズ 

赤川次郎,おすすめ,三毛猫ホームズ

三毛猫ホームズシリーズは赤川次郎さんの数あるシリーズでも代表的な作品と言えるでしょう。主人公である片山義太郎の飼い猫であるホームズが活躍する話です。女性恐怖症で捜査一課のの刑事にもかかわらず血液が苦手な片山義太郎、片山の妹で行動的で活発な片山晴美、晴美に好意を寄せ気がやさしく馬鹿正直な石津刑事など個性的な登場人物がコミカルに事件を解決していくのが特徴です。コミカルな作風ですが、本格的で上質なミステリー小説である点も人気の秘密の一つです。

三姉妹探偵団シリーズ 

三姉妹探偵団シリーズは放火によって家を失ったのがきっかけで、探偵を始める物語です。赤ユーモアにあふれ読みやすい赤川次郎さんの特徴はこのシリーズも健在です。おっとりものの長女佐々木綾子、しっかりもので気の強い次女の里子、ちゃっかりもの三女の珠美の三姉妹同士や他の登場人物との掛け合いが面白いシリーズです。

幽霊シリーズ 

幽霊シリーズは赤川次郎さんのデビュー作である「幽霊列車」から続く赤川次郎さんが手掛ける最も古シリーズです。女子大生の永井夕子と中年男性である宇野警部が活躍するシリーズです。恋人同士でもある彼らの世代間からくるズレのような会話がおかしく思わずクスリとなるシーンも多くあります。永井夕子に振り回される宇野警部と赤川ミステリーの特徴である意外性が見ものです。

大貫警部(四文字熟語)シリーズ 

赤川次郎,おすすめ,警察

タイトルが四字熟語で形成されているのが大貫警部シリーズです。警視庁一の迷惑男と言われる大貫警部とそれに振り回される井上刑事が活躍するシリーズです。作者の赤川次郎さんが「なぜ警部に昇進できたか分からない」と語らせるほど言動が滅茶苦茶で、常識人である井上刑事との掛け合いが魅力のシリーズです。

華麗なる探偵たち(第九号棟)シリーズ 

舞台である「第九号棟」は何らかの理由で外に出たくない患者を監禁する施設です。そこを舞台に自分をシャーロックホームズやルパンなど歴史上に人物や架空のヒーローと思い込む主人公たちが事件を解決していくストーリーです。

杉原爽香シリーズ 

杉原爽香シリーズは1998年から毎年一冊ずつ刊行されているシリーズです。特徴的なのは主人公の杉原爽香が刊を重ねるごとに1つずつ年を取る事です。シリーズの最初の作品は「若草色のポシェット」では15歳だったのが、最新作の「焦茶色のナイトガウン」では47歳になっています。シリーズの中で結婚や出産を経験したりとシリーズを追うごとに登場人物の人間関係が変化していくのが魅力です。また、登場人物が巻を追うごとに成長していく姿も見どころの一つです。ちなみにシリーズの見分け方はタイトルに色がついている事です。

子子家庭シリーズ 

四人家族の父親と母親がある日突然姿を消し、子供だけの生活が始まります。つまり子供二人の家族が子子家庭というタイトルの由来です。様々なトラブルに巻き込まれながらも弟姉で乗り越えていくストーリーです。家族愛とは何かを考えさせてくれるシリーズでテレビドラマになるほど人気のあるシリーズです。

早川一家シリーズ 

早川一家はごく平凡な家族のように見えて裏の顔をもつものばかり集まった家族です。美術商の母親は大泥棒の親分、ルポライターの長男は殺し屋、デザイナーの長女は詐欺師という家系で一方で次男は弁護士、三男は刑事という家族です。その家族が殺人事件に巻き込まれる話です。

吸血鬼シリーズ 

赤川次郎,おすすめ,吸血鬼

吸血鬼シリーズは少女向けのライトノベルのレーベルであるコバルト文庫から出版されたシリーズです。吸血鬼のフォン・クロロックとその娘である神代エリカが繰り広げるミステリーコメディ作品です。コバルト文庫から出版されている事もあり、ミステリーよりもコメディ要素が強くラノベ向けの作品と言えます。また、シリーズが進むにつれて進学や結婚などを経て環境が変わり成長していくのもこのシリーズの特徴です。

悪魔シリーズ 

悪魔シリーズは花園学園高校に通う女子高生3人が様々な事件でを解決するストーリーです。タイトルに悪魔がつくことから悪魔シリーズと言われていますが、実際に悪魔が登場するわけではありません。人間の心の中に住む悪魔性を表していると言われています。

鼠シリーズ 

鼠シリーズは江戸時代の大泥棒鼠小僧を描いた時代小説です。ミステリー物を多く執筆する赤川次郎さんにとって時代小説は新たな領域のジャンルといえるでしょう。時代小説と言っても基本はミステリーで数々の難事件を解決していきます。赤川次郎さんの一味変わった作品を味わいたい方におすすめです。

セーラー服と機関銃シリーズ 

赤川次郎,おすすめ,セーラー服

セーラー服と機関銃は1981年に薬師丸ひろ子さん主演で当時、かなり話題になった作品です。ヒロインの星泉の決め台詞である「か・い・か・ん」は当時の流行語になったほどです。物語は星泉が弱小暴力団の組長になる話です。薬師丸ひろ子さん主演の映画化以降も何度かテレビドラマ化しています。セーラー服と機関銃の2作目である「卒業」も面白い作品ですので併せて読む事をおすすめします。

メディアミックス作品を選ぶ

ドラマ化 

赤川次郎さんの作品は様々な作品がドラマ化しています。三毛猫ホームズシリーズや三姉妹探偵団シリーズ、鼠シリーズなどシリーズ作品もドラマ化しています。ドラマ化された作品は小説にはないドラマオリジナルのストーリーがあったり、逆に小説でしか読めないエピソードがある事が多いです。小説とドラマの違いを楽しむのがおすすめです。

【2023年最新】ドラマ化した小説のおすすめランキング10選
【最新版】ドラマ化した小説のおすすめ人気比較ランキングトップ10です。各ドラマ化した小説のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめのドラマ化した小説をあなたにお届けします。

映画化 

赤川次郎さんの作品は多くの作品で映画化もされています。最近では薬師丸ひろ子さん主演で大ヒットした「セーラー服と機関銃」の続編「卒業」が2016年に映画化されています。映画と小説の違いを楽しむのが映画化された小説の醍醐味と言えるでしょう。また、映像化された作品をみる事で小説の世界のイメージ化がしやすいのも魅力です。

【2023年最新】映画化した小説のおすすめ人気ランキング10選
【最新版】映画化した小説のおすすめ人気比較ランキングトップ10です。各映画化した小説のあらすじや価格情報からクチコミやレビューまでを徹底的にランキング形式でご紹介!みんなが選んだおすすめの映画化した小説をあなたにお届けします。

舞台化 

赤川次郎さんの作品は舞台化された作品もあります。その中でも有名なのは「夢から醒めた夢」でしょう。「夢から醒めた夢」は赤川次郎さんが自身の娘さんのために書いた絵本です。「夢から醒めた夢」は劇団四季によりミュージカル化されています。劇団四季のミュージカルは圧巻です。DVDやCDも発売されているので、気になる方は原作と併せてミュージカルにふれるのをおすすめします。

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ゲーム化 

赤川次郎さんの作品は幽霊シリーズや三毛猫ホームズシリーズなどゲーム化された作品も多くあります。一時期ゲーム業界ではホラーノベルが流行した時期があり、その時期に赤川次郎さんのホラー作品も多くゲーム化しています。「魔女たちの眠り」「夜想曲」「月の光」などがそれに当たります。赤川次郎さんはコミカルなミステリー小説のイメージが強いと思いますが、ホラー小説は心理的恐怖を揺れ動かし本当に怖い作品が多いです。ゲームは古いものが多く今では手に入りにくいものが多いですが、ホラー好きな方はゲーム化されたホラー小説を読んで見るのはおすすめです。

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文学賞受賞作品を選ぶ 

赤川次郎さんは「悪魔に捧げるレクイエム」で角川文学賞、「東京零年」で吉川英治文学賞を受賞しています。直木賞にも候補作が何度か上がった作品もあります。また、推理小説の発展に貢献した作家さんに贈られる日本ミステリー文学賞も受賞しており、日本の代表するミステリー作家であることを証明しました。賞を受賞した作品や候補に上がった作品はそれだけ評価の高い作品といえるので、赤川次郎さんの作品で何を読むか迷っている方は文学賞受賞作候補作を読むのをおすすめします。

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小説の長さで選ぶ

長編小説 

赤川次郎さんの小説は非常に読みやすいものが多く長編小説でもスラスラと読めてしまう事もあるでしょう。読むのが早い方は一日で2冊や3冊読める方もいるかと思います。シリーズ物の名作が多い作家さんなので、まとまった時間がある時はシリーズをまとめて読むのをおすすめします。

短編小説 

短編小説は学校や仕事の休憩時間、通勤中など隙間時間に読むのがおすすめです。赤川次郎さんの短編は読みやすいのでちょっとした時間でも読み進める事ができるでしょう。意外性があり驚かせる結末が多いのも特徴です。時間のあまりない方や、意外性のあるラストで驚きたい方は短編がおすすめです。

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赤川次郎の小説のおすすめまとめ 

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今回は赤川次郎さんのおすすめ作品と作品の選び方について紹介していきました。赤川次郎さんの作品はユーモアにあふれ読みやすい作品が多いです。あまり読書する機会がなかった方は是非、赤川次郎さんの作品を手に取ってみてください。読書の喜びやミステリーの楽しさを知ることができるでしょう。

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